kitoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

欲しがり奈々ちゃん ひとくち、ちょうだい(2021年製作の映画)

2.8

「扉を閉めた女教師」の濃い密度に比べると、エロ度が下がり、ストーリーも割と普通な感じだった。

昨日に比べ気温はさほど変わらなかったものの、午後から薄曇りとなり、まるで本作のほんわかとした雰囲気のよう
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扉を閉めた女教師(2021年製作の映画)

3.5

期待以上にエロくて、しかもそんなエロ期待値⁈以上に作品として面白かった。

長らくクリップしたままでなんならそのまま半永久放置だったかもしれないけれど、今日の記録的な暑さに誘われ観て良かったと思う。
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.3

訳あって、前半のキングギドラが目覚めるシーンから観始めたら、案外、面白かった。

以前、Amazonの定額見放題に来た際すぐに観始めたのだけど、ヴェラ・ファーミガ演じる博士とその娘、環境テロリストたち
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.3

すべてはラストの”怪獣プロレス”のためにーーそんな感じ⁈

モンスターヴァース・シリーズは現在、全4作あって、本作のひとつ前の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」だけ観てなかった。なので、”未確認生
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

ハードルを下げ気味に観始めたら、だいたいジャストミートだったーーって何のこっちゃ⁈

その心はというと、このシリーズはシーズン1と「容疑者Xの献身」を超えるのは絶対、無理だろうなぁという思いがすでにあ
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アウェアネス -超能力覚醒-(2023年製作の映画)

2.5

イマイチだった。

Amazon オリジナル作品で手間暇とコストは十分に投入されている感じがする。スペインが舞台で景色が見慣れたハリウッド映画とは違って落ち着いた感じが欧州らしい。

しかし、ストーリ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.3

静かな音楽のエンドロールをながめながら、良い映画だったなぁ、と思う。

実話ベースのクリント・イーストウッド作品では「15時17分、パリ行き」が少し期待と違ったものの、「ハドソン川の奇跡」は非常に面白
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アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)

2.7

SFエイリアン・パニックものーーただし、ごく局所的な展開でいろいろとショボい。

タイトルの”ブロック(block)”は主に英国で用いられる「大きな建物」の意味だそうで、ここでは舞台となる高層団地を指
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.8

鋭く、重く、深く心に刺さった。

1989年にモントリオール理工科大学で実際に起きた銃乱射事件を題材とした作品。ただし、登場人物やストーリーは架空のものとの説明が最初に流れる。

ドゥニ・ヴィルヌーブ
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.5

ドロドロ不倫愛憎劇なサスペンス・ミステリーとして面白かった。

大筋は原作小説に忠実な映画化だそうで、確かに小説を読んでいるかのような印象を受けた。ただ、映画化にあたって時制が変更されているそうで、正
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

NHKのドラマ版の雰囲気とクオリティが良い感じに維持されていて面白かった。

展開が三段構成的でAmazonの定額無料配信で観たこともあり、まるで連ドラ三話を一気見したような気分になった。

そもそも
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緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

4.0

評判通りの面白さだった。

前日に観た「飾窓の女」とメインキャストが同じなので、始まってしばらくは少し妙な感じがしたものの、すぐに物語に入り込めた。この二作品は姉妹編と言われているそうだが、ストーリー
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飾窓の女(1944年製作の映画)

4.5

思わず「おー!」と声が出てしまうほど面白かった。この興奮は遥か昔、初めて「刑事コロンボ」を観たときに感じたそれと同じで懐かしい。

映画史的には犯罪映画を意味する「フィルム・ノワール」と呼称されるよう
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

面白かったーー血みどろ具合はちょっと苦手だったけど。

モノホンのサンタ・クロースが主役という以外はまんま「ダイ・ハード」だった。オープニング、パブでのほんの3分間ほどのシークエンスが早速、笑えて見事
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悪魔館 死霊のせいなら、有罪。(2020年製作の映画)

3.5

なーんだ、普通に、いや、平均以上にけっこう面白かった。

悪魔館 死霊のせいなら、有罪。(2020年)
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年)

国内配給会社が確信犯で100%パクった邦題を付け
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.7

もちろんホラーだけど謎解きミステリーっぽくもあって面白かった。

死霊館シリーズはやはりジェームズ・ワンが監督した一本目のオリジナルと三本目の「エンフィールド事件」が特に面白かった。アナベル人形ものも
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.7

思ったのとは違ったけれど面白かった。

ジェームズ・ワンといえば「SAW」「インシディアス」も観たけれど、やはり「死霊館」シリーズが印象深い。本作もホラーということで「死霊館」的なモノを期待していたの
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レミニセンス(2021年製作の映画)

2.8

期待していたのだが、なんだか微妙、、、

人に特定の記憶を追体験させ、しかも外部に可視化させることができる”夢の装置”が開発され、それを操作して記憶に潜り込む記憶潜入エージェントの物語。ただ、そういっ
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アンチグラビティ(2019年製作の映画)

