夕陽のあとの作品情報・感想・評価・動画配信

「夕陽のあと」に投稿された感想・評価

ら

らの感想・評価

3.7
今年124

親って偉大だなあ。
島が育てたはちょっと無理がある気がしますけど🙈
1度失敗してもやり直しを許したいし、許せる人生でもありたいけど、これはなんとも言えないなあ。。。
とわくんが本当に良い子で可愛い
育ての親が本当の親だと思う派だけど、
正解はない
SHU

SHUの感想・評価

3.8
女性(シングルマザー)の貧困がテーマの1つである作品。
"孤独と貧困の最中にいる人は、助けを求める術すらわからない"

"一度失敗した母親は二度と子供を抱いてはいけないの?"
この台詞は胸が痛かったです。
貫地谷しほりさんが特典映像のインタビューで、加害者、被害者という言葉は使いたくないけど今回の場合どちらの女性も被害者と話していたのが印象的でした。

"島のみんなで子供を育てる。"
子と親が一対一で向き合いすぎると、育児ノイローゼや今回のような幼児遺棄であったり虐待がより起こりやすくなってしまうのかもしれない。

近所付き合いというか隣に住んでいる人の名前も知らないような都会の暮らしは、やはり間違ってるのかなと改めて思った。子供がいる場合は尚更。
Ryo

Ryoの感想・評価

4.2
島の風景が美しくて島の暮らしが丁寧に映し出されていた。役者さんが実際に島に住んでいるようにしていた。生みの母と育ての母、どちらも苦しい。難しい問題だけど、どちらか一方の立場からは判断できず、こどもの立場から考えるしかない。

貫地谷しほりさんと山田真歩さんの演技が素晴らしい。木内みどりさんが素敵すぎた。こどもがまた可愛い!
海

海の感想・評価

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2020/9/4夕方、仕事終わり、台風に備えてスーパーに寄る。入り口で手を消毒してると、首からエコバッグを下げた幼い女の子が入ってきて、わたしの持ってる消毒のスプレーを隣でじっと見ている。消毒を向けてみたあと、でも知らないひとに消毒されるの嫌かもしれないと思い引っ込めるわたし。さっと手を差し出して、さっと引っ込める女の子。もう一度差し出すと、その子ももう一度手を差し出す。子どもの手をよく見たのは久しぶりだった。小さいのに、大人よりも何でも掴めそうな、きれいで完璧なかたちの、可愛い手。大人がこの手を、もみじみたいだと言う気持ち、わたしも大人になって初めて知ったの。

「どこに居ても、誰と居ても、幸せでいてくれたらそれでいい」と思えることを、もしかすると最上の愛と呼ぶのかもしれない。だけれどそう上手くもいかない。わたしは、たとえ何年かけたところで愛猫をその命の尊さに見合うほど十分に愛せはしないだろうし、親孝行も友情も恋愛も、いつも、いつも間違ってばかりだ。あとすこし、とすがるし、もういいよ、と放しもするし、でもそのタイミングは、終わったあと全部間違っていたように感じる。愛していればいるほど、正解の道は狭まる。でもこれ以上はないと思う愛情を置いたままでは、わたしたちは何に対してもきっと本気にはなれない。

大人のその身勝手を、数々を、黙って許す子どもの存在は本当に凄いもので、くだらないわたしたちが「大人だから」「子どもだから」「人間だから」と言って隔てている壁は、こういうときほとんど意味も力も失っていることが、分かる。本作で一番好きだったのは、そういう、子どもの存在の強さだった。
わたしたちが、本当に努力して学んで、賢くなって、そうして本気で誰かに伝える想いを、悠々とこえてしまえるのは、子どもやそばにいる動物の小さなからだにいっぱいに詰まった、そのいのちだけだと思った。




書いてて思い出したけど、厳島の銘菓、もみじ饅頭は、本当はもみじじゃなく子どもの手が由来なのだといつか聞いたことがある。ちなみにもみじ饅頭は吉川七浦堂のが一番好きです
K

Kの感想・評価

3.9
2人の母親と息子を描いたとても丁寧で美しい映画。

血の繋がりのない母親と血の繋がりのある母親。

どちらの愛情も比べられないとき、どっちといた方が子供の幸せかなんてわからない。

一度失敗した母親は、2度と子供を抱きしめちゃいけないの?

