『陸軍前橋飛行場~私たちの村も戦場だった』は、「陸軍前橋飛行場と戦時下に生きた青少年の体験記」(鈴木越夫著)をもとに、戦時中に住谷 修さんが克明に記録した「村日記」を清書して今に伝える息子の住谷佳禹さんを始め、当時を知る人々の証言を丹念に収録し、国内外の当時の映像を駆使した貴重な記録である。監督の飯塚俊男は、知られざる地元の歴史を後世に伝えようと本作の製作を決意。飯塚の意図に賛同して、ベテランカメラマンの重枝昭典、構成編集は腕利きの鍋島惇と、一流の技術陣が脇を固めて完成に漕ぎつけた。 戦争終結から70年以上。戦争体験そのものが風化していきそうな今こそ、当時を生きた方々の証言や記録を子どもたちに語り継ぎ、二度と同じ道を歩むことのないように願って製作された力作である。
昭和20年3月。窮地に立たされた日本軍は、勤労奉仕と称して沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の若い女性たちを戦争の最前線へ送る。日本軍のため、必死に働くひめゆり部隊。しかし、米軍の…
>>続きを読む米軍が上陸し、民間人を含む20万人余りが死亡した沖縄戦。1944年の晩夏、42名の「陸軍中野学校」出身者が沖縄に渡った。北部で展開されたゲリラ戦やスパイ戦などに動員されたのは、まだ10代半…
>>続きを読む今までマスコミなどで被爆体験を話したことがない被爆者の方々の新たな証言※1をドキュメンタリー映画化。今までも多くのアーカイブが残され、もう語ることができる体験者はいないだろうと言われて久し…
>>続きを読む日本で唯一の地上戦が行われた沖縄。その凄惨な戦闘をほとんどの日本人が知ることなく、77年の年月が経とうとしている。本土への疎開のため多くの子供達が乗った対馬丸がアメリカの潜水艦によって撃沈…
>>続きを読むすでに日本の敗色濃厚だった1945年1月31日、一人の男が沖縄の地を踏んだ。戦中最後の沖縄県知事となった島田叡(しまだ・あきら)である。 沖縄戦を生き延びた住民とその遺族への取材を通じ、こ…
>>続きを読む太平洋戦争末期。勝利を目前にしたアメリカを大混乱に陥れた、たった一機の戦闘機。「悪魔」と呼ばれたそのゼロ戦は米軍最強の空母艦隊による一斉射撃・百万の銃弾をくぐり抜け、包囲網を突破してみせた…
>>続きを読む第二次世界大戦下のイギリスを襲った大空襲、通称ブリッツ。当時を知る人々の証言と色鮮やかに復元された記録映像を通して歴史を鮮明に映し出す、臨場感あふれるドキュメンタリー。 Netflixで配…
>>続きを読む写真提供:アムール