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こども食堂にて
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目次

こども食堂にての作品紹介

こども食堂にてのあらすじ

「こども食堂」の手伝いをする千晶の目には、夕食を食べに来る様々な事情を抱えた子どもたちの姿が映った。 腕に痣がある小学生、それに気づく千晶。優しくケアし、帰り道を送っていくが、その途中母親に出会う、千晶は母親から厳しい言葉を浴びせられてしまう。ある中学生の女子は、自分が児童養護施設に入っていたことを笑顔であっけらかんと話す。しかし、父親からいつ虐待を受けるかわからな い状況であった。ある時、玄関でいつまでも靴を履かない幼児がいた。その子を叱る母親。その姿を見たスタッフは母親に声をかけ話を聞く。母親はシングルマザーでいくつもの仕事をかけもちし、慢性的なストレスがたまっていた。スタッフとの会話で自分を取り戻し、優しく子どもを抱きしめる母親。 生きることに苦しみながらも、明るく振舞っている子どもがいる。どこか陰のある子どももいる。千晶は優しく声をかけ、自分の体験した ことを話す。何が自分にできるのかと、もがきながら。そんな千晶の癒しになってるのが、こども食堂の近所にあるアクセサリーショップ。 商品を見たりオーナーと話すことで、別世界に触れ、千晶の心は安らぐ。 子ども食堂店主が買い出しに行っている間、千晶は、店主の留守中にやってきた店主の母親と話をする。 これからの人生の生き方を学ぶ。ある日、千晶は里親のもとで暮らす一人の高校生の悩みを聞く。生みの母親が見つかった、会いたいという。そんな少年に千晶は言葉をか ける・・・・ 少年は、迷いながら、里親にも自分の気持ちを伝える。そして、こども食堂で、実母と会う・・・・・・・・。千晶自身も、離れて暮らしていた父は行方不明、母が病に倒れるなど、かつて自分を虐待してきた親の消息も入ってきた。千晶はどんな行 動をとるか、自分自身も決断を迫られる・・・・。

こども食堂にての監督

こども食堂にての出演者

原題
製作年
2018年
製作国
日本
上映時間
115分

『こども食堂にて』に投稿された感想・評価

「人間は悪いとこは見つけやすいけど、良いところは見つけにくいものです」

子ども食堂って貧困な家庭の子が食べに来るってイメージと勘違いされやすい。
実は一人でも安心して食事ができる場所ーーそれが子ども食堂です。
全編ドラマなんですが、まるでドキュメンタリーを観ているような不思議な作風でした。

自らも虐待を受けていた大学生の千晶。
腕にアザがある少女。
児童養護施設に入っていたと明るく話す中学生。
子育てに苦悩するシングルマザー。
子ども食堂に集まる様々な事情を抱えた人たちとの交流が千晶の考え方も変えていく。

里親に育てられた男子高校生が実の母親と会うシーンが心にグッときた。
里親の気持ちも複雑で、やはり実の母親以上にはなれないのか?と葛藤する。
しかし最後には里親と一緒に帰るシーンは涙ものでした。

柴田理恵はやっぱり面白い役どころで少しだけの出演なのに、暗くなりがちな作風に笑いを届けてくれた。
作品の中だけではわからない実情がたくさんあるんだと思う。
もう少しその隠れた深い部分を勉強したいと思いました。
“ナミダを止めるな!ドキュメンタリー風濃厚社会派ドラマがひっそり登場”

ドキュメンタリーかと見間違えるくらいテーマにリアリティある社会派ドラマ。だがしかしかなり泣ける。しこたま泣いた。

まあこれはもしかしたら主人公の境遇がまあまあ自分と似ていて、それなりに家族の痛みを噛み締めているからかもしれないけど、そこは省略。

はたして
子供は生き甲斐が重荷か、
社会は彼らに家と学校以外の居場所を提示できているのか、
その二大テーマを真摯に追っている映画だと思う。

題名のこども食堂なる施設が実在し、あらゆる家族の問題で悩む子供たちに無銭で食事を振る舞うという生活設定にフォーカスを当てているのがとても好感が持てる。

こういうのって必ずしも虐待と貧困だけが問題じゃないんだなあと勉強にもなった。

あえて雑に印象を述べると子供たちのための『深夜食堂』。大人のやり切れなさと子供の所在なさが交差して、人情や理性を掘り起こされるステージ設定になっているよね。

メッセージ性が強過ぎるあまり、若干キャラクター達の言動がいささかストレート過ぎて鼻じらむ時もあったけど、本作は言ってる内容とエピソードが大事。

かなりな密度の生活感イメージを提示し、想像させてくれるので中々えぐられる。

そこまで説教臭くなく社会問題を考える契機を与えてくれてると思った。

自分は未婚だし子供もいないけど、今後どう自分の大切な人の人生に入っていけるだろうかと真剣に考えてしまった。

正直、主人公よりサブエピソードの方が強くて泣けるんだけど、彼女の抱えてる問題って絶対解決しない事だから、逆に余韻を感じて良かった。

朝イチで観に行っても満席、そして場内の端々からむせび泣く声から本作のパワー、静かな熱量を感じ取れた。

本作がシリアスなポジションでの『カメラを止めるな!』になって欲しいとは切に願う。
すなみ

すなみの感想・評価

4.2
子ども食堂。
無料または低廉な価格で子どもがひとりでも安心して食事ができる、地域の団らん食堂。
離婚とか虐待とか。
こういうのって本当に負の連鎖なんだよなぁ。

里親に焦点が当たっていた。
里親ってあまり知らなかったな。ふむ。

子ども食堂でボランティアをする人、子ども食堂を主催する人、虐待を受けている子ども、子どもを虐待する親、里親、実親、里子、NPO職員、児童相談所職員。
などなど、様々な人の感情が描かれている。
ドラマというよりはドキュメンタリー。
説明チックな部分がある。
でも泣けました。
監督には、こういう映画を作り続けてほしいなぁと思います。

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