NYoLoさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

一年ほど前から観たくて仕方がなかった本作が、なんと昨日から配信スタート、ということで数日前から楽しみにしていました!ワクワクしながらの鑑賞スタート。

良質なサスペンスで、ぐいぐい引き込まれたのは間違
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

4.5

すごい!
nice try!
あかん、引きずりこまれた。
これが未来か‥‥









同じくNetflixのROMAがアカデミー賞を沸かせました。今日たまたま、スピルバーグ氏の発言がバズったの
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世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

4.0

あったかい作品でした。

同じく実話をベースにした映画、「ルディ」「5%の奇跡」でも思ったけれど、夢を諦めず、ひたすら全力投球する人を、必ず誰かが見ていて応援してくれる、そんな「人の善良さ」が詰まった
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

5年ほど前、職場で隣に座っていた映画好きの先輩に勧められて観てみて、本当に面白かったと記憶している映画

ですが、

案の定、細かいところは全て忘れていたので再鑑賞です。

小鳥蘇生パクンと、シガニー
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.8

ひな祭りなので、女の子応援ムービーをひとつ♪

ラブコメのように見えますが、働く女子に「自信持っていってみよ〜!」とエールを送ってくれちゃう爽やかコメディ。レベル・ウィルソン、アダム・ディヴァインのピ
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

実力派俳優たちによる豪華共演。
骨太な痛快タランティーノ映画。
面白い!

面白いんだけど嫌い。








ちょっと落ち着いたので、何が嫌いか挙げてみよう。
とにかく、人が人を嬉々として虐げる様
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存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

3.3

ファントム スレッドさえダイジェスト版に思えてくる、ダニエル・デイ=ルイスによる叙事詩的ラブストーリー。出会いがバーの客と給仕というのも似ていた。

が、しかし。正直、長っ!

これもまた、私には踏み
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殺人ゲームへの招待(1985年製作の映画)

3.4

いわくありげな古い洋館にティム・カリー‥‥って、ロッキー ホラー ショーそっくりなシチュエーションながら、こちらはコメディサスペンスです。こちらの方が10年ほど新しいものの、ドタバタ感は同じくらい時代>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.6

物語の粗を探さずとにかく楽しめばよろし!な映画。

楽しみました♪

でっかい生き物が大暴れして街を壊す映像が見たい人には特にうってつけ。

色恋沙汰があると気まずくなっちゃうファミリー鑑賞にもしっか
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.3

ドイツが東と西に分かれていた時代の、国家統制下の東ドイツを舞台にした「人の心」に深く想いを馳せるドラマ。

勝手にナチスドイツ下の話だと思って、きっとすごく辛い物語なんだろうと、観たかったけどなかなか
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ブラック・シー(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ここでの評価は低いですけど、これまで潜水艦ものをみたことがないので、私にはとてもスリリングで楽しめました。

家族を顧みずに企業に人生を捧げるも、簡単に使い捨てられてしまう労働者が、オンボロ潜水艦と寄
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.8

それぞれ、全然成長のないままおっさんになってしまっていて(ユアン以外はほんとクズに見えるの、実力派ばかり!)説得力のある後日談でした。中毒はより中毒に、暴力はより暴力に、ね。
でも少しだけ、あの頃より
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同級生(2015年製作の映画)

4.0

恋愛を、どろどろと描くもみずみずしく描くも両方とも正だと思うんですが、青春時代・BLというジャンル縛りでみずみずしく描いた作品の名作といえばコレなのでは?と思うほどの名作を、映像化して名作にした、名作>>続きを読む

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.5

今の若者が青春時代をこんな風に切り取ろうとしたら、どんな服で、どんな音楽で、どんな乗り物で描くだろう。
そう考えたら、みんなが納得するアイコンが何もない気がした。それくらい価値観が多様よね、今って。
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.7

不遇な立場でお金が必要となった主人公達が、知識と特技を生かして麻薬を作り、売りさばく!お金持ちになるけど、ハッピーエンドなんて、そうは問屋が卸しません‥‥という話。

見始めてびっくり!

GOTを見
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深夜の告白(1944年製作の映画)

3.5

どうやってマッチに火を付けてるんだろ?カッコいい。

会ってすぐ口説く、その口説き方がキザなんだがカッコいい。

いちいちベイビー、ハニーと語尾につけるのが古めかしいが、モノクロな絵面に合ってて超絶カ
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俺たちスーパーマジシャン(2013年製作の映画)

3.7

タイトルを「俺たち〜」ってつけちゃうし、パッケージもぱっと見ウィル・フェレル感出てるから、絶対あんなテイストと思っちゃうじゃない?勿体無い。

至福の映画鑑賞デイのラストに、どうしても楽しいやつが観た
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

3.2

アルフォンソ・キュアロン監督のROMA鑑賞後は、息子さん監督作品を。お父さんもプロデュースしております。

顔が好きすぎなガエル・ガルシア・ベルナルと、背が高くて甘いマスクな極悪人、ニーガンことジェフ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.5

