チョマサさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.5

6/23
映画秘宝に乗っていた添野知世さんのサントラから読み解くデッドプール解説がおもしろくて分かりやすかった。

ラッセルをどうすれば救えるか試行錯誤する話だけど、悩むのがデッドプールなのでこの映画
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

6/23
是枝作品をちゃんと見るのは、これが初めて。TVで「そして父になる」を少し見たくらい。なんか真面目そうな作風だから進んでみる気が起きなかったんだよなあ。

タイトルから犯罪を誘発させるとか騒ぎ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ウェス・アンダーソンは実写映画の方は、寝たりとかあまり面白くなかったけど、人形アニメの方はすごく楽しめてる。多分実写のテンポが遅いから合わないのと、実写の方はお話が理解できてないからと思う。アニメの方>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

パンフを買おうと思ったら全国で品薄らしくて、再入荷を待たないといけないと聞いた。レディースデーだったのもあるけど、席がだいぶ女性で埋まってたのも見てるので、この映画スゴいんだなと思った。


男性同士
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リドリー・スコットの新作。
実際の事件を基に脚色していると字幕が出るので、現実とは違うらしい。チンクアンタは架空っぽい。失敗をばらさないのを担保にストックホルムっぽい関係になるのは、終盤の展開のためだ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

5/26
ヤング・アダルト小説を映画化(日本版のタイトルは『ゲームウォーズ』に変えられてる)。VRゲーム「オアシス」を舞台に、このゲームの創始者ハリデーの残したオアシスの所有権と彼の遺産をめぐって宝探
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

4.0

5/23 もう一月前じゃん......

ポスターがカッコよかったから観たくなったのだけど、魚の下半身が風呂から覗いてるのに気づかなかった。
だから、人魚の下半身が臭いがしそうなほど生っぽいのに面食ら
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

5/13観賞。熊本、電気館。

トッド・ヘインズの新作。
製作会社はアマゾン・スタジオ。ここはウディ・アレンの『カフェ・ソサエティ』やマーク・ウェブの『さよなら、ぼくのマンハッタン』といったインディー
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

2.5

悪い意味でわかりやすい映画だった。
原題のDarkest Hourのとおり画が暗い。舞台になる建物と内閣の部屋は窓が少なく閉鎖的に感じる。ドイツに侵略されそうな危機的状況を暗さと閉じられた狭い空間で表
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

前も書いた気がするけど、松崎健夫さんがぷらすとで何度か語っている話で、スピルバーグは重要なものや注目してほしいポイントを、画面の中央にしてほしいと撮影監督にお願いするらしい(それ以外はどう撮ってもよか>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

5.0

GW直前、四月公開の注目作もぜんぜん観られず、見たいのがいろいろある。悩んだ末、映画館の会員証の更新と、欲しいパンフレットもあったからこの映画も見てきた。

吉田監督の映画は『ヒメアノ~ル』以来、二本
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.5

2018/4/14
疲れて寝ちゃって大半を見逃した。見てたところだけの感想。
アカデミー外国語映画賞を取って、粉川哲夫のシネマノートにも出てたので見てみた。日本映画じゃないほう。

マリーナが彼の家族
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関ヶ原(2017年製作の映画)

3.0

関ヶ原
2018/4/10
レンタル視聴。
元職場の上司から見て感想を聞かせてと言われて見たんだけど、駆け引き部分以外はちょっとガタガタにな作りだと思った。石田三成と徳川家康が互いを出し抜こうと画策す
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

2018/4/6
実際のニュース映像と繋げるところがやりたかったんだろうか。
観光パートが多めなんだけど、おもしろいのがすごく不思議。クライマックスとオチが分かってる物語なのに面白くできるのは凄い。
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

4.0

悪女akujo
2018/3/31
冒頭の主観視点が、鏡に叩きつけられた時に別視点に切り替わるのはカッコよかった。
立ち上がる場面を三回繰り返して、そのときの表情が違うのも変化してるのが分かってよかっ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

涙があふれてきた。こんな風に自然に涙が出てきたことは無かったから、思った以上に感動したんだと思う。

物語が美しいのもあるけど、構成と演出が完璧だったのに感激したんだと思う。イライザの首の傷がクライマ
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.0

3/9

マイケルと海岸に出かける場面がうかつ過ぎないか気になった。IRAに狙われてるのに出かけたり、出かける根拠や過程がなくて雑と言うか......。

飛行機が迫ってくるとところは、音も迫ってきて
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招かれざる客(1967年製作の映画)

3.0

3/3

冒頭10分くらい見逃してたのと、映画を途中まで読み違えてたから、ラストでジョンのとんでもない裏の姿が暴かれる、そんなどんでん返しが来るかと思ったら、そんなことはなかった。まぁ、優等生シドニー
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リュミエール!(2016年製作の映画)

