ユキさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ユキ

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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

目黒シネマで。
バイオレンスなシーンが苦手なのだけど、レオンにはなんか見入ってしまう画の洗練さとか魅力があると思う。
あと好い人でないゲイリーオールドマンも良いね。狂いのモードに入る寸前のあのなんとも
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.2

グザヴィエドラン2作目。台詞で語らない美しさを体現するようなひとですね、ドラン。身体のしなり具合の捉え方、音楽への感性、ツボです。もう彼が映り混んでくると脳内がエロエロになってくるんで、役者やんないで>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.4

イケてる人間関係度で4.0

試写会に行って参りました。
20センチュリーのwomanなんで、どんな古式ゆかしい女かしらと思ったらめちゃめちゃイケてるwomanの話でした。こんな格好良く生きてる女の人
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

起承転結の承転がとってもコンパクトかつアップダウンは控え目。そこが気に召さないひともいるんでしょうが、むしろ今作はそのへんが他のSFとの差異なのか。

伏線の張り方が好み、ただあの象形文字は出落ち感あ
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

期待値越えず少々下方修正(;つД`)

冒頭のbelleと強いぞガストンよかった。
原作に忠実とは聞いていたのでよしよし、このまま行けよ、と思っていたら、途中からこのナンバーは何?!この小話は?!設定
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

手を治したかったんじゃないのかよ~~!




初目黒シネマしてきました、19:40の最終回に滑り込み。

ファンタビとの魔法使い二本立てでしたが、ファンタビは観てたのでこちらを!

手を治したかった
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ヒース・レジャーの恋のからさわぎ(1999年製作の映画)

4.0

目黒シネマの二本立てシステムがよくわからない
のでこちらをユーネクストから。

JGLのイノセント感目当てに観たら、とんだヒースレジャー映画だった( ´_ゝ`)
なんだあの笑顔は……抱いて……
あんな
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ウェディング・プランナー(2001年製作の映画)

2.5

なんかしらレビューとして書こうと思ってたのにこの酷いジャケ写のせいでどうでもよくなった。一昔前のプリクラかよ…

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.2

今年の抱負は「自分の弱味を見せ慣れる」こと。今年も早4ヶ月過ぎますね、まだまだ甘え慣れません。



いい映画なのに、どうもうまく説明できない映画です。
第一印象で気持ち悪いと思った人が、すげー自分と
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9か月(1995年製作の映画)

3.1

春だからなのか、著しく環境が変わったからなのかひたすらに余裕のない毎日です、映画もっと観たい…(;つД`)
氷室京介が引退一周年記念ライブギグやるときいて胸踊った今日です。

3.1点はすべてヒューグ
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.7

今をときめくエマストーン出演作。
わたしのなかではエマストーンはずっとときめいている女優さんですが(〝⌒∇⌒〝)

小心者の自分でもけらけら笑いながら楽しめたので恐がりさん ゾンビ初心者にも自信をもっ
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くもりときどきミートボール(2009年製作の映画)

3.3

こんなに笑えないアニメーションがあるのか

これ大人向けアニメーションだと思います。
ぶっ飛んだ主人公の性格も奇想天外な発明も子供だましには見えない。むしろなんか闇抱えてそうな感じがひしひしと…(;つ
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.0

シャネルの生涯は何度か映画化されているそうですが、わたしはこれが初見でした。
これ映画にする必要あった?と思うほどに割りと話が淡々と進むので興味のない人には辛いかもしれない。
まぁでも実話としては劇的
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.4

キャスティングの勝利。

日本人が洋画に出ているのってなんとなく違和感があって苦手なんですが、この加瀬亮はいいね。
ハチクロの真山くん以来の加瀬亮。頭部のシルエットが美しい。

ワシコウスカちゃ
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私だけのハッピー・エンディング(2011年製作の映画)

-

わたしだけのハッピーウエディング
だと思って観ていたら
わたしだけのハッピーエンディング
だったと見終わってから気づき、その勘違いの記憶しかない。

人生の最期、わたしならば、
両親が他界したあとで
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ソープ・ストーリー(2010年製作の映画)

-

性に対する人間の想像力ってすごい。

陰毛の陰毛によるストップモーションラブコメディ。
毛が数本絡まっているだけなのに、体位やいわゆるプレイ状況が想像できてしまう素晴らしい出来のショートフィルム…大人
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

4.0

わたしがレビューにおいてどれ程言葉を尽くしてもこの映画の良さは伝えられないと思った。
あらすじを事細かに書いても、ミスリードしそうなので割愛。

キャラクタが多いながらもそれぞれの表情がきちんと描か
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

マルホランドドライブかよ!
と思って観た後帰宅して町山さんとかの解説聴いてたら町山さんもマルホランドドライブに言及していて、あーやっぱりそうなのか、と思った。
でもマルホランドドライブより断然見やすく
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ビル・カニンガム&ニューヨーク(2010年製作の映画)