あぁ、みんなが幸せな方法がないのがとても切ない。ただそれぞれの大人たちがエゴを捨てて息子に向ける愛情とその優しい表情に胸がぎゅーっとなりました。
ヤグ

ヤグの感想・評価

3.9
【貧困に追いつめられた母と血の繋がらない母、2人の母にとって唯一無二の子】

血の繋がりはないが、物心つく前から共に暮らしてきた子ども。
いざ特別養子縁組の手続きを始めると、突然、その子を捨てたはずの実母が登場します。
しかも驚くことに、その人は顔馴染みの女性だったのです。
彼女は時間をかけ、用意周到にひっそりと親子に忍びよってきていました、、

こう考えるとホラーみたいな物語にもなりそうです。
しかしこれは里親である母から見た一方的な視点です。

傍から見ればわが子を置き去りにした実母の方がどうみても悪い、善悪基準で言えばその通りです。


しかしもう一方の実母側にもまた別のストーリーがあります。

「彼女の犯した罪は?」
「なぜ愛する息子を手放したのか?」

隠されていた事情がミステリーのような展開で明らかになって
物語に引き込まれていきます。

その真実が明らかになった時に、簡単に実母が悪いと言い切ることができるでしょうか?


そんな2人の母の想いは一緒
「母としてこの子と一緒に暮らしたい」
それだけなのです。

第三者が簡単に答えを出すことはできない難問に
今作はどのような答えを導くのか期待しましたが、
少し残念でした。

前半の完成度は驚くほど高いです。
しかし後半は説明的なシーンが多いです。
特に終盤の子どもが実母に話したブリの親子の話し。
何の脈絡もなしに急に物語の核心をつくようなセリフを言うもんだから
あざとすぎます。
 
とは言っても色々考えさせられる秀作でした。
Masa

Masaの感想・評価

3.7
英題: After the Sunset
訳: 夕焼けのあとで

ー ふたりの母 ひとりの子

どちらの気持ちも言い分も分かるからこそいたたまれない。
思ったより子どもが出来る子に育ってるみたいだけど、いつ伝えるかは難しい…
遅かれ早かれどちらにもデメリットはついてくると思うし。

2020/112
あ

あの感想・評価

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敵意が目に見える昼間と全てが溶けてあやふやになる夜、その隙間に燦々と輝く夕陽は二つを打ち砕く爆発さを持つ。爆発さは一種の快楽だ、と思う。絶望が潰えた時に見える夕陽がポッカリ空いた心に小さな希望を含んだ絶対的な絶望を与える。劇中で見せる夕陽はそんな壊滅的な絶望と美しさを持ち、一つは絶望の中に見た夕陽、そしてもう一つの夕陽は紛れもない希望だった。両端を内外部に纏った貫地谷しほりさんの目が作品全体を担い、映画を成立させていた。それくらい良かった。あなたは波の音が聞こえなくなるくらい誰かを想ったことがありますか?
マイナーな映画なんだろうが、皆さんの評価も高かった
ので、見ることに決定しました。
どうしてもメジャーな作品に目が行きがちだが、
こういう作品に素晴らしい要素がたくさんありました。
産みの親と育ての親の子供を含めて難しい題材に
素晴らしい俳優陣がとてもよく表現されてたと思います。
何が正解なのかは、絶対に答えは出ない。
ただただ、皆が子供の成長を邪魔しない結論だったと思う。
最後にみんなの笑顔が見れて、とても感動しました。
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