カッパドキア舞台の文芸映画。会話劇が中心だが、絵的な緩急もあざといくらいに巧い。テオ・アンゲロプロスにも似る質実さは場所柄由来か。偽善と傲慢、慈悲と憐憫、暖炉の焔と雪の白、駈ける馬。上映3時間半が信…
>>続きを読む全員めっちゃ性格悪いな😂
ええまじかみたいなドン引き行動をそれぞれ取るから、そういう意味では目が離せない😂笑
言いたいことやりたいこと垂れ流す人ばっかりなので、表面上だけだとしてもよく家族できるな…
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90分でまとめられる話を200分にするのは別に悪いことではないけど、それほどダイアローグに妙があるわけではない。『昔々、アナトリアで』の方が黒沢清とキアロスタミを掛け合わせたような面白さがあると思う…
>>続きを読む記録用
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作品。
ホテルをカッパドキアで経営する裕福な主人公夫婦。
そこには離婚した妹も居候している。
ある日主人公が乗る車に子供が石を窓に投げつけ割れる。その犯人は主人…
出てくる人みんな自分の正義振りかざして嫌な感じだな〜と思っていたら他にも同じような感想を持ってる人が結構いた。こういう人たちのこと私は避けてしまうので、大変そうですね、としか思わない。宗教とか思想と…
>>続きを読む親から資産を相続した文筆家気取りの元俳優とその周りの人物との断絶を描いた映画。主人公アイドゥンは慈善事業家の妻ニハルや明確な主義を持たない妹ネジラと暮らしていたが、ブルジョワ的視点でしか物事を理解し…
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別に言わなくて良い事をわざわざ言ったり、嫌な言い方をしたりなんだり…。
世界遺産であるカッパドキアを舞台に、ホテルや店を経営して裕福な男性と、若く慈善事業に精を出す妻と、離婚して出戻った主人公の妹を…
会話が面白いけど金持ちインテリの嫌なとこ出ちゃってたり、言い過ぎだろって発言もあったりでこの3時間で益々人が嫌いになった。でも観る価値あり。良くも悪くも身につまされた。子どもの将来の夢が警察だったの…
>>続きを読む会話劇で196分にも関わらず面白い。パルムドール受賞作で面白かったのは久しぶりだなあ。もはや自分の言いたいことを言うだけの、主人公とその妹。2人の罵り合いには、もはや爽快感すらも感じる。あのシーンは…
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