炎の戦線 エル・アラメインの作品情報・感想・評価

「炎の戦線 エル・アラメイン」に投稿された感想・評価

第二次世界大戦の北アフリカ戦線における、見捨てられたイタリア軍部隊の敗走を描いた悲劇的戦争映画。

イタリア軍といえばいい加減なイメージしかないけど、司令部はともかく現場の兵士はそれのせいで酷い目にあってかわいそうという他ない。
あんな極限環境なのにそんな悪い上官がいなかったり、誰も食料にできる馬を殺せなかったりするところもイタリアぽい。

派手な戦闘シーンはほとんどないが、特に終盤の総撤退命令後の悲惨な運命の連続はかなり見応えあった。

戦争はよくない、ってなる。
枢軸国、もとい敗戦国の作る映画って似たような感じになるんですかね。(捕まるくらいなら死ぬ!みたいなマインドも日本の戦争映画っぽかった)
mh

mhの感想・評価

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WW2北アフリカ戦線のイタリア軍というめずらしい目線の戦争もの。物量に勝るイギリス軍との悲惨な消耗戦を描いてる。
映画としてのドラマチックさよりも、戦争の再現――リアリティを重視してると見受けた。
迫撃砲の雨はかなりの迫力。(戦記ものを呼んでると、これやられると頭がおかしくなるという話にちょいちょい触れるがこの映画にもそれがあった)
飢餓の描写、死の行進の描写も徹底している。北アフリカ戦線にも、日本軍の南方戦線と共通するものがあったんだと勉強になった。
あと、エンドロールは飛ばさすに再生するべき。ハリウッド映画ほど長くないので。余韻がかなり違ってくる。
マークが少なくて低評価に甘んじてるけどかなりいい映画!
yuuuk

yuuukの感想・評価

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支配者(金貸し金融マフィア戦争屋deep state、カバール)の金儲けの為のでっち上げ戦争で民衆がそれで駆り出され命を落とす者生き延びられる者と振り分けられ心に傷を負い苦しみながら生きなければならない
民衆は借金を背負わされ心の傷を負わされ
踠き苦しみカルトで洗脳完了させられ神に縋れば救われる幻想を抱かされる世界での
人殺しの戦争要らない!!

支配者お前らの奴隷ではない!
奴隷として私達は生きているのではない!
何の為に1人で産まれ生かされてそして1人で死んでいくのか?個々に考えて
Toritori8

Toritori8の感想・評価

3.4
第二次世界大戦下、連合国側と枢軸国側が凌ぎを削ったエル・アラメイン(エジプト)での戦いを、イタリア軍歩兵師団の視点で描いた作品。本作は、基本的には、最前線の一小隊の過酷な状況を淡々と描く作風で貫かれています。砂漠の静寂と爆撃の轟音といった対比が明瞭であり、"静と動"の緩急ついた演出が特徴的だったようにも思います。
 時おり挿入されるアラブ歌謡のBGMと砂漠の風景以外にエジプト要素がほとんどなかったのが残念でしたが、むしろ何もない荒涼とした砂漠に留め置かれた一小隊の物語なのですから、それも当然なのだと思い直しました。

ーー数字からみる戦線
 劇中でも紹介されますが、本作で扱われる"第二次エル・アラメインの戦い"は、1942年10月23日から11月4日まで続き、イタリア軍とドイツ軍の計104,000名の兵士が、計195,000名の英国第8陸軍と戦火を交えたとのことです。また、イタリア軍とドイツ軍側は死者9,000名、負傷者15,000名、捕虜35,000名であったのに対し、英国軍側は死者4,600名、負傷者8,500名であったとも説明されていました。
 連合国の大勝で幕を閉じたエル・アラメインの戦いですが、歴史的には、その後も枢軸国は次々と防衛線を突破され、北アフリカから姿を消すこととなります。連合国軍が「エル・アラメインの前に勝利無く、エル・アラメインの後に敗北無し」と評される所以です。

ーー無名戦士のために
 最終盤のとあるシーンからは、本作は、数知れぬ無名戦士(ignoto)の墓碑に捧げられたものであることが分かります。迫撃砲で粉々になり、砂漠に埋もれた遺体を回収する術はありません。身元不明のままエジプトの砂漠に消えた兵士も多かったことでしょう。連合国、枢軸国という別を超え、そうした人々のことを思うと、本当に厳粛な気持ちにさせられます。

ーー総評
 イタリア軍目線の戦争映画を観たことがなかったため、大変興味深く鑑賞しました。歴史を学ぶうえでも貴重な作品であるといえます。
この映画は「戦争映画」らしさは希薄な作品です。

戦争映画では、アメリカ軍、ドイツ軍や武装SS、ソビエト軍、イギリス軍にスポットが当てられたモノが多いですが、これはイタリア軍を描いた作品になります。

イタリア軍というと、「砂漠パスタ」等のデマをしたり顔で話す似非ミリタリーオタクが跋扈していた事から、余り良いイメージを持たれていないかもしれませんが、そういったステレオタイプな間違ったイタリア軍はここには登場しません。

迫り来る英軍だけではなく、赤痢、水不足等とも戦わなければならない戦線の兵士の生活が描かれています。

イタリア軍に興味のある方は一見の価値ありです。
馬に銃を向けた時、残酷過ぎて目を閉じた。
でも! しばらく経っても銃声はならなかった!
砂漠に取り残された、地味な戦場であるが、他の戦争ドラマには無い、生きる魂の修験の道。
北アフリカの砂漠でイギリス軍に苦戦しているイタリア兵のお話

「人生では3回奇跡が起こるという、お前はもう1回だけ」
よっ

よっの感想・評価

2.5
砂漠。こんなところで戦うの嫌だっただろうな…
国がお金持ってるか否かが露骨に差としてでるのが、最前線の衛生状態だとわかった映画
敗戦国の映画では、前線であればあるほど兵士が上層部を嫌ってる描写が多いのが面白い
Seiji

Seijiの感想・評価

4.2
他の方の評価は低いのですが、初めて見たイタリア側からの第二次大戦で、小生には名作だと感じました。戦場の悲惨さや不条理が見事に描かれています。
下っ端のイタリア軍兵士たち。
辛く悲しく虚しい。戦争とは一体何なのだろうと、ベタだが思いを馳せてしまう。
しかしずっと根底に優しさを感じる作りはお国柄なのかな。日本やドイツだとこの空気感はないよな。

甘さや笑い、大げさな表現も一切ない二時間だが、見応えあり。