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『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』に投稿された感想・評価


こちらもリム・カーワイ監督特集上映にて。
正直なところ非常に難解だった。
そして、めちゃくちゃ長回しあった気がする。
エドワード・ヤン味。
話によると3つのパラレルワールドで展開されていたらしい…
ラストショットが決まり過ぎてて、そこの印象が強いのだけど、また機会があれば再見したい。
インディペンデントな映画作りをこれからも応援していきたいと思った。
貴重な機会をありがとうございます!

[2023年 81本目]
EnzoUkai

EnzoUkaiの感想・評価

4.1
福岡での特集上映でやっと見ることができたリムカーワイ監督作品。しかも長編第一作。日本での上映がほとんどなかったらしく、非常に貴重な体験になった。

流浪の映画監督として名を馳せてるリム監督。その所以がこれを見ればよく分かる。
難解であるのは否定できないが、処女作に溢れる才気は、実力者のもの。映画の名人たちの処女作に相通ずる出来栄えだった。
この作品を言葉で表すのはなかなか難しいのだけど、いわゆるオムニバス形式である。流行りの言葉で言えばメタバースものとも言えるし、構成そのものはパラレルで、2本のエピソードが場所と登場人物をを一にする。
ただ、このパラレル世界をどう横に繋ぐかが多少難しく、あまり線を描いていない。同じ場所で同じ人物が居ても、やってることや話の進み方は全く違う。我々観客は、その違和感にモゾモゾしながら見続けることになる。
それでも、ラストに不思議な説得力をもたらす上手い演出に脱帽する。
なんかジワーッと感動を覚えるのが見ていて憎いくらいだった。

旅する監督リムカーワイ。漂白者の実力とは、世界の切り取り方。ヴェンダースがテキサスの砂漠を撮ってもアメリカに見えないのと同じで、「異邦人の目」は私の大好物。この映画の舞台は北京らしいが、これがあまり北京っぽくない。退廃的で荒廃した未来のとある場所的な印象を受ける。またそれが非常にスタイリスティックで、王家衛の描く香港っぽくもある。
上映後のトークショーでも話題に上ったが、非常に巧妙なサウンドデザインが施されていて、異世界感を構築している。

今作以後、作風には変化があるそうだが、基本的にこの一本を是非押さえて貰いたい。今作以降は、少し分かりやすいフォームに変えていってるとのことだから、シネフィルにはこの作品を見て身震いして欲しい。
アシッドな毒気を浴びたい人は特に見るべし!
人生の苦味こそが最高の嗜好品。
05yukky11

05yukky11の感想・評価

4.0
爆音映画祭@YCAMで見たのもあり、特に前半後半のフィニッシュシーンのカタルシスが良かったのと、映画単体では正直ストーリー、映画の全用が掴めてなかったのが、アフタートークを聞いてなるほど、と思えた

リムカーワイが映画に残した北京郊外の街並みは、すでに再開発により空港になったため、もう存在していないとのこと
それが、この映画に描かれている無国籍感を携えた、どこでもない場所の存在を実現してしまっているようで、不気味である一方、映画というのは詰まるところ消え去る一時代や場所を映し、記録するという、いたってシンプルな記録媒体としての役割があるのだなと、はたと思い着く

進行形で現実の世界を映しながらも、もはやこの世に存在しなくなってしまうであろう場所が、物語に刻みこまれていく映画の無常感
ノンフィクションがフィクションへと変わり果てるさまは、悲劇的だけどどこか痛快さを感じる 生きている限りその無常からは逃げられないが、映像として残されたその現実を見るということは、やはり痛快だと感じる