リチャード・リンクレイターの「俺の愛を食らえ!」を存分に堪能するひととき、ひたすらニヤニヤし通しの幸せな時間でした。元ネタを焦がれるように何度も見返し、史実をしらみつぶしに調べ上げ、「もしも俺がゴダー>>続きを読む
真ん中に据える人物を入れ替えてそっくり同じモノローグが繰り返されるアバンタイトル時点でぐいぐい惹き込まれ、そこから先はあっという間の68分でした。こちらとあちらが目まぐるしく入れ替わるのに至極スムーズ>>続きを読む
こちらも「オー・パン・クペ」と同様にカラーとモノクロを併用していて、類似の対比がなされているものとばかり思っていたらだいぶ勝手が違ってました。
ざっくり言えば「作品として作り込んだ物語の部分」をモノ>>続きを読む
「オー・パン・クペ」は消息を断った恋人と過ごしたカフェの名前。彼は既にこの世を去っているものの彼女にそれを知る手立てはなく、彼と過ごしたいくつもの記憶をよすがに日々をやり過ごすのだけど、台詞が終始どこ>>続きを読む
初めて聴いたレッチリがブラッド・シュガー〜だった自分にとっては名前しか知らないオリジナルメンバーにして前身バンドの創始者、ヒレル・スロヴァクの足跡を追うドキュメンタリー。序盤はフリーとアンソニーによる>>続きを読む
いやあ、とにかく、斜め45°やや下からアングルのレア・セドゥの美しさをひたすら愛でるお時間でした…。テクノロジーまわりのあれこれが突っ込みどころ満載でなかなかストーリーに集中できなかったんですけど、恋>>続きを読む
ライブ本編突入前、ウィリー・バロウ牧師の演説が既にレベルミュージックでした。この圧倒的なシャウトにバックトラックをつけてくださるミュージシャンはおらぬか…!
音は全体的にベースの音がくっきりしてるの>>続きを読む
30歳目前のクライシスと言えばざっくり同じ90年代にリアルタイムで奥田民生の29を目の当たりにした勢ですけども、洋の東西を隔ててなお色濃く滲む当時の世相にあらためて感じ入るなどしました。
それはそれ>>続きを読む
寡黙な男の波乱含みの人生。失ったものは永遠に美しく、思い出すのはごくありふれた幸せな記憶ばかり。それらを何度も何度も何度も楔のように打ちつけながら生きているのはあなたもきっと同じでしょう?と慰められる>>続きを読む
このへん疎くてあまり掘り下げて聴いてこなかったこともあり、結成に至った動機や経緯がシリアスかつ知的なのを知るにつけ大いに驚きました。いかにも初期のMTVらしく古めかしい極彩色とやけに鮮明な映像が混在し>>続きを読む
エゴン・シーレ 死と乙女(2016)のノア・サーベトラ見たさに鑑賞。向こう見ずな若者たちの危なっかしい政治活動をひたすら親目線でおろおろ見守る111分でした。営利以外の目的を持って集まった集団とはやは>>続きを読む
ネットフリックスに加入する機会があれば見たいなと思ってたブリー・ラーソン監督作。冒頭、赤ちゃんのホームビデオに刻まれた日付が1990年ってことは89年生まれのブリーの自伝的要素が色濃かったりするのかな>>続きを読む
ロブ・シモンセン*1による劇伴という事前情報の時点でワクワクが止まらなかったのに、IDLESがオリジナル曲を提供するクライムムービーだなんてああ、もう、そんなの絶対観たいじゃないですか〜!ずっと待って>>続きを読む
おととしBS松竹で幸運にもノーカット版を鑑賞できて以来、一度でいいからスクリーンで観てみたいと熱望していた夢が叶って感無量であります。入場時に特典として08年の復刻版フライヤーをいただけたのも嬉しかっ>>続きを読む
「どうにかなる」と「どうにもならない」の間を風の向くまま漂い続けるようなお話でした。
劇中で起こる出来事はどれもドタバタ珍道中に仕立て上げようと思えばいくらでも濃いめの味付けを施せそうな一大事なのだ>>続きを読む
主人公マルティネスはメキシコで働くチリ人、キービジュアルそのままに調和の取れた規則正しい生活を送るシニア男性なのだけれど、職場で肩たたきに遭い後任としてチャラ男のパブロがやって来るところから物語が動き>>続きを読む
いかんせんヒップホップに疎いため、春先にフォーラム仙台で予告編を見かけた際は「ふーん」くらいの感じで受け流してしまい「アイルランドのトレインスポッティング」なる謳い文句もそこまで刺さらなかったんですけ>>続きを読む
公式サイトの劇場一覧にいつまで経っても地元が加わらず「とうとうクレプスキュールさんにすっ飛ばされてしまうの?仙台…」としょんぼりしてたところへ突如ひょっこり公開情報が飛び込んできたので大喜びで予約しま>>続きを読む
