星野源さんのアルバムを良く聴いてるのですが"生きることは踊ること"というテーマが何回か繰り返されていて、心に残った状態で見たからか、
同じく"生きることは踊ること"、加えて"焼かれることは死ぬこと"と>>続きを読む
自分の中では
数年前の"くまのプーさん"に並ぶ、
原作の味わいをそのまま3D映画に落とし込んだ作品大賞に決定しました。
マニアとはとてもいえないけど、何種類かのコミック読んで展覧会があれば行ってって>>続きを読む
もちろん新作公開に備えての見直し。
2007年発売のトリロジーDVDボックス収録の特別編です。
EP1からがリアルタイムなので、特別編を初見時にはかなり古臭い印象を持ったことを覚えているのですが、>>続きを読む
公開初期に何回か劇場に向かうも満席ばかりで、会社帰りのレイトショーでようやく。
想像していたよりもかなりコメディでした。
ともかく、最初から最後まで主人公が全く成長していないことに愕然とします。
文>>続きを読む
子供のいない男女はどんな風に歳をとっていけばよいのか?について、よく考える。
仕事にも十分慣れてきて、友人や近所の子供が成長していくことを見送りながら、なんとなく区切りの無い日々を送ることについて。>>続きを読む
ガイリッチー作品ってだけで少し笑ってしまうよいな雰囲気がありますが、
最初から最後まで軽妙でスタイリッシュで、つまり凄く軽くて。
結果的に楽しくて笑ってしまいました。
マシューボーン監督の"キングスメ>>続きを読む
第二次大戦でナチスドイツに奪われたクリムトの名画を巡る物語。
実際にアメリカとオーストリアを跨いで行われた裁判を基にした話なので法廷劇になるのかと思っていたのですが、
事実を基にして、個人と時代との関>>続きを読む
"猿の惑星 "、特に"征服"と"ジェネシス"を思い出しながら見ていました。
"征服"では公民権運動のオマージュとして成り立った構造が、"ジェネシス"では社会構造全般へのアゲインストになっていたように>>続きを読む
タイトルからして''3D"っていうくらいなので、3Dで体験してこその作品でないと意味がないと思って、ようやく観賞。
意味よりも体験を重視した作品になってることを期待してました。
いくつか手に汗握るよ>>続きを読む
圧倒的に笑っちゃうくらいに正しいこと。
人と話をする、とか
笑う、とか、部屋を綺麗にする、とか、
ひとりで生きてるわけじゃない、とか、
空を見上げる、とか。
見終えて思い返すと
心に残るのは、そんな>>続きを読む
ロバートアルトマンといえば、群像劇。
ポールトーマスアンダーソンの師匠。
一言だけとはいえ、現代アメリカ映画を切り開いている彼の台詞はまさに真実。
複数の人物を同時に描きながら、真実に切り込む。
彼>>続きを読む
とにかく、三船敏郎が美しい。
主演デビュー作にして、画面に映っているだけですべてを惹きつける魅力が炸裂しています。
陰鬱とする救いのない物語の中でも
水の流れと風の流れが意味を持って入るのが気持ちよ>>続きを読む
スターウオーズに影響を与えた、ていう文脈なしには見ることができないくらい
頭をよぎる瞬間が続くエンターテイメント作品。
アクションの派手さには時代を感じますが、面白さは普遍だと思いました。
関所を超>>続きを読む
フィルムセンターのオーソンウェルズ特集上映で。名前は聞いたことがあってもDVDにもなっていなくて見る手段が無い作品だったので、気持ちは高まってて。
ずっと見たかった作品でした。
そんな気持ちをさかな>>続きを読む
"乱"をスクリーンで見てからしばらくしての観賞だったので、全編通して同じような場面が多く思いましたが
なるほど、どちらもシェイクスピアの時代劇版。
前者はスクリーンから札束が溢れ出てくる錯覚を覚えるほ>>続きを読む
近所の劇場でようやく上映してくれたので観賞。
今度のトムハーディは列車で大陸を西へ東へ。
スターリン独裁下でのソビエトがどのような悲惨な社会状況だったのか、をまず見せてから
そこで起こった45人もの>>続きを読む
戦後間もない廃墟の都市での物語といえば"第三の男"での分割統治されたウィーンを思い出しますが、この作品では1947年の東京新宿。
凸凹道路には車も走れば牛も歩く。
道路で子供たちが野球に興じ、道路端>>続きを読む
年初めに飛行機で観たのですが字幕が無くて途中から全く追いきれなくなってしまったので、イメージフォーラムで観賞。
長年埋れてきた才能を再発見するドキュメンタリーといえば、数年前の"シュガーマン"のこと>>続きを読む
