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さよならテレビの作品紹介

さよならテレビのあらすじ

薄っぺらいメディアリテラシーはもういらない! 『ヤクザと憲法』の監督とプロデューサーが描くテレビの自画像。 これは、裸のラヴレター。

さよならテレビの監督

原題
製作年
2019年
製作国
日本
上映時間
109分
ジャンル
ドキュメンタリー

『さよならテレビ』に投稿された感想・評価

たくや

たくやの感想・評価

3.7
はじめて、ポレポレ東中野に行きました✨まさに昔ながらの映画館、こーいう映画館がずっと残ると嬉しいなー

テレビ局の裏側(ニュースの作り手たち)を撮影・取材し、テレビのあり方をもう一度考えてようという実験的なドキュメンタリー。

作品自体は評価しにくい作品で、なんと言っていいか分からないけど...
とりあえず言えることは、
『ぜひ一度観て欲しい』ということ。
ドキュメンタリー映画ってシネコンではそうそう上映されないので、ぜひ単館系で映画館でドキュメンタリーを“体験”をして欲しい❗

さてさて、
評価しにくい理由は、ドキュメンタリーと映画の境界線ってなんなんだろ?って考えちゃうから。
しかも今回、劇中に登場する澤村さん(この方に私は敬意を表する!)というジャーナリストが『ドキュメンタリーって“現実”なんですかね?カメラを回して...それって本当に現実なのかな...』という素晴らしい言葉言うんだけど、
まさにおっしゃる通りと思った。
これは本当にノンフィクションなのか?映画なのか?ドキュメンタリーなのか?
色々と考えさせられる。
そして、結局答えがわからない。
ゆえに評価するべき作品なのか、どうなのか...
とっても難しい😅

ぜひこれは観た人たちと議論したい、メッセージ性のあるだから。

個人的には、
結末は最高だった。
OSHO

OSHOの感想・評価

3.2
ドキュメンタリーは難しい。
素材をそのまま流せば、真実には近くなるけど、大抵は面白くなくなる。そして、内容が浅く見えてしまう。
切り取って適当に繋げれば面白いドキュメンタリーができるかもしれないけど、それだと嘘が混じる可能性も出てくる。

このドキュメンタリーは前者の方、素材だけを提供するだけ。
あとは視聴者側が勝手に考えてください…というタイプ。

フジテレビ系の東海テレビが、自テレビ局内を映した2019年制作のドキュメンタリー。
なかなかチャレンジな企画です。

その東海テレビは当映画内でも触れているけど、「セシウムさん騒動」を起こしたテレビ局。
きっとその反省も込めて作られているのでしょう。

このドキュメンタリーが作られた2019年も今も、テレビ業界は、典型的な斜陽産業で、斜陽の業界の実情を知るという意味では面白かった。

東京しか住んだことない私としては、地方のテレビ局は9割はキー局の放送を流して、あとはニュース映像を少し作っている程度だけだと思っていたけど、意外としっかりテレビ番組を作っていました。
ただ、経営理論的には、広告収入が減っていくなかで、地方のテレビ局がテレビ番組をつくること自体が無駄な行為なのかな…とも思ってしまいました。

テレビ番組自体が無駄…という意味でも、こうした映画づくりはテレビ局にとっても将来を見据えた面白い試みだとは思いました。
ちゅう

ちゅうの感想・評価

4.1
"ドキュメンタリーは現実ですか"

テレビの今を映し出すという名目で始まった東海テレビによる東海テレビ内部への取材。
そこにある現代の闇とそれを切り取る側としてのマスコミのさらなる深い闇。
キャスター、契約社員、派遣社員の三人にフォーカスしながらドキュメンタリーは進んでいく。


何度も映し出される、視聴率という数字に一喜一憂する姿。
それは再生数を気にするYouTuberと変わるところがないように思えた。
劇中でも言われているようにマスコミには、"事実を伝える"、"弱者を救う"、"権力を監視する"という役割がある。
そのマスコミが大資本に支えられ電波を独占する立場でいながらYouTuberと同じ原理で動いていて良い訳がない。
けれど、今のテレビは数字をもとに全ての決定がなされていく。
それは周知の事実だとしても、やはりため息の出るものだ。


冒頭に書いた"ドキュメンタリーは現実ですか"というセリフ。
これは契約社員である澤村さんが言った言葉で、僕はそれを聞いた瞬間、無意識中の核心を貫かれたようでギクリとした。
そもそも僕達は網膜に映し出されているもののどれが純粋な現実でどれが加工を経た虚像なのかについて意識して生きているだろうか。
映画について言えば、フィクションと言われれば"虚像"と認識し、ドキュメンタリーと言われれば"現実"と単純に認識してはいないだろうか。

このドキュメンタリーの最後10分はそこを揺るがす。
今まで観てきたものは現実なのか虚像なのか。
ドキュメンタリーと謳っていても数字を取るためのフィクションだったのではないか。
プロデューサーである阿武野勝彦氏が「露悪的」と評するこの10分がこのドキュメンタリーを秀逸なものにしている。


上映後に直接阿武野さんにネット配信しないのか尋ねたところ、自分を育ててくれた映画館を大事にしたいから配信はしないのだとおっしゃっていた。
ポレポレ東中野で長期イベントとして東海テレビのドキュメンタリーを集中的に上映しているので、東京近郊にお住まいで興味のある方はこの機会に観ておくことをお勧めします。


余談
一年近く映画を観てませんでしたが、これからまた観始めようと思います。

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