航空物として映像的にはなかなか楽しいのだけど、最後まで喉に引っかかる魚の小骨のような"なんだコレ⁈"感はおさまらなかった。
主役のクロエ・グレース・モレッツ、何で観たっけと考えると「イコライザー」と>>続きを読む
ほぼ一人称視点(POV)なくらい密着度が凄い。
決勝以外リアルタイムでは観なかった。熱狂こそしなかったものの、勝った結果を知った後、 "スポーツファンあるある" なネット動画を観まくっていたので出来>>続きを読む
こういう少しファンタジックなドラマは昔から好み。
自らを遥か彼方、琴座のK-PAXという惑星から来たと称するケビン・スペイシー、精神病院で彼を病だと診断し治癒しようと苦闘する精神医学者のジェフ・ブリ>>続きを読む
期待とは違ったものの、それなりに面白かった。
観始める前は何となく「異人たちとの夏」のあのノスタルジックな感じを期待したのだけれど、終盤以外はずっと青春エロコメのような雰囲気で、ホラーというよりは微>>続きを読む
非常に面白く、TVシリーズ全13話と劇場版を二晩で一気見した。
Amazonでつらつらメニューを見ているうちにタイトルの”青春ブタ野郎”というワードに食いついてしまった。”ブタ野郎”とはなんともアレ>>続きを読む
邦画のサスペンス・ホラーとしては久しぶりに面白かった。
この手の犯罪ものは、どうしてそうなるという感じで登場人物たちはおバカ行動ばかりするし、警察は24時間無能っぷりを曝け出すし、アクションも何だか>>続きを読む
うーん、何だか微妙な感じだった。
いったい、何が起こっているのか、主人公たち二人は何がしたいのか、何を思っているのか、どうもよくわからないまま話が進んでいく。刑事と被疑者が禁断の恋愛に陥っていくスト>>続きを読む
わかりやすく、手堅くまとまったパニック・サバイバル。
ヴェロキラプトルをライオンに置き換えたまんまジュラシック・シリーズ風なので、主役の家族は助かり、密猟者たちは全滅するなどお約束な展開が続く。新味>>続きを読む
絶望的に面白くなかった。
ギブせず最後まで観た自分を褒めるべきか、見切りが悪いと反省すべきかのどちらかを問うなら、さっさとやめて寝た方がはるかに省エネでSDGSにかなっていた。
7-8割、水中撮影>>続きを読む
期待通り正統派ハードボイルドの私立探偵ものとして面白かった。
ジョナサン・レセムの原作は未読なのであくまで推測だけど、長尺であったり、主人公の心情吐露のナレーションが入ったり、できるだけ原作の雰囲気>>続きを読む
モノクロの静止画とナレーション、オープニングの音楽のみで綴られる幻想的なアート作品。
核戦争により荒廃した世界を救うためタイムトラベルに挑む主人公の物語。今では星の数ほどあるSFストーリーだが、19>>続きを読む
私立探偵ものとして上手くまとまっていると思う。
低予算映画なのだと思うが、それを逆手に取ったような手持ちによるブレる一人称視点に近い映像は、私立探偵もののテンプレで雰囲気が出ている。
レビューでは>>続きを読む
いやはや、怪作というか奇作というか、やはりハンガリー映画は面白い。
20世紀初頭、ハンガリーの小村に赴いた遺体写真家がそこに住む少女とともに凶暴な幽霊を成仏させるというお話ーーなのだけど、全編にわた>>続きを読む
評判通り面白かったが、少し違う点に萌えた。
バスケットボールにもバスケシューズにもまったく関心がなく、はたしてちゃんと楽しめるのだろうかという懸念を抱きつつ見始めた。ファンならより楽しめるのだろうけ>>続きを読む
いろいろな意味で"ホラー"だった。
結構、考えさせられる内容で、それでいてジャンプスケアもあり、しかもクライマックスは雰囲気が変わって、まさかの”B級ホラー”なテイストになり、ちょっと笑ってしまった>>続きを読む
心温まる恋愛ファンタジーで良かった。
坂道3グループとも箱推ししていて、Amazonの配信告知で「おや、久保ちゃん」となった。ただ、冠バラエティと楽曲は好きだけど、映画は正直あまり期待していなくて、>>続きを読む
思っていたのと違い、非常に面白かった。
スパイものというだけの前情報で、007やミッション・インポッシブル・シリーズ的なエンタメを想像していたが、実話ベースの至ってシリアスなドラマだった。
主演の>>続きを読む
ハードボイルドな雰囲気で、なかなか面白かった。
昨秋からときどき観ているハンガリー映画も本作で6本目になった。脚本もカメラワークもしっかりしていて、人口1千万のハンガリーにおける映画制作レベルの高さ>>続きを読む