30年前と言えば、日本はバブルの入り口にあって上がり調子の機運に満ち満ちていたんだろうなー、という想像と
この作品に溢れたスケールと豪華絢爛さに、"天皇"と言われたらしい黒澤監督へのパブリックイメージ>>続きを読む
戦争を経て生き残った人と亡くなった人との繋がりと、それでも残る感情を描く。
大林監督デビュー作である今作と近年作とは同じことを言い続けていると、初めて映画館で見直して思いました。
生きている人=自>>続きを読む
原作は未読ですが、評判がよいので期待して。
物語の運びに無駄がなくてクライマックスまでは凄く面白かったです。
ふたりがバディになるための動機付けがヒロインへの恋心として描かれていて、物語の最後までそ>>続きを読む
3時間を超える名作を自宅で見通すのは難しいので、午前十時の映画祭で鑑賞。
一度休憩が入る作品は久しぶりでしたが、体感時間は2時間くらい。
すっかり引き込まれました。
黒澤明作品はほとんど見ていないの>>続きを読む
菊池成孔さんのラジオでのヒップホップ特集に度々登場していたので名前は知っていたomsbでしたが、
こんなにいかつい風貌とは、と思いながら、
彼が画面の真ん中に陣取って
ひたすらにブレイクビーツを探して>>続きを読む
ホッコリするような邦題よりも
原題の持つシャープな鋭さの方が相応しい。90分と短いながらも心に残ります。
冒頭での"孤独な死者"になっていくことが暗示された女性の人生を救い、
すでに失われて久しかっ>>続きを読む
瑞々しいと言えば陳腐だけど、
それは取り替えのきかない何かだ。
オープニングからエンディングまで
まるで夢のような、遠い日の思い出のような、
そういえばエンドロールは走馬灯のような。
前作から10年>>続きを読む
ホラー苦手なので、黒沢清作品は二作目。
ただ著作は何冊か読んでいるので、映画の見方考え方には影響を受けているつもりでいる自分ですが、それを飛び越えて素晴らしかったです。
暗闇から浮かび上がる何か、暗>>続きを読む
面白い!これは誰が観ても熱くなれる最高なヤツです。
殴って倒して勝ち上がって大金持ちってシンプルな試合形式を中心にして、家族再生を描いてくのは巧みだし、
世の中の不幸を全て背負いこんだと思いながら生>>続きを読む
近年肥大化していくマーヴェル作品の中では、久しぶりの小さな話。
主人公は小さいし、お話も小さいし、
次作のアヴェンジャーズへの繋ぎにもなっているけど出てくるメンバーはアイツだし。
こんな作品をちゃん>>続きを読む
こりゃあ面白そうだと思って見に行ったのに、軽く超えてきた。
さすがマシューボーン、今一番信用できる男。
オープニングでのクレジットの出し方からくすぐられるようにニヤけてしまい、
人間スライサー女の登場>>続きを読む
先週の降水被害地帯を通り過ぎてたどり着いた劇場で見たので、特に後半での没入度が高かったです。
劇場CMを見たときに強く感じた"アジア人=ゾンビの時代錯誤なパニック映画"という印象は、現地人(恐らくタ>>続きを読む
残酷で許しがたい実際の事件を下敷きにして、複数の視点から立体的に描く。ただ、そこで語られるセリフはほぼアドリブ。
DVDに収録された監督インタビューによると、映画会社に自らアイディアを持ちかけたとこ>>続きを読む
シリーズ初鑑賞でしたが、単純に面白い!
何回も観て見飽きてすらしてしまったメインビジュアルがいきなり冒頭に置かれていることにビックリしてる間に、息をもつかせぬ二時間あまり。
冒頭のスーツかつ青空かつ>>続きを読む
小田急と箱根と、なにより大島優子さんを"綺麗に良いイメージに"映すというミッションを、クリアした小品って印象。
タナダ監督インタビューでも語られているように大島優子さんありきの企画なので、造形はぴっ>>続きを読む
ナイトクローラー満席、わたしに会うまでの1600キロ満席、と
週末映画難民になってしまい、ようやく辿り着いたこの作品。
オゾン作品としては軽いタッチかと思っていた(なのですこし気乗りしなかった)のです>>続きを読む
キスは罠。
青春群像劇としてはよくあることですが、人の生き死にが頻発するのをよしとするか、よしとできるか、が
評価のポイントになると思うのです。
エドワードヤン監督作品の中では個人的には一番入り込>>続きを読む
"恐怖分子"がヌーベルバーグでハードボイルドな傑作なのに、こちらはカラフルなスクリューボールコメディとは!
マシンガンみたいに言葉を重ねて、10人くらいの登場人物も次々すれ違わせて、めざましく発展し>>続きを読む