なおさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

音楽(2019年製作の映画)

3.8

"バンドやろうぜ"

ウォッチリストでしばらく塩漬けになっていて、もうすぐアマプラでの配信が終了するというので急いで鑑賞。

大橋裕之氏の漫画作品が原作。
とある高校の不良生徒・研二は他校の生徒からも
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

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"モンスター×ハンター"

Disney+限定配信中のマーベル制作ドラマ作品。
ドラマといいつつFilmarks上ではなぜか「映画」カテゴリに分類されている。

同名の漫画作品を原作とし、マーベル制作
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.5

"愛とは何か"

昨年公開『街の上で』からファンになってしまった、今泉力哉監督の最新作。
主演には元SMAPの大スター・稲垣吾郎さんを迎え、これまた自分が『街の上で』からファンになった若葉竜也さんも今
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.2

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"注文の多い料理店"

アニャ目当てで鑑賞。

超一流シェフ・ジュリアン(レイフ・ファインズ)が経営するレストラン<ホーソン>は船がないとたどり着くことの叶わない孤島に店を構える。

ジュリアンが提供
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

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"お返ししまぁぁぁぁぁぁす!!!"

もうこの副題だけでこのレビューで書きたいことの9割は終わった。

という冗談はさておき、今秋公開の話題作をようやく鑑賞。
話題性はやはり高く、自分が訪れた劇場はほ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

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"受け継がれる魂"

MCUの記念すべき第30作目。

2020年に惜しまれつつこの世を去ったチャドウィック・ボーズマン---ティ・チャラ王亡き後のワカンダ王国、そして残された者たちの運命と選択が描か
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

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"力こそパワー"

Twitterなどの各種SNSにて話題超沸騰中の本作をようやく鑑賞。
インド映画を見るのはもういつぶりだろう。
数年前に見た『きっと、うまくいく』が最後だったかな…

日本では『バ
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.8

"選択か必要か"

ひさびさのレイトショー利用。
今話題沸騰中の『RRR』とどちらにするか大いに迷ったが、時間が合う劇場が帰宅途中にないため断念。

時代は1930年代。
医師のバート(クリスチャン・
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アバター(2009年製作の映画)

3.8

"共に飛ぼう"

今冬公開『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の予習。
映画好きを名乗っておきながら、なんと今回が初鑑賞。

公開当時自分は高校生で、作品の存在自体はもちろん認識していた。
当時は3
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.2

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"人羊一体"

本日の映画館ハシゴ3本目。
「ヒツジの頭にヒトの体」。
そんな衝撃的なビジュアルを持つ「子ども」が登場すると知り、また本作があの『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』を世に送り出した
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デュアル(2022年製作の映画)

3.2

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"ミラーマッチ"

本日の映画館ハシゴ2本目。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のカレン・ギラン主演。

死期が近い人間のクローンを生み出し、そのクローンに”オリジナル”の人生を引き継がせるとい
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.2

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"沈黙は金"

約1か月ぶりの映画館訪問。
1か月…1か月だと?この私が?

というのもここ1カ月は仕事が忙しかったのとプライベートでは住居の引っ越しやら友人との飲み会やらでなかなか時間が取れず、映画
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

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"絶対に見てはいけない大牧場24時"

ふだん自分はTOHOシネマズを映画館ハシゴの根城としている。
そのTOHOにて半年前…はさすがに言い過ぎかもだが、とにかくしつこいくらい長期間に渡って本作のティ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

"地獄行き片道切符"

最悪が、止まらねぇ。
という日本特有のクソダサキャッチコピーはさておき、ひさびさのブラピ主演作品鑑賞。

✏️”純”日本
富士山と思しき山の麓を走る新幹線、そしてその線路脇には
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.5

"殺しのイロハ"

ヒューマントラストシネマ渋谷の会員カード更新特典としてもらった「映画1本1,100円観賞券」があったのと、ここ最近では珍しく仕事を早く終えられたのでひさびさのレイトショーへ。

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ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

4.2

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"力・速・知"

2020年公開『ソニック・ザ・ムービー』の正統続編。
ソニックシリーズおなじみのキャラクター、二本の尾を持つキツネのテイルスに力自慢のハリモグラ、ナックルズが参戦。

前作にてソニッ
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ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983年製作の映画)

3.5

"もうごめんだよ"

007シリーズの第7作『ダイヤモンドは永遠に』以来、およそ12年ぶりにショーン・コネリーがジェームズ・ボンド役としてスクリーン上に帰ってきた。

一般に”正史”と認識されるイーオ
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.8

"業界トップの吸引力"

この日の映画館ハシゴ2本目。
2019年公開の『ドクタースリープ』を観て以来、久しぶりにイオンシネマでの映画鑑賞。

さてさて、フィルマのTL上にちょいちょい流れてきて気にな
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野球部に花束を(2022年製作の映画)

