外科室の作品情報・感想・評価

「外科室」に投稿された感想・評価

mtmt

mtmtの感想・評価

3.5
「私は心に一つ秘密がある。眠り薬はうわ言を言うと申すから、それが一番怖くてなりません。」泉鏡花原作小説の映画化作品。歳を重ねても可憐な吉永小百合と正統派美男子加藤雅也の共演。そして今監督は五代目坂東玉三郎。邦画というより純和風映画。泉鏡花らしいロマンティズムと冷んやりする怖さがよく表されていたと思う。
玉三郎の美しき趣味の世界。彼の世界を垣間見ることができただけで至福を感じられる。玉三郎本人ほか歌舞伎役者の面々がカメオ出演していた。
櫻

櫻の感想・評価

-
泉鏡花の原作を壊さぬまま映像化されていて良い。

麻酔剤は眠っているうちに譫言を言わせるから、麻酔はしないでそのままメスを入れてくれと頼む夫人。途方もない痛みよりも、大切な秘め事があるなんてどんな気持ちなんだろう。夫人の肝の強さにひどく感服する。麻酔剤を頑なに拒む夫人と、それを聞き入れてそのままメスを入れる医師。そこでふたりの間で交わされる会話。死を前にして、真実を知ることになる切なさに心が苦しくなる。忘れることのない血の匂いのする別れ。

夫人役の吉永小百合の浮世離れしたはかなげな横顔。それを反射させる水面が光っていて美しい。余韻が夢のように、波紋になって広がっていく。
Timmy

Timmyの感想・評価

3.8
講義で鑑賞。

吉永小百合と加藤雅也の魔物のような美しさ。銀幕のために生まれてきたような人たちだ。

中井貴一は声が素敵。

こういった作品ならではの映像美だが、やはり泉鏡花の文章から立ち昇る色気には勝てない。

映像と小説とどちらもそれぞれの良さがあるが、あんまり美しいものを見ると俺はキャパがオーバーするから、小説の方が好きかなぁ。
吉永小百合と加藤雅也がほんとうに美人で綺麗だった。小説の方が好き。

坂東玉三郎さんは本当に泉鏡花がお好きでらっしゃるんだと思うんですが、この映画はそこまで良くはない。泉鏡花の本の玉三郎を観に歌舞伎座に行くのが良いのかな〜と『わが心歌舞伎座』を観て思った。
C

Cの感想・評価

-
超プラトニック純愛好きだ。とにかく吉永小百合も加藤雅也もうつくしすぎる。昔の映画なのに色褪せない凄み
Svv

Svvの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ひとめぼれに始まる恋が、いつしか愛となり、死によって帰結・完結する究極の純愛。原作に感動した流れで映画版があるのを知って観た作品。
かかし

かかしの感想・評価

3.4
吉永小百合も中井貴一も若い。
若い頃の加藤雅也なんて震えるほど端正な顔立ち。
泉鏡花の原作に沿った理想的な映像表現。雅で煌びやか。初めから最後までテンポと調和のとれた作品。
撮影場所の小石川植物園へ行くと今でも2人が一目惚れした道が残っていてタイムスリップしたような心地になれる。
ヒデ

ヒデの感想・評価

3.4
究極の一目惚れってこういうことか、と思った。
50分の短い映画だけど耽美な映像が心に残る。吉永小百合はやっぱり偉大だ。
Bluefi

Bluefiの感想・評価

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原作も映画もものすごく感覚的、耽美的な作品。
すごく心に残る。
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