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六ヶ所村ラプソディー
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『六ヶ所村ラプソディー』に投稿された感想・評価

Moomin
4.4
日本の核処理施設がある六ヶ所村
現地に住む人々に多くインタビューし、ナレーション多めでこの社会問題を露呈していく作品 テレビのような作りかもしれない
冒頭で青森の都市部にインタビューしに行くが、六ヶ所村でそのようなことが起きていることは多少ニュースで見る程度であまり問題になってないと その辺りから当事者意識 はたまたそれ以外の人々の差が顕になる
六ヶ所村 そこには生活している人々がいて そこには昔から住んでいた 昔から漁業 農家をやる人がいた その人々がもう半ば諦め核処理施設を受け入れている生活 笑っているがこの人々を映すことにこの映画の存在意義を感じた
また、立ち向かう人々 声を上げる者もいることも事実 彼らの声はどこに届いているか 届いてないような気もした
そして面白かったのが中立という立場の人
核処理は一方未来への可能性であり、一方では命に関わる問題 そんな中、専門家には中立という立場は「賛成」になり得ると言われたそうだ なんとも苦しいシーンだった
もう一つ、核処理の仕事が生涯物の仕事として受け止めている若い男性も気になった
そうこの問題はここ百年で解決することではない また、人為的であることから事故も想定しなければならない この事実を知ること 水俣病を撮った土本監督も今作品に出ているが、彼が発した言葉がそうだ
声を上げる者を知っていかなければいけないし 当事者を見つめていかなければいけない その意義だけで映画は成り立つ

∴雑談
 ラプソディということで音楽を多く加えた作品 その音楽と六ヶ所村の街の実景が相重なる そこでも音楽はなり続ける
 イギリス行っちゃうのか… すごい資金だな… テレビ協力かな
 少しナレーションが多い気がする もう少し観客の想像力に任せていく 任せる余力のある映画が個人的には好きである
 典型的な紹介ショットに 人物の名前のテロップとインタビュー という形だった 多くの人へのインタビュー形式ということでまあこういった形もOKかと
先日観た「音のない世界で」のような一切出さない演出が個人的には好き
3.4
青森県六ケ所村に核燃料再処理工場があるのをご存知だろうか?
福島原発が警鐘を鳴らしたように、原子力発電=危険・廃止すべきと考えてしまう。だが、六ケ所村の多くの人はその危険を分かっていながらも、核燃料を再処理する工場を誘致する件について推進派が多数を占める。

なぜ、彼らは再処理工場の誘致を推進するのか⁉︎
彼らを簡単に責めることはできない。その事実についてドキュメンタリー方式で描いた作品。

昔の六ケ所村は過疎地域で、畜産や漁業以外に産業は乏しく、冬になると東京へと出稼ぎに向かう村民も多かった。しかし、今や六ケ所村は、全国有数の豊かな自治体となった。1人当たりの村民所得は年1364万円になった。青森県の平均237万円の6倍近く上回る。

村民の多くは口を揃えてこう言う。
「仕事がないのも困る」

リスクがあるのは、分かっている。しかし、このままでは最低限度の生活を営むことができない。
だから、彼らにとってはそれが合理的な選択なのだ。しかし、全体にとっては非合理的な結果を招く。まさに、社会的ジレンマが発生してる。

このような現状を助ける別の手段を国が考えるべきだったのではないだろうか?
これも浅はかな考えなのか。

今は国からの補助金が増え、雇用が促進され、所得が増加してるかもしれない。しかし、この結果、不利益を被るのは彼らもしくは未来世代である。

今が良ければそれで良いのか。

今後どうなるのか動向が気になる。

まずは、興味・関心を持とう。
無関心でいることは原子力発電を賛成してるのと同じとこの映画では語られる。
3.5
2014.7.9 DVD
青森県六ケ所村を舞台に、核燃料サイクル施設の試験開始へ向けた動きとそこで暮らす人々の生活を描いたドキュメンタリー映画。
「ビジネスチャンスの宝庫」「これを止めたら出稼ぎ生活に逆戻り。子や孫に豊かさを残せなくなる」という賛成派、「怖いけど始まったものはもう仕方ない」という中立派(=黙認派)、そこで暮らす人々にそれぞれの立場や生活手段があって、そこにそれぞれの意見があるのは当然のこと。
都会で暮らす我々にそれを非難する権利はないと思う。
悪意が存在するとすれば、地元住民の理解という都合のいい言葉でそのコミュニティの中でのパワーバランスで物事を決めさせていること、つまり判断を地元に丸投げしている政府やそれを傍観という形で支える我々にあるのではないかと思った。
芯となる考えを携えつつフラットな立ち位置で意見を拾い問題提起をするという、とても質の高いドキュメンタリー映画だと思った。この監督の別の作品も是非観てみたい。
なお、中でも無農薬でお米を育てる苫米地さんの一つ一つの言葉には特に重みを感じた。かき消されてはいけない言葉だと思った。

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監督