軽快なテンポで面白かった。
開始早々、あれ、谷原章介主演だっけ!?とちょっと思いかけた。韓流には明るくなく、主演のイ・ソンギュンは観たはずの「パラサイト」にも出ている人気俳優らしいが、かなり似ていて>>続きを読む
全然注目されていないけれど、けっこう面白かった。
主役のジャスティス・ロングに見覚えがあって調べると「ダイ・ハード 4.0」のあの青年だった。本作は12年後の作品だけど面影はしっかり残っていて、ほん>>続きを読む
アキ・カウリスマキ監督は、主に90年代に精力的に作品を発表している。作品の時代背景もその頃に思え、私自身にはとてもノスタルジックに感じる。
本作は2017年の最新作で近々の現代のはずなのだが、ほとん>>続きを読む
うーん、凝ったストーリーなので、しっかり考えながら観ないと置いてけぼりになりそう。未読だけど、きっと原作小説をマイペースで咀嚼しながら読む方が楽しめると思う。
原作では特定されていない舞台を映画では>>続きを読む
面白かったーーこういう人種差別問題のようなセンシティブなテーマに”面白い”というのもいささか憚られるのだけど。
まずは、タイトルの意味を調べた。
▼ Wikipedia
アンテベラム(Antebe>>続きを読む
前半はスリラー風で期待が膨らむが、後半はよくある非友好的な”未知との遭遇”SFだった。「X-ファイル」や「サイン」を思い出す。
ジョーダン・ピール監督作品は「ゲット・アウト」と「アス」を観ていて、な>>続きを読む
良くも悪くも、全般的にはヒットした連ドラの映画版によくある”お金のかかった2時間サスペンス”な感じを超えていないなあと思った。
ただ、ずっと「オリエント急行殺人事件」なオチなんだろうと予想していたの>>続きを読む
とにかく、暗く、重く、悲惨なストーリー。
晩酌しながらほろ酔いで観たので余計に滅入る…
傑作の誉が高くなるほど納得。スコアは高くつけたくなるけれど、娯楽作品とは言い難く、繰り返し観るのは本当のマニア>>続きを読む
予想通りの”ぶっ飛び具合”だったが、歌って踊るシーンが少ないのはちよっと残念。まあ、さすがに入れにくい内容だけど。その代わり、ヒロインの女優が少し日本人アイドルっぽい顔立ちでスキ。
貧乏青年と美女の>>続きを読む
公式の「笑って、呆れて、涙して」は上手いキャッチコピーだと思うが、薄くしか共感できず、前半のおバカさを観続けるのが少しキツかった。後半はガラッと雰囲気が変わり俄然シリアスな展開になり見終えた。
それ>>続きを読む
「マッチ」や「少女」なタイトルだから、どうしても童話なイメージが浮かんでいたが、全然違っていて「氷の微笑」も真っ青な展開に。短尺もあって、後半はあれよあれよと進んでいく。
セリフが極端に少なく、劇中>>続きを読む
シーズン4まであるテレビ版は今のところ2まで観た。本作はそれとは少し離れ、それぞれ1時間ほどの劇場版3作からなるシリーズの一本で、時系列的にテレビ版以前の話になっている。3作のうち本作がいちばん面白か>>続きを読む
冒頭早々タイトルが出るまでの数分間がもう怖く、話が進むにつれ色々な意味でさらに怖さが増していく。
まずはタイトルの「ウィケッド(Wicked )」の意味を知らず、何なんだこのタイトル⁈といきなり怖い>>続きを読む
意外に面白かったーーまあ、劇場には決して行かないし、配信にしても定額見放題でなければ絶対チョイスしない作品群としては、なのだけど。
開始早々ラドクリフくんの母親役と殺されたヒロインの父親役に見覚えが>>続きを読む
実にハードボイルドしてるなあ、と思った。
アキ・カウリスマキ監督体験二作目。昨日観たのは英語だったが、本作はフィンランド語。大学でデンマーク語を専攻し、講義初日は概論だった。そこで習ったのは、北欧4>>続きを読む
トレーラーから期待したよりも面白かった。
伊坂幸太郎って、どちら様?漫画家?小説家?なレベルだったので、もちろん原作は未読。映画を観た後にWikipediaで原作小説「マリアビートル」のあらすじを読>>続きを読む
非常に面白く、魅せられた。
カルト人気のあるフィンランドを代表する奇才監督アキ・カウリスマキ初体験。もうかなり以前に、カンヌ国際映画祭グランプリと主演女優賞をダブル受賞した「過去のない男 」のDVD>>続きを読む
80年代の雰囲気が実に色濃く、観ていてなんともノスタルジックな気分になった。
2021年、36年ぶりにニューマスター版が劇場公開された伝説のカルト作品。そのニューマスター版を配信で(ここでは旧版もオ>>続きを読む