わたしはわたし ~OL葉子の深夜残業~の作品情報・感想・評価

「わたしはわたし ~OL葉子の深夜残業~」に投稿された感想・評価

daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.0
小さな出版社の編集部で働く葉子(市川まさみ)は、人とコミュニケーションをとることが苦手で男性恐怖症、真面目だけが取り柄の地味なOL。 しかし最近どうも体の調子がおかしい。しっかりと睡眠を取ったはずなのに、勤務中に強烈な睡魔に襲われたり、毎日異常な倦怠感を感じている。 そのせいで仕事ではミスを連発、ただでさえ地味な葉子に厳しい編集長には毎日怒鳴られている。 そんなある日、葉子は突然見知らぬ男に声を掛けられる。「君のことをもう一度抱きたい」「忘れられないんだ」と男に迫られ、その場を逃げ出す葉子。 やがて葉子は、自分が眠った真夜中に別の人格=ヨーコが、男たちと一夜限りの関係を楽しんでいることを知る。 ヨーコの存在はやがて葉子の日常を侵食し始めるのだが、葉子はヨーコと交換日記を通じて、意思の疎通を図ろうと思いつく。 こうして葉子とヨーコ、私と私の奇妙な交流が始まる・・・。 
昼と夜の人格。理性と欲望。現実の自分と知らない自分。ふたりの自分が交流することによって、女性の魅力を発揮してたくましく生きていく女性目線の女性映画として楽しめる。ふたりの自分を巧みに演じ分けた市川まさみの魅力と演技が、よく出ている。葉子と親友の飾らない女同士の友情も、爽やか。ふたりの自分がひとつになることで、葉子が女性として成長していく終盤の展開が、大人の青春ドラマという感じで、爽やかな後味。特に女性が見ると楽しめる女性目線のセクシー映画。
城定秀夫監督という事でトリッキーなムーブに期待し過ぎたか。

iPhoneの目覚まし音が同じで焦った。
そういう事ありますよね。

12月公開の「新宿パンチ」はスクリーンでチャレンジしてみようと思う。
地味な下着をポーーーン!!
Tバックをスルスル〜♪
(夜の街へGO!!)

「城定秀夫(じょうじょうひでお)」監督作品は、「妹がぼくを支配する。」「マッドムービー」に続き3作目の鑑賞です。
(「妹が〜」は過去レビューにありますので、よろしければお読み下さいね〜)

みなさん、市川まさみってご存知ですか?
(TSUTAYAのアダルト女優ランキング入りをしているセクシー女優さんです)

2015年に「可愛すぎるSOD社員AVデビュー」として一世を風靡しました!
(眼鏡が似合う清楚系の美人さんですよ)

ま た S O D か !!(笑)
(てへへ…好きなもんで)

いつも変態的…じゃ無い!
独創的なレビューをされている片腕マシンボーイさんに勧められ、借りてまいりました〜♪
(ご紹介、ありがとうございます〜)

あらすじは…
小さな出版社の編集部で働く葉子は、人とコミュニケーションを取る事が苦手で男性恐怖症、真面目だけが取り柄の地味なOL。
しかし最近どうも体の調子がおかしい…
強烈に襲われる睡魔と闘いながらも眠ってしまった葉子は、別の人格=ヨーコが、男たちと一夜限りの関係を楽しんでいることを知る…
というお話。
(いわゆる二重人格モノですね)

よくあるパターンでは、昼人格と夜人格が生存を掛けて争う流れなのですが…
意外や意外、2つの人格は交換日記を通じて仲良くなって行きます(笑)
(嫉妬やドロドロとかは皆無でしたよ〜)

途中からは、昼の葉子が抱えているトラウマを克服する流れに移ります。
(男性恐怖症は、過去に観たAVに原因がありました)

市川まさみちゃんは可愛かったのですが…
男性陣や、トラウマの改善方法に少し不満が残る結果となりました(笑)
(学ランとセーラー服って「冬のソナタ」か!!)

でも、女性にも観易い内容だと思いました。
アダルトコーナーに入らなくても探せますよ〜♪
(ジャンルは「邦画 エロティック」今現在は準新作です)

深夜ドラマのクオリティを軽く超えている出来ですので、モンモンとして眠れない夜にレンタルしてみてはいかがでしょうか?(笑)
(お前と一緒にするな)

最期に…
「ひんぬー祭り」開催のお知らせ
(「ポッピンQ」「ハートビート」に続き、1年6ヶ月ぶり3度目)

いやー、この手の映画にはバランスを取る為の「きょぬー要員」が用意されるものですが…
(市川まさみちゃん1人が頑張ってた印象です)

それさえあれば、4.0超えもあっただろうに…
(そんなに!?)