好きか、と言われると好きではないかもしれない。でも圧倒された。トゥモロー ワールドでも長回しがすっごく上手いなと思ったアルフォンソ・キュアロン監督作品。

比較的誰にもフォーカスしないので、みなさん仰
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

4.0

こんな風に、挿絵に説明が入っている本を確かに読んだことがある。そんな記憶が、印刷された古い紙の匂いと一緒に蘇るような感じがして、奇妙な懐かしさを覚えるとともに、コーエン兄弟の作風も相まってかなり好み。>>続きを読む

さよなら、ぼくのモンスター(2015年製作の映画)

3.5

半自伝的映画らしいですけど、とても感受性豊かな方なんでしょうね、監督は。そして、若いうちに、あまり熟成させずに撮ったのがよく分かる作品でした。

葛藤
混乱

この感覚をなんと名付けるか。自分とは何か
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.2

音楽と色彩と顔芸でどこまで恐怖を呼び起こせるか!



ということかしら?



ごめんなさい、ちょっと私にはレベル高かった。
もちろん芸術性も高かったけど、鑑賞のポイントが分からなかった。
動機が分
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.9

個人的には、映画のモチーフって繰り返されるものが数多あるのが普通で、同じ題材でもどんな切り口で描くかで全く違うものになり得るから、永遠に感動が尽きないんだと思っている。

人間としての成長、現実からの
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.5

ダニエル・ブリュールが【柔らかすぎるガッツポーズ】をキメ、巨大な幻影と化している雑コラにしか見えない表紙、というレビューを拝見したその日から、半年以上経ってしまいましたがやっと鑑賞です。
今でもこの表
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ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢(2008年製作の映画)

4.2

隔週末のお楽しみ、かわいいグルミットを拝む時間キターーー!
1つめの入試を終え、とりあえず一息ついた娘と鑑賞です。

今回の作品は、登場人物も多いし(手のかかるコイヌ!)背景やベーカリーのディテール、
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.5

フロム ダスク ティル ドーンを観て初めて知ったグラインドハウスという文化。グラインドハウスがあまりにも良い思い出過ぎて、丸ごとその雰囲気を映画にしました、という劇中劇のような作品です。

最初のマチ
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I AM ヒース・レジャー(2017年製作の映画)

5.0

1年以上前に購入していたものの、リージョン コードが北米なので我が家では観ることができない、と、ずっと飾り物状態だったヒース・レジャーのドキュメンタリー。特殊な機械がないと絶対に無理と信じて温め続けて>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

午前十時の映画祭にて、人生初のback to the future 映画館鑑賞してきました!(200307@大阪ステーションシネマ)

もう、本当に何回観てるんだろう?ってくらいなんだけど、大スクリー
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マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

3.7

Life is going on.

人生賛歌、そして女性賛歌。
人との繋がりに感謝したくなる良作です。こんなに盛大に泣き笑いしたの初めて。

昨今の映画はいい意味で尖っていて、分かりやすいものは分か
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.5

人生にはごみ箱が必要。

こんなに逃れられない生活なら、毎晩吐くほど飲んで、ワンナイトな関係結んで、現実から目を背ける時間がないと務められないよ。何が悪いというんだ。

でも「変える」勇気はない。変え
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チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室(2008年製作の映画)

3.6

17歳って、それだけで事件だと、こういう映画を見るたびに思う。そして、私の17歳はまぁまぁ平和だったと思い返す。

多少デフォルメはされているけど、学校に監視されてると感じたり、自分だけおかしいんじゃ
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あるスキャンダルの覚え書き(2006年製作の映画)

4.0

バーバラ
同性として、心底嫌だなぁって思わされる女。執着心が気持ち悪いほど強い。思い込みが激しく、すごい前向き。さすがジュディ・デンチ。鳥肌立つほど気持ち悪いけど、絶対いるやん、こんな人、と思わせる自
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

至福の映画鑑賞ディ。最後はこちら。

勝手に1980年代の作品だと思っていたら、たった10年前であった。
サム・ロックウェルだし。

地球にエネルギーを供給するため、月の裏側で自動採掘機を監督する1人
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フライトナイト/恐怖の夜(2011年製作の映画)

2.7

The 雑。
Theつ。



クラスメイトが消えていくのにだれも慌てない。
隣の男はヴァンパイアだ。見抜いてるんだ、すごいな。
なんでガス爆発なんて手の込んだやり方で隣人を襲う?
親をヴァンパイアに
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ハーフネルソン(2006年製作の映画)

3.4

ドラッグ中毒。
抜け出したいけど、どんどん堕ちていく男。
名前がまさかのダン。

作品のテイストも相まって、まるでHeath Ledgerの「キャンディ」を観ているみたいだった。

こういう映画を観て
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ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

3.8

あれ?あんまりスコア高くないな。
肝心なところが曖昧だからかな。ホラーと思って見るからかな。


芸術って、そもそも批判されるものではないのかも。(このアプリでせっせとスコア付けてて何を言う、ですが…
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