フルートベール駅で起きたこと
2009年1月1日、午前9時15分、ある一人の黒人男性が警官の発砲により死亡した。無抵抗のまま背中から。名前はオスカーグラント。22歳。タチアナという娘がいた。
今作>>続きを読む
胸騒ぎ、してますか?
グザヴィエドランをたっっっぷりと堪能する映画。
ある一人の男を取り合う男女の恋(?)物語。と言ってもドロドロした昼ドラ的な展開ではなく、あくまでも「可愛く」「さっぱり」語ってい>>続きを読む
あなたがロランス
正直、レビューが難しいというか、大変というか、、、。
Mommyの場合、心の奥底まで染み込んできて涙が抑えられなかったけど今作は画面で起きている出来事に、ただただ祈るしかない。これ>>続きを読む
純愛は美しい。
私は一目で分かる世界観がとても好みで、それだけで高得点を付けてしまうこともある。
近未来、何千年後の地球、日本に侍がいた時、遥か昔の出来事。時代はいつでもいい。製作陣のこだわりが見え>>続きを読む
この状況はMARSい、、、
(↑これが言いたかった。)
迫力というより、きめ細かい映像が見たいため2Dで鑑賞。正直、全編迫力シーンなわけでもないので2Dで正解だった。
この作品、一言で表すなら、、ポ>>続きを読む
暗黒の騎士、敗北
ダークナイト三部作の中でも一際、存在感を放つ作品。もちろん3つの作品で一つのストーリーという解釈が妥当だから、順位は決めたくないが、やはりこの「ダークナイト」は異端な雰囲気が漂って>>続きを読む
暗黒の騎士、誕生
世界から高い評価を受けているダークナイトトリロジーの一作目。三部作の中じゃ地味な作品、と感じる今作。だが、今作がなければダークナイト、ダークナイトライジングの基盤がないことだから、>>続きを読む
やはり好きだ!
引っ越し初日の深夜。シングルマザーとその娘の元へ強盗が侵入する。これは女VS男のある種のアクション!夜、雨、この要素をうまく使い、家の中の密室状態が緊迫感を高める。更にスローモーショ>>続きを読む
動物って、すげえ!
今回初めて、「動物系ドキュメンタリー」を見たのだが、本当に動物は賢く、環境に対応して食料を確保する姿勢は本気の"生"を感じる。
様々な動物の生態、特徴が学べるし、育児が独特で見応>>続きを読む
戦場で生き抜く、それぞれの葛藤
もうすぐ高校卒業なので観賞。
いきなりだが、スクールカーストは大きく分けて6つあると思う。
① こいつがいないと場の空気が暗くなるくらい存在感ある奴。
② ①の友達>>続きを読む
冷酷かつ ある種の非情
序盤の食卓のワンシーンで分かる社本家の状況。亀裂が入った家庭。娘の美津子は食事中でも電話が来れば外出してしまう。それを注意すらしない親。
こんな3人家族の前に現れる村田。既に>>続きを読む
ポンヌフで起きた奇跡
序盤20分は台詞が極端に少なく、予想の内容と全く違い、「ハズレかも」と感じつつも、いつの間にかしっとりと繊細な雰囲気に夢中だった。ただ、起伏がある作品作品ではないから、度々睡魔>>続きを読む
アナの静かなる瞳
子供視点の光と闇が重なりあう作品。
深呼吸をしたくなる広大な田舎風景と、所々入る絵のような美しさのシーン。「人がいない」を長所に持っていき、最大限に魅力が引き立っていた。時代を感じ>>続きを読む
正義は永遠に
あれから3年、再びあいつらが平和のために動き出す。
前作から感じていた人も多いだろう、「キックアスってヒットガールが主人公だよね?」問題。確かに、当時12歳のクロエ グレース モレッツ>>続きを読む
自然界が猛威を振るう
海は泳ぐものではなく、眺める派の自分だが、今作鑑賞終了後、更にこの考えが高まった。夕日に照らされている海面はキラキラして非常に綺麗なのだが、その中に恐怖感や周りに何もない閉塞感も>>続きを読む
その心意気がある限り
マシューヴォーン代表作品と言えば、「キングスマン」「X-MEN ファーストジェネレーション」。一応全て見たが、個人的最高傑作は「キックアス」!!!
「キングスマン」に続き、(公>>続きを読む
「生きる喜び」
映画に限らず、これからの人生で「生きててよかった」と本気で思える日はいくつ来るだろうか。年を取るほどに若かった頃の記憶が薄れ、何を目的に生きていたのかさえも忘れてしまうかもしれない。>>続きを読む
ただの絵の具だ!! 聖なる血!聖なる血!
ホドロフスキー監督作品は初鑑賞なわけだが、一体どんな人物なのだろうか?
この作品、一言で言えばこれに尽きる。
変態!!!(個人差あり)
思い出せば、>>続きを読む
彼は一体何者なのか?