3.8

"世界よ、これが高校野球だ"

この日は午後から映画館ハシゴを敢行。
まず1本目は予告映像の段階で気になっていたこちらから。

「三鷹東高校」という架空の高校の野球部を舞台に、未だ昭和の体育会系・熱血
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007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.5

"二刀流"

007シリーズ第13弾。
初代ボンド、ショーン・コネリーがボンド役として復活した『ネバーセイ・ネバーアゲイン』と同年に公開された。
ちなみに、興行収入的には本作が勝利を収めた。

前作の
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007/ユア・アイズ・オンリー(1981年製作の映画)

3.8

"あなただけに"

007シリーズ第12弾。
コメディ路線に舵を切りつつあった一連のロジャー版ボンド作品だったが、本作では一気にアクション路線へと方向転換。

✏️これぞスパイアクション
前2作を監督
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007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"ジョイント飛行"

007シリーズ第11弾。
前作『私を愛したスパイ』と同年に公開され、世界的大ヒットを飛ばした『スター・ウォーズ』を発端とするSFブームに乗っかり、ボンドの活躍の舞台もついに宇宙へ
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007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

3.8

"ドン・ペリニョン好きに悪者はいない"

DCEUマラソンに一段落がついたので、007シリーズへと舞い戻る。
前作『黄金銃を持つ男』の鑑賞から半年以上も間が空いてしまったが、007作品は作品ごとの繋が
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.0

"補完完了"

2017年公開『ジャスティス・リーグ』に、多数のオリジナルカットに新規キャラクターを追加した、いわば「完全版」とも言うべき真のジャスティス・リーグ。

当初は2017年版もザック・スナ
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呪詛(2022年製作の映画)

4.2

"禁足地"

そのあまりの恐ろしさからフィルマはもちろん、Twitterなど各種SNSで話題となった台湾発のアジアン・ホラー作品。
今年の3月に台湾にて封切りされ、台湾映画史上では最も高い興行収入をマ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

"タップダンス"

名作・話題作今さら鑑賞シリーズ。
北野武(ビートたけし)が1988年に刊行した同名の自伝小説が元になっている。
自伝小説を元にしたドラマ作品は過去何作品か公開されているが、1本の映
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.8

"「今日」も「世界」も救え"

DCEU第9弾。
故郷・セミッシラを離れたダイアナ・プリンス/ワンダーウーマンが、スーパーマンやバットマン、その他ジャスティス・リーグを構成するメンバーと出会う少し前-
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L.A.コールドケース(2018年製作の映画)

3.0

"ジャーナリズム"

渋谷で午前中だけ用事があり、この用事だけ済まして帰るのももったいないなぁ、映画1本くらい見て帰るか、と思い立ちこちらを鑑賞。

何も前情報を入れず、ほぼタイトルとキャストだけで作
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

"Don‘t move…✋"

ジュラシック・シリーズ第6弾。

オーウェンやクレアを始めとする『ジュラシック・ワールド』のキャストたちはもちろん、2001年公開『ジュラシック・パークⅢ』以来21年ぶ
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

"ガムは包んでごみ箱に"

クリス・エヴァンスが出てるなら見るしかないよねェ~~~……
すんません。お金ケチってNetflixで見てしまいました。

そんな貧乏根性で映画館料金をケチったことを後悔する
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シャザム!(2019年製作の映画)

4.2

"マジックワードは「シャザム」"

DCEU第7弾。
幼いころに母とはぐれ、その後里子となるが23回もの脱走経歴ありという問題児・<ビリー・バットソン>が主人公。

彼はとある運命から魔術師の手ほどき
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

"真夏の大冒険"

MCU第29弾。
舞台は『エンドゲーム』のその後。
いわゆる「BIG3」の中で唯一現役のスーパーヒーローであるソーは、ご存知ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々と行動を共にして
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.5

"人生の岐路"

ひとり真夏の川崎映画祭の4本目。
デンマーク出身で、現在はノルウェーを主な活動の場としているヨアキム・トリアー監督最新作。

2006年公開『リプライズ』、2011年公開『オスロ、8
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

4.0

"BEYOND"

ひとり真夏の川崎映画祭の3本目。
ピクサー作品の中でも1、2を争う人気作『トイ・ストーリー』に登場するバズ・ライトイヤーが主人公。
クリス・エヴァンスが声を当てているということで字
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

"この出会いは運命"

ひとり真夏の川崎映画祭の2本目。
アカデミー賞ノミネート作を含む数々の話題作・期待作が同時に封切りされた7月1日。
本作『リコリス・ピザ』も多分に漏れず、第94回アカデミー賞に
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

4.0

"ここをキャンプ地とする"

山梨に住む女子高生たちで結成された野外活動サークル・通称"野クル"のアウトドアライフを描くアニメの劇場版。

先述の通り、アニメ本編では高校生だったなでしこたちが本作では
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