シネマ歌舞伎 第6弾 その②

二本立てのもう一本。
こちらは、もっと船を漕いで沖の方まで行ってしまった私。。
舞を堪能できたはずなのに、勿体ない！

殆ど記憶もないので、記録のみ。
　
中車さんが出ていたのも朧げという。。😅

ただ、楊貴妃になられた玉三郎様の輝くような美しさは、船の上からチラチラと見えました。。

（クラシックコンサートでも居眠りはたまにやってしまうのだけれど、良い芸術作品からは強〜いα波が出ているのではないか？と思う…）



＊＊小さなつぶやき

コロナ禍の鑑賞はドキドキものだけれど、平日のお昼だし、二重マスク、飲食しない、消毒こまめに…と完全防備で挑んだだけに、寝てしまったのは何とも残念。。😣
劇場はガラガラかと思いきや、いつもよりは少なめだったけど、平日の割にはそれなりの人出だったかな（シネマ歌舞伎は元々満席になることはまずないし）。
三密を回避して気をつけつつ、ワクチン2回打っているのだから（もう半年経つけど💦）必要以上に経済は止めたくない。
ワクチンを打てない方は辛いけれど、薬ができるまで何とか持ち堪えたい所。。

早く、本当の春よ来い❗️

• #シネマ歌舞伎@
• #玉三郎@
• #f分の1揺らぎ体験

シネマ歌舞伎二本立てでこちらもまた華やかで初心者が「？」にならないような的確な解説付き。翡翠のかんざし、美しい。

あの世に旅立った楊貴妃へ存命の玄宗皇帝からの尽きぬ思いが届き、彼女もまた尽きぬその思いをあの世から届けようとする。

立ち姿、舞い姿が第一級の芸術品のような玉三郎さんの美しさをただただうっとり堪能する作品。ちょっと中国風だけど、ベースは日本舞踊と琴の音のとっても日本的な優雅な美。薄衣と役者二人だけのミニマムで夢みたいな舞台の世界観好き。

玄宗皇帝が天国の楊貴妃に会うべく、あの世とこの世の媒介者に頼んで交信を交わす物語。

目尻に引かれた紅色と冠、後ろを振り返るたびにツヤツヤ光る楊貴妃の長い黒髪をじっくりと眺めさせていただき、恍惚感を得ました。扇子2個持ちで舞う部分も、私もエネルギーが共鳴して踊り出しそうになるくらいでした。

楊貴妃が現れるまで、舞台上の二重の幕が開く構造になっていて、あの世には簡単にたどり着けないことを表しているんだろうなと思いました。