-

3/2

サイレント映画を何十本もレイトで見るとか、絶対に寝るよなーとか考えてたけど、ナレーションがおもしろくて意外と楽しめた。勉強にもなったし、ときどき現代の映画と強引につなげるところがツッコみどこ
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.0

友人エンリケのくだりを寝てしまって観逃してしまったので、ちゃんとレビューできない。でも、見逃しこみでも『リアリティのダンス』のが好きだ。
ホドロフスキー自身にそんなに興味がないから、自伝要素が前作より
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サザン・コンフォート/ブラボー小隊 恐怖の脱出(1981年製作の映画)

4.0

詳しい解説はAmazonのレビューに書いてる方がいるので、そっちを見るのをお薦めする。>スティングレイ版のブルーレイソフト

映像のトーンが冷たい感じを出してて、ライ・クーダの音楽も無情な感じが出てて
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サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

4.0

ゴブリンの音楽が某動画で使われていて、気になって見てみた。
サスペリアの続編ではないと知って、huluはなんで2だけ配信してるのか理由が分かった。Netflixのテッド2は謎だけど。

捜査パートとコ
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.5

意外と面白かった。
及川光博演じる先生の奥さんと話す場面で、窓の外にある水平線が段々上がっていくところとか、撮影が拘っているのがわかった。そこがよかった。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

登場人物の印象がどんどん変わっていくのが面白かったし、出てくる人間がみんな立っていて魅力的なのも楽しめた。すごい映画。

『セブン・サイコパス』はGyaoで見たとき、のれなくて一時間で切ったけど、あの
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デトロイト(2017年製作の映画)

5.0

黒人移民の簡単な歴史アニメから暴動直前のデトロイトに切り替わる。
暴動の発生からモーテルの惨劇、そして裁判から各々のその後、とくにアルジー・スミス演じるラリーがどんな人生を歩んだか描かれる。最初はドキ
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

5.0

見ていて最後までついて行けるか不安になった。
案の定、クライマックスの場面、そのヴィジュアルの強さに考えてたことが吹っ飛んで、分からなくなりそうになった。
いや、ほんと何なんだこの場面?!ってシーンば
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モンスター(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この映画の怖いところは、自分の信じてた未来はもう来ないし、更にこの環境からはもう抜け出せないという誰だって抱く絶望を、アイリーンの生涯で描いてることだと思います。彼女のような生まれてすぐハードモードな>>続きを読む

機動戦士ガンダム F91(1991年製作の映画)

4.0

高校以来ひさしぶりに見たんだが、コロニーの住人が避難するのに慣れていたり、普段暮らしている街がいきなり戦場になる描写がよくできてるのに気づく。
空薬莢で人が死ぬ描写も印象的だけど、瞳孔が開いたの真っ黒
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

5.0

最初に前回のあらすじが流れたから、観逃した部分もすこしは把握できた。
揉めるに決まってる決断をするんだけど、そこから複雑になっていくと気にならなくなった。シヴァガミが血縁や法や基準との板挟みになってい
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

5.0

すげー映画で超おもしろかったんだけど、濃密な内容に疲れて眠っちまって終盤の戦いを観逃した。悔しい。

曇り過ぎて黒くなった荒野の中をずぶぬれで戦ってるのがカッコよすぎる。
ほんと北斗の拳とか三國無双と
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リダクテッド 真実の価値(2007年製作の映画)

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ながら見でちゃんと視聴してないけど、もう見直したくないので適当なレビューを書く。ほんときつい。
実際の事件を基に作られ、手持ちカメラと監視カメラ、ニュース映像を繋ぎ合わせたドキュメンタリー調の映画。
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

遅刻したので冒頭10分ほど見逃してしまった。ジョージ―が襲われて、タイトルが出る直前から観はじめた。

怖い音楽が掛かってピエロが迫ってくるパターンばかりで、驚きはするけど怖さは感じないと思う。ピエロ
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.0

スキーリゾートで休暇を過ごす一家を観察するコメディ映画。
夫婦の仲がどう取り戻されるかといった筋で、よくある話なんだけど映画の造りが変わっていて、そこが見所だった。
雪崩やある意味ショックな場面で掛か
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ライフ(2017年製作の映画)

3.0

2017年最後に見た映画。おもしろいとは思うけど物足りなかった。
俳優さんはうまいし、ドラマ部分はしっかりしてる。ジェイク・ギレンホールは『ナイトクローラー』と『ノクターナル・アニマルズ』の印象が強く
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

内田裕也とたけしの存在感がヤバい。

男どうしの友情から恋愛まで、外国と日本の文化の違いから軍人観まで、捕虜収容所を舞台に描いた刑務所ドラマ。なんか海外だとプリズンドラマってジャンルもあるらしい。
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

5.0

字幕で見たんで、シャーリーズ・セロンが母親、マシュー・マコノヒーが父親の配役に納得してしまった。そりゃあんなに強いわけよなーとキャストにも説得力があった。妹たちはルーニー・マーラーだった。

かなり面
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