昨年たまたま目にした集英社オンラインの記事※1がとても印象的で、本作の日本公開が決まったときは大いに喜んだものでした。わりとギリギリになっちゃったけど、なんとか観に行けてよかった。ひと目みたら忘れられ>>続きを読む
当初の劇場一覧だと最寄り劇場が大河原しかなくて「ぬおお遠い、ダルい…!」としょんぼりしてましたが、その後無事このあたりまで来てくれてほっとしました。キービジュアルがいくらなんでも本気すぎて素通りできず>>続きを読む
子がいなくても男がいなくても平然と自立して自虐しない媚びない気後れしない女、いわゆる良妻賢母的ロールモデルを踏襲してきた側からすれば脅威そのものですよね。だからって、あんな火の玉ストレートで面と向かっ>>続きを読む
とりあえず、このふたつのキービジュアルを並べてみてまずグッときたのは、波打ち際の白波とウェンブリーの上段窓の光が射して見えるラインを繋げるように配置したデザインの妙です。傷つけ合った若かりし日もキャリ>>続きを読む
ドキュメンタリーは過去にも何作か製作・公開されているのでバンド内のゴタゴタは今さら触れるまでもないじゃろってか、各々が歳を重ねつつ精力的に活動した結果矛の収めかたを実践的に身につけたというか平たく言え>>続きを読む
いかにも和ホラー然としたフライヤーに恐れをなして遠ざけていたのだけれど、予告編があまりにも美しいので勇気を出して観に行きました。怖さとはまたちょっと違った意味で目が離せない、スクリーンの奥の奥まで覗き>>続きを読む
アキ・カウリスマキが故郷のカルッキラ(ヘルシンキのベッドタウン)に映画館をつくるドキュメンタリー、「キノ・ライカへようこそ」のひと言から協賛ロゴが次々に映し出されたその後に「ほら、ライカ。おすわりして>>続きを読む
信仰についてわたしの解像度が低いばっかりに読み解けなかった部分も多々あると思うので悪し様には言えないけれど、年下の女からの距離の詰めかたも年上の女への思慕もなんだかえらい唐突ですね…?ってだいぶびっく>>続きを読む
オムニバス映画につき直の共演シーンはないのだけれど、仲野太賀と岡山天音の名が並んでるのをみた瞬間から「これは観に行く」と心に決めておりました。顔面から発せられる情報量の多い俳優が好きなんですよわたしは>>続きを読む
たまに見かけるとついふむふむ読み込んでしまうサールナートホールの告知があまりにも良くて、上映をずっと心待ちにしてました。
とりわけ目を惹く「セリフなし映画の名匠」の謳い文句に興味津々で赴いたのですが>>続きを読む
いやあ、良い。何度観ても良い。最初から最後までそんなわけあるかいに次ぐそんなわけあるかいの応酬なのに、ホリデーシーズンのうかれモードですべてがどうでもよくなってくる景気のよさが何より素晴らしい。「コイ>>続きを読む
何を書いてもネタバレに繋がりかねないのでもろもろ差し控えますが、大人の言葉巧みな駆け引きと甘酸っぱい初恋とじわじわ効いてきて背筋を凍らせるタイプのバイオレンスの三つ巴にずぶすぶ引き込まれました。序盤の>>続きを読む
2年ほど前に観たノベンバーの監督と製作陣による新作ということで、どうしても確認したいことがありここ仙台での公開初日に馳せ参じました。何が気になってたかというと、ああいう感じのダークで耽美なファンタジー>>続きを読む
クレプスキュール配給作には外れがないので今回も楽しみにしてました。やはり期待を裏切らない。観に行ってよかったと思える穏やかな良作でした。
冒頭のシーンは夕方あるいは明け方。明かりがぽつぽつと灯る美し>>続きを読む
シアター・イメージフォーラムまで馳せ参じねば観られぬものとばかり思ってた、なかなかニッチなこの作品がまさか仙台までいらしてくださるなんて…!と感激しております。ありがとうフォーラム仙台、6月時点ではわ>>続きを読む
題材が題材だしスケールも規格外だもんで重厚さや壮大さから逃れられないであろうことは安易に想像がつくのだけれど、3D技術を用いるからには全てがそこにあるように/それをつぶさに見つめるためのディレクション>>続きを読む
この春たまたまTLに流れてきたヒプノシスの逸話*1がとても興味深かったので、その中心人物が制作に名を連ねている本作もぜひ見てみたくなりました。
生い立ちからごく短い活動期間を経てその後の長い隠遁生活>>続きを読む
父娘ものが好きでユアン・マクレガーが好きで、つい数か月前に見たばかりのパスト・ライヴスがめちゃ刺さった身としてはもうアレだ、観ない理由がありませんね!ってことで楽しみにしてました。実際よかった、グッと>>続きを読む