イタリア統一戦線について予習してから鑑賞しました。それでも複雑だったけれど、シチリア島民がパルチザンのガリバルディの支援を心待ちにしていたこと、ブルボン朝の貴族的戦い方とは違って、野武士のように島民が一致団結して、女性も戦おうとしていたこと、それを一島民の視点から描いています。わからないところはあったけれど、ムダなくリアリティがあり、とてもよかった。

何がよかったって、ネオレアリズモの先駆的作品であることがヒシヒシ伝わってきて、ドキュメンタリーのようなカメラワーク、大地を守る島民たちとブルボン朝の兵士たちは数千人規模に見えたほど大がかりだった。

劇伴もなく、英雄も現れない。ガリバルディが支援にきたのに、ガリバルディを映さない。人のクローズアップが少なく、名もなき島民の戦いだったことが表されていた。

アレッサンドロ・ブラゼッティ監督が面白いのはダイナミックでドラマチックなところ。本作はドラマチックなところを抑え、ドキュメンタリータッチで描いている。
7作観たところ、昨日の『道化師の晩餐』以外は皆おもしろかった。

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• #イタリア映画gena

哀しみ。

YouTubeで塾の世界史動画観て予習しました😅

ちょっと難しかったけれど、イタリア王国爆誕までの統一運動を描いた作品。イタリアの北部はカヴールさんが頑張って統一していきました。本作は南部、シチリアがメインです。英雄ガリバルディさんは出るのか？と思いましたが彼を待ち侘びている青年が主人公でした。細かいところは何をしているのかわからなかった😅

統一前のイタリアは地域で統治者が複雑に異なっていたので、あらゆる言語が混じっていました。

• #クラシックイタリア映画
• #NoWar！