
山岳地帯の美しくも貧しい村に住む三姉妹の物語の中に社会的不平等や貧困問題を描いて高い評価を受けたトルコの鬼才エミン・アルペル監督の第3作。第69回ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、イスタンブール国際映画祭で国際コンペティション最優秀作品賞をはじめ5部門、トルコ映画批評家協会賞で最優秀作品賞他8部門を受賞した。エミン・アルペル監督は1974年生まれ。イスタンブール・ボアズィチ大学で経済学の学位を取得、卒業後さらにトルコ現代史の博士号を取得した。 中央アナトリアの山岳地帯の貧しい村で育った三姉妹は町の裕福な家で家政婦をしていたが、様々な事情で父親の住む実家に帰って来る。長女レイハンは奉公先で妊娠して戻り、羊飼いのヴェイセルと強引に結婚させられていた。次女ヌルハンは子守りをしていた子供に手をあげて帰されてきた。そして、三女のハヴァも奉公先の不幸で実家に戻ってきた。再会した三姉妹はささいなことで口喧嘩をし、さらにヴェイセルの軽率な行動から悲劇が起こる…。


