先行する短編『リスト』と全く同じ導入を使いながら、そこから別の物語へと派生させる今作。ホン・サンスのこの無邪気な発想が、彼の作品群を互いに干渉させ、時に鑑賞者の内に化学反応を起こしてしまう。
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『クレアのカメラ』同様、異邦人であるイザベルユペールがそこに同居することで生まれる軽やかさが心地よい。言語の壁で疎外されることで、むしろ土地に縛られていないファンタジックな属性が付与されていて、簡単…
>>続きを読むアンヌを軸とした三つのパラレルワールドをユペール嬢が嬉々として演じる。失礼ながらよくぞ引き受けたものだとも思うが、世界観に完全に馴染んでいるのは流石というか、もう参りました。公衆トイレの前のテントと…
>>続きを読むイザベルユペールが3人のアンヌを演じる、文字通りの3人のアンヌ。それ以上でも以下でもなく、やはり男は情けなくだらしない。
焼酎ばかり飲み、タバコばかり吸っている。
のんびりした田舎のビーチ。
どこが…
アマプラで鑑賞。仕事や私生活があわただしく、なかなか映画館に足を運ぶ機会がないような時期に、長さが90分以内で、劇的な展開や重厚なテーマがあるわけではない(決してそうとも言い切れない、タチの悪さがま…
>>続きを読むホン・サンス映画って不健康そうな男と健康そうな女しか出てこないの何故?(ライフガードのアイツですら不健康そうに見える不思議)ホットパンツから伸びる生足がパチンッとしてる女しか出てこないイメージ。そし…
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