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墓地裏の家 4K レストア版の作品紹介

墓地裏の家 4K レストア版のあらすじ

『サンゲリア』など血まみれ 3 部作に並ぶルチオ・フルチの残酷ホラーの代表作。ニューイングランドの古い一軒家に引っ越してきた歴史学者ノーマンとその家族。周囲を荒れ果てた墓地に囲まれ異様な邪気を放つその屋敷は、かつてフロストステイン博士が屋敷を訪れたものを次々と手にかけ人体実験を行っていた場所だった。屋敷に秘められたおぞましい真実が明らかとなり、惨殺事件が連続して巻き起こる。残酷シーンのオンパレードの名作ホラー。

墓地裏の家 4K レストア版の監督

ルチオ・フルチ

原題
Quella villa accanto al cimitero/The House by the Cemetery
製作年
1981年
製作国・地域
イタリア
上映時間
89分
ジャンル
ホラー

『墓地裏の家 4K レストア版』に投稿された感想・評価

山D
3.3
ルチオ・フルチの作家性が極めて純度高く抽出されたホラー映画。整合性や心理的リアリズムよりも、「腐臭のようにまとわりつく不安」と「肉体が破壊される瞬間の生々しさ」を優先するその姿勢は、本作においてほとんど開き直りに近い。

物語は、墓地に隣接する古い屋敷へ越してきた一家が地下室の秘密に巻き込まれていくという、いわば古典的な“呪われた家”の枠組みをとる。
しかしフルチは、その枠組みを使って観客を安心させることはしない。説明は不足し、人物の判断はどこか鈍く、因果は曖昧だ。だがその“欠落”こそが、本作の恐怖を形作っている。
理屈が通じない世界に足を踏み入れてしまった感覚、それがじわじわと観客を侵食する。

そして地下室は単なる舞台装置ではない。そこは時間も倫理も腐敗した空間であり、理性の届かない領域の象徴である。フルチは暗闇と沈黙を引き延ばし、観客に「何かが起こる」という予感だけを与え続ける。そして、その緊張が極限まで高まった瞬間に、容赦ないゴア描写を叩きつける。暴力は唐突で、そして長い。痛みを“見せる”のではなく、“味わわせる”かのような執拗さがあった。
4.2
子どもが怪物か?怪物が子どもか?

ホラー秘宝まつりで上映中の4Kレストア版を早速見てきました。4Kレストア(2K上映)だからか、さっぱり鮮明さとかの違いがわからなかったけれど、好きな映画だからとりあえず劇場で見られただけでも嬉しい!!

前に見た英語字幕版では、博士の名前をフロイドシュタイン(フロイトシュタイン)って訳せてたからフロイト+フランケンシュタインってすぐわかったけど、日本語字幕だとフロイトステインになってるんだね…😅

これはしっかりシュタインにしないとダメなんじゃないの?奥様の名前がメアリーってのも完全にメアリーシェリーからだろうし、フロイトシュタイン博士の生きてた年代的にもフロイト+フランケンシュタインは間違いないと思うんだけど…。なんで日本語字幕はステインにしてるのか謎…😓

前に書いたのと同じだけど、一応ストーリー。パパママ幼い少年の三人が、パパの「仕事」をするために都会から田舎(森の中の一軒家)に一時的に引っ越してくる。ダニーのようなシャイニング能力に近いスーパーパワーを持つキッズは「絶対にその家に行くな!」と訴えてくる少女を幻視する…。

「やっぱり行かない方が…」というママの言葉にもパパが「超儲かるから!」とか言って強引にやってきたその家は案の定お化け屋敷だった…。このパパの仕事は、この家で愛人を殺害して自殺した元同僚の調査。実は大昔にフロイドシュタイン博士という禁忌の研究をして医学会を追放された人物が住んでいた…という設定。

やたらと「この家に来たことあるよね?しかも若い女と一緒に!」的な質問も華麗にスルーして、紹介もされてないのにシッターの名前をアンだと認識してるあたり、通常版の感想に書いた解釈はやっぱり合ってそうな気がする!2度目を合わせて伏せるシーンもあるし、ママとアンの対峙シーン、血を吹くシーンの目線、ママにかかる夫の影、妻を抱きしめつつも不穏な夫の目線等々、完全に意図があるよね。
続ルチオ・フルチ

子どもがひたすら逃げ惑うのはよかった。そういう映画の走りなのかな。

この監督は毎回これぞという目玉になるような描写を入れ込んでくる人なのかなと思うんですが、今回は印象に残るシーンはなかったのでちょっと残念。ウジ虫が好きなことはよくわかりました。

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