マニ(キム・ミニ)は、韓国の映画会社の社員として、カンヌ映画祭に来ている。女社長ナム(チャン・ミヒ)からの信頼も厚い有能なベテラン社員だ。映画祭も真っ只中、社長からカフェに誘われたマニは、唐突に不誠実だといわれ、仕事を辞めて帰国してくれと言い渡される。マニは、滞在していたアパートも追い出され、予定の帰国日を変更することもできず、一人カンヌに残ることにした。 音楽教師をしているフランス人女性クレアは、カンヌ映画祭に初めてやってきた。趣味はカメラ。それも自分が一度シャッターを切った相手はもう別人になるという自説を持つ、不思議なオーラを放つ女性だった。 カンヌに来た早々、クレアは韓国人の映画監督ソ(チョン・ジニョン)と知り合う。気があった二人は、製作会社のナム社長と三人で食事をすることになった。二人をカメラに収めたクレアはカメラの自説を披露して、一人先に店を出ていく。 明日は映画の公式上映だ。ナム社長は、ソ監督が自分よりずっと若いマニと火遊びしたことをもっと責めたいところ、クールな対応をしたつもり。だが、クレアが店を出ると、したたか酔い始めたソ監督はナム社長に男女の関係を清算したいと切り出し始める。 海岸沿いをぶらついていたマニは、食事を終えてふらふら歩いてきたクレアと出会う。意気投合し、マニはクレアが撮った写真を見せてもらう。そこには意外な人物が映っていた。それはソ監督とナム社長だった。ようやく理不尽な解雇の原因が分かったマニは、クレアと一緒に首を言い渡されたカフェへ向かう。一部始終を聞いたクレアはカメラを取り出し、マニに向かって同じ場所でシャッターを切った。 そしてカンヌ映画祭最終日。すべての仕事を終え、映画祭期間中の事務所の備品をテキパキとパッキングしているのはマニだ。どうやら元の仕事に戻ったらしい。となると、あのクレアのカメラは本に・・・・・・。
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