「アイロボット」「ノウィング」の監督作品。特に「ノウィング」の暗い世界観に似ていて、ミステリー×SFのような作品。
物語中盤から始まるような序盤。なぜ?が徐々に明かされる段階では>>続きを読む
敗北者としての葛藤。
"開始62分後の衝撃"を知りたくて劇場へ。
前半は蓮吾(中島裕翔)と大貴(菅田将暉)とサリー(夏帆)のいわゆる「青春モノ」としても、十分成り立つくらい面白い。(めちゃめちゃベタだ>>続きを読む
新たなる幕開け。
2015年最後の劇場観賞、2016年最初の劇場観賞はこれと決めていた!
1977年に公開されたエピソード4から既に38年が経過しているにも関わらず、新エピソードが出るたびに新しきフ>>続きを読む
それは友情か。
女版ファイトクラブと言えばいいのか…。言葉では表せない映画の深みを「野いちご」同様、味わわせてもらった。
特に物語、始まった直後から普通じゃない空気を漂わせる。音楽、意味不明の映像、白>>続きを読む
エドワードヤン最高傑作とのことで観賞。実際にいくつもの賞を受賞している一本。
だが、残念なことに全くハマれなかった。
音楽もほぼ使わないことやカメラワークによる見せ方などこだわってそうな部分はたくさん>>続きを読む
体は小さくも罪の限りなく大きい。
公開時のキャッチコピーは「地獄でも、天国でも、未知の世界が見たいの! 悪の楽しさにしびれ 罪を生きがいにし 15歳の少女ふたりは○○に○を○○○」(○はネタバレなので>>続きを読む
回想する自らの人生
イングマールベルイマン監督作品初観賞。彼の作品には非常に興味がある。
90分と短尺ながら、まだ自分には全てを読み取れなかった。序盤から不気味であり、謎めいた演出に戸惑いながらも質が>>続きを読む
心がぶつかり合い、生まれるもの。
様々な人の一日を濃厚かつ繊細に描く。
映画が終わって、「あ、これ一日の物語か」と思うほど時間の経過を忘れさせ、人々の記憶に残る作品。事実、「ブロークバックマウンテン」>>続きを読む
不謹慎なんて無関心
今年初の映画はこれと決めていた!
「キックアス」はそこまでハマれなかったため、期待も大きかったがその分不安もあった今作。だが、その不安は一気に期待に変わった。序盤からバタバタ死ん>>続きを読む
これはGOOD JOB.
都会住みの青年が携帯も繋がらないド田舎で、林業と共に深く人間と関わることを学んでいく物語。近年はSNSが発達し、上辺の友情や本来の人間関係が薄くなっている。そんな中、林業を>>続きを読む
光も届かぬような底から
あまりにも悲惨的な状況と北海道の掠れた空気が、より一層人物の表情を色濃くする。特に夕日を悲しげに見る千夏、ラストシーンの二人は印象に残っている。とにかく情景や雰囲気がいつも切>>続きを読む
時間は有限であり、儚いもの
人と比べて生きることは極力したくない。それに必要性はないし、様々な優劣があるからこそ助け合い励まし合う。だが、この作品を見ると必然的に自分の立場を考えてしまう。
一瞬で過>>続きを読む
究極の甘辛映画。
渡部亮平監督の自主製作映画でありながらデビュー作。
自主製作と言っても、見せ方、演出に凝っていて低予算ながら、監督自身の感性(なんとなくだが)を余すことなく映し出している様子には様>>続きを読む
これは一子の成長と変化の物語。
序盤10分で衝撃を受けた。安藤サクラ演じる一子が全く安藤サクラに見えない。ショートカットでほっそりとした体型という印象だったが、今作では、きっと何ヵ月もヘアカラーを怠>>続きを読む
この試合に"白黒"つける
舞台は1960年代、白人至上主義のアメリカの実話を題材にした作品。
「コーチカーター」を"バスケと希望"とするならば、本作は"バスケと差別"だった。
才能がありながらも、偏>>続きを読む
希望が導く。
カリフォルニア州リッチモンド高校の実話を題材にした作品。
学校の進学率は低く、卒業した三人に一人は刑務所に行く学校のバスケ部にケンカーターという新任コーチが生徒を変えていく。
この作品、>>続きを読む
進化し続ける男
ダニエルクレイグ007シリーズ第三段。
今作の見所は、たくさんあるがなんと言っても、一つはやはりOPだろう。
もはや、これで満足の領域に連れて行かれる。ハイセンスかつ並の人間では到底>>続きを読む
思い出に縛られる。
ダニエルクレイグ007シリーズ第二段。
前作の終盤で、大切な人を失ったボンドは復讐に走る。
序盤から車を駆使したアクション。人数的にはまずいはずなのに、ある種の安定感のような感じで>>続きを読む