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ひめゆり
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『ひめゆり』に投稿された感想・評価


宮本亜門の、『私の一生のお願いです。「ひめゆり」を観てください。出来れば世界中の人に観てほしい。』という主旨の文を目にし、観に行った。
ひめゆり学徒隊“の生存者22名の証言を13年かけて おさめたドキュメンタリー。
現存する当時の映像と、おばぁ達の証言。現実に体験した本人しか語ることの出来ない、生々しい証言の連続。胸が締め付けられ苦しく辛かったが、観る事が出来て本当に良かったし、作品に携わった人全てに感謝したい。
当時を知る人たちが高齢となり証言出来る人が少なくなって行く中で、このような記録を残してもらえた意味。有難く思う。実際22人のうち、3人が完成を待たずに他界されている。機会があれば、多くの人に観て欲しいと思う。
Moomin
4.0
確かにひめゆり学徒さん達の話は凄まじく、どれもこれも衝撃たるものだった しかしドキュメンタリー映画の手法として見た時、もう少しひねりが欲しいというかテンポを変えて欲しいというか、もっと伝え方があったのではないかと観てて思った

是枝さんのCoccoさんの方を先に観ていたので、逆だったら良かったなって後悔した…
沖縄で地上戦が勃発した終戦前、女子学校の者達が兵士の看護役として戦場に引っ張りだされた(ひめゆり学徒) 彼女たちは赤十字の旗の下ではなく、銃撃戦のど真ん中で業務を課された 数十年経った今でも覚えてる程の荒治療 苦しむ兵士達の叫び声
何よりも彼女たちを苦しめたのは、アメリカ兵に濠が包囲された状態で出された「解散命令」 逃げ惑うしかなくなった彼女たちは看護していた時より数十倍の犠牲が出た 又、無残に殺される姿を目撃し手榴弾を求める人もいたとか
そんな彼女たち 死の極限に生きる者たちが絞り出す言葉や歌は何であったのか

「生き残ってごめんなさい」
真っ当から否定できる言葉ではないから
「語り継いで頂きありがとうございます」と伝えたい
そしていつかひめゆりの塔を自分の目で見てみたい
kyoko
-
「ハクソー・リッジ」鑑賞の前に観ようと決めていた映画。

沖縄慰霊の日、劇場は老若男女、様々なお客さんでいっぱいになった。監督も一緒に鑑賞。

日本で唯一地上戦が行われた沖縄。15歳から19歳の女学生が陸軍病院の看護要員として派遣された場所は、至近距離で弾丸が飛び交う前線近くの壕だった。

最初はその壮絶な光景に絶句し、怯え、泣きながら遺体を埋めていた彼女たちも、次から次へと積まれる遺体を前に何も感じなくなる。
切断した腕をゴミ箱に捨てに行く途中、通りかかった兵士に「おまえ、すごい女だな」と呟かれた。自分はまともな人間ではなくなってしまったのだなと、愕然としたという。

人間が簡単に人間でなくなってしまう世界。

首里城陥落後、陸軍病院解散命令が出る。まわりを米軍が取り囲む中、あとは自分の判断で行動しろといきなり放り出されたのだ。
逃げる途中米軍に撃たれた。鬼畜米兵のイメージを刷り込まれて捕虜になるならと自害した。犠牲者のほとんどはこのとき死亡したものだ。せめて、捕虜になることを選択できていれば、と思う。

証言者たちは、自分だけが生き残ってしまった罪悪感から口を閉ざし続けていたが、このまま何も言わず闇に埋もれさせていいのか、と思い始める。
死んでしまった友人たちが死の直前に叫んだのは「お母さんに会いたい」だった。あのとき確かに「生きたい」と思っていた彼女たちの生の証を自分たちは伝えなくてはならないのではないか。そうしてひめゆり祈念資料館が作られ、この映画が撮られたのだ。

高齢化により、証言者からその生の声を聞くことはいずれ叶わなくなる。後世に伝えるためにも、これは日本人として観ておかなくてはならない映画だ。
そして二度と繰り返してはならない。

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