さて、RIONちゃんでも鑑賞して体内の毒素を排出させますか…
(デトックス、デトックス〜)
ふに

ふにの感想・評価

4.2
市川まさみの演技力すごいね。それを引き出す監督はやはり城定秀夫。
昼と夜の別人格同士の友情物語としても見れるユニークな作品。2018年作だけあってか、映画のルックも堂々としている。文芸映画的な見た目に仕上がっていて。
メジャー映画の監督しないのかなぁ、とか。
よっしゃあ!大好きな城定監督ですが、これは…これは…「韓国に嫁いだ女」に並ぶ城定作品の最高傑作だ!

出版社に勤める地味〜なOL葉子
最近寝ても寝ても寝足りないし、道を歩いていると見知らぬ男が馴れ馴れしく話しかけてくるし…
実は葉子には昼のわたしの知らない夜のわたしがいるのだった、って話

いや〜、エロいいなぁ!なんか久々に城定監督のエロいい話が炸裂した気がする
まぁ言うたらよくある二重人格ものなんですがね、城定マジックにかかるとこうも可愛らしく暖かいエロ映画になるとわ…城定秀夫マヂ天才!

地味で人付き合いも下手でエロに嫌悪感を抱く昼葉子と、派手で社交的でエッチが大好きな夜葉子
正反対なふたりが交換日記でするやり取りの可愛らしさ
まぁ、地味っ子な昼葉子からすれば、寝ているハズの間に好き放題する夜葉子は迷惑でしかないはずなのですが、自分に無いものを補うような存在である夜葉子のことを憎みきれず、奇妙ながら微笑ましい関係を気づいていく

逆に夜葉子はといえば、何をやっても不器用な昼葉子が自分と同じ存在だということに納得がいかない、下劣な上司にはナメられっぱなし、好きな相手には気持ちを伝えられない、ダメな昼葉子のために夜葉子は一肌脱ごうとするのだが…

ヤリマンで突飛な行動ばかりする夜葉子も、奥手で不器用な昼葉子も、結局は同じ葉子で、その本質はメチャいい子で可愛らしいんですわぁ
特に夜葉子のサポートもあり好きな人と良い感じになれた昼葉子の可愛らしさな!しかもメガネっ娘、キュン!

昼葉子、夜葉子を演じる市川まさみちゃんの演じ分けも素晴らしく、それぞれ全く逆のキャラクターを魅力的に演じていて良かったです!とりあえずエロ動画さがしてみるわ!
城定監督の作品出るセクシー女優さんってみんな演技上手いよなぁ、いろんなエロ映画観てると酷い演技の方結構いるけど
上手い女優さんをキャスティングしているのか、引き出してるのか?

糞みたいな大作を量産するポンコツ監督が日本に世界に数いる中、日本のインディ映画にはこんな優れた良作を続々生み出す天才監督がいる事を誇りに思う
心も股間も暖かくなりたいあなた!是非本作を観れ!
m

mの感想・評価

4.9
‪エロ恐怖症の気弱な女性編集者の中に夜の間だけ目覚めるもう一つの奔放な人格が出現して、知らぬ間に夜毎男を漁り始める。寝不足に悩まされる彼女はもう一人の『わたし』に対して、なんと交換日記で交流を図る。『わたし』と『わたし』の奇妙で微笑ましい関係が始まる。世界一ハートフルでチャーミングな二重人格ものが誕生、大傑作!!

これは本当に素晴らしい女性映画‬。夜の『わたし』が昼の『わたし』を叱咤激励して助ける関係性が実に魅力的で良い。
主人公と同僚の女性との安易に対立に陥らない友情もまた素晴らしくて、特に中盤の屋上で二人が爆笑し合うシーンが最高。この映画、女性達の関係性が本当に良い。


主人公を演じる市川まさみはあまり演技が巧くはないのだけど、彼女の不器用だけど一所懸命で、でも妙に呑気な演技と小悪魔的なルックスが、絶妙にこの主人公(達)に呑気なチャーミングさを付与していて良い。
同僚役を演じる美村伊吹の人間臭い安定感も抜群に良い。


日本映画界の隠れた鬼才・城定秀夫監督の手腕がいつもながらに見事で、演出・脚本・編集全てにおいて城定監督らしいユニークなセンスと優れた技術(いつもながらのジャンプカットの鮮やかさに人格入れ替わりの瞬間のバリエーション!)、ユーモラスで複雑な人間観と愛が迸っている。本当に名監督。定番の並走や自転車も健在。
至る所でごく微かにカメラが揺れ続けている細かい撮影の工夫も良い。

鮮烈な幕切れに思わずスタンディングオベーションしたくなった。こういう女性映画が日本映画にもっと増えると良い。
mash1966

mash1966の感想・評価

3.0
http://mash1966.hatenadiary.com/entry/20180316/1521198945