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戦争のさなかで
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戦争のさなかでの作品紹介

戦争のさなかでのあらすじ

著名な哲学者にして劇作家であったミゲル・デ・ウナムーノが、スペイン内戦に際してフランコとの関係や自らの思想と行動のジレンマに苦悩する姿を、名匠アメナーバル監督が丁寧に描く歴史ドラマ。

戦争のさなかでの監督

アレハンドロ・アメナーバル

原題
Mientras dure la guerra/While at War
製作年
2019年
製作国・地域
スペインアルゼンチン
上映時間
107分
ジャンル
ドラマ

『戦争のさなかで』に投稿された感想・評価

[伝記映画はネタギレかもね] 30点

適当な穴埋めに入ったらアメナーバルの新作だった。久しぶりにその名前を聴いたな!と思ったが、コンスタントに新作を出しているようだ。フランコ政権誕生前夜のスペインを生きた文豪ウナムーノの晩年を描いた作品。彼は明確な支持政党もなく自分が好きなことをやってくれる人を頼るという自分大好きお爺さんとして描かれており、自分自身を老獪で立ち回りの上手い人間と思っているようだ。しかし、彼は上手く機嫌を取られて操られているだけの存在であり、権力を欲する軍人たちのある種隠れ蓑になっていたに過ぎない。映画は只管この頑固な爺さんが自分の主張を頑なに守り続ける様を映し続け、全てが手遅れになってから空を切るような最後の手を打つ。演出も撮影も全てが堅実で、そこは"巨匠"として安定のクオリティを保っているのかもしれないが、正直伝記映画そのものがネタギレしている感じなので、イマイチ突き抜けない題材をイマイチ突き抜けない演出で映画にしたってイマイチ突き抜けないことに変わりないだろう。

伝えたいのはこうだ。彼みたいにオイシイとこばっかみてると国が崩壊するぞと。ラヴ・ディアスと一緒だ。ただ、あまりに堅実すぎてお説教のようなのもまた事実であり、ディアスのようなスリムなスマートさは欠いているように思える。『停止』もそこまでスリムな感じはしないけど。
TIFF2019

スペイン現代史については通り一遍の知識しか持ち合わせていないが(昔レネの『戦争は終わった』を観てスペイン独裁とフランコ将軍についていくらか意識的になりましたね)、恐らくは史実に極めて忠実なドラマで見応え充分。ウナムーノに対して新たな視点を抱かせる、とかその思想的側面を掘り下げる、というもんじゃないが、自宅軟禁を余儀なくされたウナムーノのサラマンカ大学でのスピーチをドラマの頂点とし、そこに至るフランコの独裁政権の所業と情勢、そしてウナムーノの内的苦悩を描く。

ドラマ的脚色としては若かりし日に出会った恋人=その後の伴侶(先に亡くなる)や母性愛への渇望、母体回帰的欲望や孤児的な孤独感(その点で仲の良い孫との心理的な一体感も絡める)と現世での知識人としての矜持を裏表のものとして描く辺りがキモか(とは言え夢の中での理想化されたシーンであろう、若き日のウナムーノと恋人が仲睦まじそうに木陰に横たわっているシーンはベタで個人的にはちょっとね…)。史実と知識人の内的苦悩と行動性、の面においてマルガレーテ・フォン・トロッタの『ハンナ・アーレント』に印象は近い(『ハンナ〜』の方が娯楽色は強い)。

アメナーバルは初見だが、これを観る限り実に手堅い演出力(それは良いとして画面の妙な白っぽさは映写の問題?)。一般公開の折にはスペイン現代史をざっとおさらいしてご覧ください。重厚に愉しめます。
2019年 スペイン🇪🇸

【鑑賞記録】
アレハンドロ・アメナーバル監督の日本未公開の映画
第32回東京国際映画祭にて鑑賞

あらすじ
1936年のスペイン内戦初期のサラマンカ
哲学者で作家のミゲル・デ・ウナムーノは当初、共和政に失望し、軍のクーデターを支持
しかし軍部の暴力性や独裁的な動きに疑問を抱き、自らの思想と行動のジレンマに苦悩していく
映画はウナムーノの内面の葛藤を通して、知識人の責任、言論の自由、ファシズムの台頭といったテーマを描いています

フランコ独裁体制になる少し前のお話
スペインの歴史は詳しくなくても登場人物の描写がとても丁寧で派手さはないのにじっくりみせてくれる作品
やっぱりアメナバール監督好きだな

日本未公開どころかソフト化もされなくて残念です

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