3.0

期待したほどには刺さらなかった。

だいぶ前にYouTubeでトレーラーと一部冒頭部分を観て、夢の中だとか記憶の中だとかいう世界観となかなか凄いCG映像に目を引かれた。

ストーリーはトレーラーだけだ
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スリザー(2006年製作の映画)

3.5

映像は気色悪いのだけど何だか妙に面白かった。

監督・脚本のジェームズ・ガンが本作の次に撮った「スーパー!」にはイマイチ、ハマらなかったので、あまり期待せずに見始めた。ところが、予想外に良くできた”B
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

3.5

はあー、全九話を観終わった達成感に満たされる。

「最終章」であれほどの大事件を経験した後のはずなのに「コックリさん」の冒頭で工藤Dが「ビデオの売り上げが右肩下がりなので、タイトルを"超コワすぎ!"に
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.5

とんでも展開に唖然となったけれど楽しめた。

オリジナルビデオのFILE1ー4がそれなりにまとまっていたので、期待して続く「劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い」「史上最恐の劇場版」「コワすぎ!最
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2013年製作の映画)

3.7

夏場にぴったりで楽しめた。

監督・脚本の白石晃士による”癖つよワールド”が展開するので、好き嫌いがはっきり分かれるだろう。私は過去に「カルト」と「オカルト」の二作品を前情報なしに配信で観て、特に「オ
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ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士[完全版](2009年製作の映画)

3.5

面白かった。ミレニアム・シリーズの2と3はひとつの話の前後編といった感じなので続けて観た方が良い。

ミレニアム1(ドラゴン・タトゥーの女)から1年が経過したところでミレニアム2が始まり、ミレニアム3
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ミレニアム2 火と戯れる女[完全版](2009年製作の映画)

3.3

まさに北欧ミステリーといった感じで楽しめた。

以前ダニエル・クレイグのハリウッド・リメイク版「ドラゴン・タトゥーの女」が公開・話題になっていた頃、今はなきGYAO!でスウェーデン版を先に観た。ハリウ
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ティル・デス(2021年製作の映画)

3.7

ストーリーは期待を上回り、かなり面白かった。

ただ、主役がもう少し可愛げのあるキャラとキャスティングだったらスコア「4」を付ける。バービー人形というかマネキンのような顔立ちのミーガン・フォックスには
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

4.3

いやもう、めちゃくちゃ面白かった。

例によってだいぶ前にYouTubeでトレーラーを観ていて「デンマークが舞台、マッツ・ミケルセン主演のアクション、デンマーク・アカデミー賞4冠達成の復讐劇、映画評価
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.0

予想に違わず残念だったーー

観る前から絶対に"地雷"やんというセンサーが灯ったのだけど、恵比寿・渋谷という馴染みのあるエリアが舞台らしいので見始めた。やはりすぐ地雷確定だとわかったのだけど、結局"な
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ロスト・ボディ ~消失~(2020年製作の映画)

3.2

けっこう序盤で大筋の予想がついてしまい、以降は答え合わせな感じで観ていたら、概ね予想通りだった。原題は「A Perfect Enemy」で、このタイトルもストーリー予想の手掛かりになった。

「ロスト
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かくれんぼ(2013年製作の映画)

3.2

いかにも韓国映画らしいスリラー。

FILMAGAだったか何かの記事で「おすすめ韓国ホラー」のリストに入っていた覚えがあり、ポチッとなと再生。てっきりスーパーナチュラルものホラーだと思っていたのだけど
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ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.5

いささかムカつくのだけど、けっこう面白かった。

猛暑を吹き飛ばしたいと思って選んだら、それどころかなんならイライラで暑さが増してしまった。「ホラー版ホーム・アローン」などと言われているそうだが、あん
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FREAKS フリークス 能力者たち(2018年製作の映画)

3.5

けっこう面白かったーーのだけど、登場人物の誰ひとりとして感情移入できない終始、微妙にイライラな展開だった。

ビジュアルとタイトルから"超能力もの"だろうとは察せられるのだけど、前半は謎だらけで緊張感
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

いやいや、まさかまさかで、ハマってしまった。

シン・シリーズ、エヴァは別格として、ゴジラが超絶面白かったので、リアタイ世代としてウルトラマンには期待大だったのだが、蓋を開けるとぜんぜん響かずガックリ
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マンディブル 2人の男と巨大なハエ(2020年製作の映画)

2.7

うーん、好みに合わなかったなぁ〜
"ハエ転生"印度映画「マッキー」繋がり。

いかにもフランスのシュールなコメディといった感じ。こういう話も日本人の芸人が演じる10分くらいのショートコントだと面白く観
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X エックス(2022年製作の映画)

3.7

正直あまり期待していなかったのだが、なかなか面白かった。

観る直前にそれと知ったさすがのA24作品。悪魔や悪霊などのスーパーナチュラルは出てこず、ストーリーは至って単純。そしてワニのいる池の俯瞰など
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

2.8

懸念していた通り、やはりビジュアルに無理を感じ残念だった。

もう最初からエスターの顔立ちが大人にしか見えない。いや、そりゃあ、演じるイザベル・ファーマンは23歳だもん。それをCGやSFXを使わず遠近
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