The Viewing Booth(原題)を配信している動画配信サービス

『The Viewing Booth(原題)』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

The Viewing Booth(原題)
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

The Viewing Booth(原題)が配信されているサービス一覧

『The Viewing Booth(原題)』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

The Viewing Booth(原題)が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『The Viewing Booth(原題)』に投稿された感想・評価

実験的な試みではない、という「冒頭からの擦り込みがある実験を利用した」心理ドキュメント。

辛辣な映像を視聴した女性をケースに、二転三転する心の動きを奥底まで追う、ていうか主旨見えてキモくスキップ、彼女の明透をそこまで見たいと思わんし、ど̶M̶内̶容̶(笑̶)
nolan

nolanの感想・評価

3.9
対立が続くイスラエルとパレスチナ、それぞれの視点で撮影された動画を視聴した者が何を思うか。映像の作り手と受け手の思想がせめぎ合うドキュメンタリー作品

本作はイスラエル軍やイスラエルの人権団体によって投稿された動画を視聴する大学生の主人公女性を通じてイスラエル、パレスチナの動画を観るという二重構造になっている。

主人公の女性は紛争の動画から感じる違和感や矛盾を次々と指摘する。「見せるための映像」「“ひどい”と思わせるため」。“占領”の断片をとらえた映像を、「100%どちらかに偏った映像」と分析しており、

本作では映像は作り手により見せたいように作られてるだけではなく、視聴する側が観たいように映像を解釈しているというメッセージ性がある。

映画好きとして様々なフィクション映画、ノンフィクション映画、ドキュメンタリー映画を観るが、そこには自分が観たいように映像を解釈している自分がいることに本作の視聴を通じて気付かされた。

映画好きの人は本作を見るとことで映画(映像)の見方に新たな気づきを得られるのではないかと思う。
Omizu

Omizuの感想・評価

4.7
【第70回ベルリン映画祭 パノラマ部門出品】
アジアンドキュメンタリーズで『ビューイング・ブース-映像の虚実-』として配信中。素晴らしいドキュメンタリーだった。

監督が選んだ40本の動画を学生たちに観てもらい、ビューイング・ブース(試写個室、ネットカフェみたいな感じ)でその反応を映そうとする。最後にマヤという両親がイスラエル人の女性が来て…

40本の動画というのは、半分はイスラエル政府や右翼の撮ったもの、もう半分はベツレェムというイスラエル人権団体が撮ったもの。鑑賞者にはどちらのものかは知らされない。

中盤までは面白い試みだな、マヤは驚異的な鋭さだな、と思っていた。

でも終盤でひっくり返された。マヤは鋭いと思っていたけど、よく考えると彼女は彼女でイスラエル側ということで自分の見たいものしか見ていない。でもそれは映像提供した監督自身の彼の見たいものしか見ていない。

「ビューイング・ブース」というのは映画の中ではネットカフェの個室のような部屋を指すけれど、ラストでカメラがこちらに向けられる。「ビューイング・ブース」というのは狭い視野でしか物事を見ない我々のことだったんだと思い至る。

映像をコントロールするのは撮る側か、それとも観る側かという「映像を撮ること、観ること」という本質的な疑問を投げかけてくる。

ほぼワンシチュエーションのドキュメンタリーとは思えないほど厳しく、そして深遠な作品だと思う。傑作。