花影の作品情報・感想・評価

花影1961年製作の映画)

上映日:1961年12月09日

製作国:

上映時間:99分

ジャンル:

3.8

『花影』に投稿された感想・評価

wkhrA
2.0
池内淳子が美人すぎて男運のないホステスを熱演。モヤモヤさせるストーリー展開だが、終わりはすっきりドライに。もうずるずるしたくなくて人生的にも上映時間的にも、ちょっと巻きが入った映画。
結末は開始早々分かるので、でも違う展開になるのかな?そのままやるのか?何故それに至るのか?興味深く観ました。

池内淳子さんって観てる割には印象に残ってなかったけど、ここは堂々の主役。良いじゃないの。
Barトンボ,ホステス衆,マダム葉子,ハイボール,睡眠薬話,三島母宛遺書,玉入れ競争,別れ話,先生催促,客.畑,娘松子,接吻,桜,墓場,水飲み,睡眠薬,桜

白洲正子の随筆を読んでいたらこの作品のモデルになった坂本睦子や青山二郎のことがいろいろ出てきたので(親しい友人だったらしい)ひさしぶりに見た。前に見たのは2014年らしい。10年前!
つねになにか越…

>>続きを読む
3.0

佐野周二の罪深きいじらしさ。
他の男も碌でもない奴らばかり。
花の散る木の下に立つ彼女はとても美しくあるが、それは終わりゆえのものである気がして、仕方なかった。
ラストシーンありにも思え、川島雄三に…

>>続きを読む

大岡昇平の私小説を原作とし、池部良が演じた人物が本人で、池内淳子のバー女給は坂本睦子、佐野周二の骨董蒐集家は青山二郎であるが、大岡は青山を批判的に著した様で、そのまま川島雄三監督は、原作に忠実に夜の…

>>続きを読む
juri
4.0

原作者は「野火」を書いた人でもあるというからびっくり!幅広い作風なんですねえ〜。

他の方のレビューを読むと、川島監督の大映での作品3本にうっすら似てるという声があり、確かに「女は二度生まれる」とほ…

>>続きを読む
銀座のバーのホステスの自殺未遂。2年前にさかのぼる。ホステスの男性遍歴。有島、池部、高島ら。川島には気の毒なくらい不向きな題材。つまらない。
ひい
4.5
坂の下から撮っているようなアングルがキマってました。白い階段を上る女はしとやかな獣にもみられましたね〜。

一番まともそうなのはワイン屋の若旦那でしょうか、、
このレビューはネタバレを含みます

大岡昇平原作、菊島隆三脚本、川島雄三監督による文芸作品。

命を絶つことを決意した30過ぎの銀座のホステス・葉子(池内淳子)が自らの過去を振り返る物語。

3年付き合ってきた大学教授の松崎(池辺良)…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事