4.5

以前から観たかったドキュメンタリ映画。

ビルおじいちゃんは思っていたよりもチャーミングで期待を下回らなかったのが、まず、よかったのと、ほんとうに自分のスタイルを掲げている人たちで埋まってたのが◎
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.7

原題がすべてを語ってる。

ドラン二作目です。
観ていて、
「ドランくんは音楽に対する感受性が半端無いな…」
と思ってると今度は
「言葉に関する感受性半端無いな…」
と思い、最終的には
「映像表現への
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

-

TSUTAYAが付近にないところに引っ越して、「もう観られないかな」と諦めていた、が、U-nextさんありがとう。

サイケ、サイケ、サイケ。
視覚から受ける禍々しさと裏腹に、聴覚はその音楽やフランス
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

5.0

ロメールの短編集。
パリと美しい女性と翻弄される男性。
久々にマイベスト10に入る。

セレンディピティ的、出会いと別れ、ニアミス、くっつきそうでくっつかない男女のお話三本仕立て。舞台はパリ。
偶然の
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リンジー・ローハンの妊娠宣言!? ハリウッド式OLウォーズ(2009年製作の映画)

1.0

妊娠ものの映画なら、理想の出産 が好みです。
フランス映画だったような気がしますが、丁寧な妊娠~出産までの描写と、体型の変化に伴って妊婦の人付き合いや、世界の見えかたが変わっていく様を綺麗事に納めずに
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.5

引っ越ししてたらまた更新開いてしまった…(;つД`)


赤という色は、画面一杯に広がるよりも小さな面積のなかで視線を奪われるくらいがちょうどいいなと思った。


ユアンがかわいい。フィリップ、きみを
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.4

ウディアレン!
なかなか最新作まで辿り着きませんがまぁ、楽しみはじっくり味わっていこうと思います。

彼の作品のなかではまぁまぁな好みですが、なんといってもコリンファースとエマストーンというドリームキ
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.3

この邦題はとても好みです。
初ドラン。

自分の想い人以外からの好意には、大抵ばつの悪さや鬱陶しさが付き物だけど、実らない恋愛はこんなにも生々しくて、どうしようもなくエネルギーに満ちているのかと思った
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.5

アメコミ普段まったく観ないので、たぶんノーランがこの映画に詰め込んだものの2%くらいしか理解してません。
もうゴッサムとはなんぞや…くらいの状態でしたが、前評判もあってか結構楽しめました。

ジョーカ
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.4

あけましておめでとうございます。
卒論に手間暇かけていたら、更新が空きまくり、年跨いでおりました、試写会に行って参りました。
また一年みなさんのレビューに力をもらおうと思いますのでどうぞよろしくお願い
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

3.5

人との関わりに不安を抱える主人公がある日ラブドールを彼女として連れてくる話。
それでも、愛してる っていう別の映画を思い出した。あのビーバーみたいなもんか。

戸惑いから、周囲は彼の正気を疑ってしまう
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タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)

3.8

語呂のいい邦題だけど、それそのものがもう軽くミスリードwwwww
ひとまずミステリーらしいミステリーは期待しないように!
今回もアレンおじいちゃんが要らんところに顔を突っ込みまくり&口を出しまくりでま
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.4

洋画をあまり観ない友人と。好評でよかった。

ただ疲れてて吹き替えを選択したのがミスだったかも……字幕でスラング聞けばよかったかしら~~(*_*;


凸凹コンビものって映画でも色々なジャンルで受けて
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マンハッタン殺人ミステリー(1993年製作の映画)

4.3

コメディです。

森博嗣の理系ミステリ小説が大好きなんですが、それは彼の本がミステリでありながら肝心のトリックは付け合わせ程度の、花を添えるくらいの存在感なところに惹かれてしまうからです。訴えたい本質
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マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

4.0

これでもかという古典テイスト


いま親愛なる米加映画監督について卒論書いてるんですが、今年が終わるまえに書き終えねばなのですが、息抜きと称して関係ない映画観まくりです。

公開時から気になっていた作
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

4.0

思春期というのは、

誰とどこに座って昼休みを過ごすかが社会のすべてで、
学校で誰と会話をしてまた誰にそれを目撃されるかが社会のすべてで、
良くも悪くも自意識過剰で、
何かになりたい自分と何にもなれな
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

5.0

セックスを持ち込まなければ男女間の友情は成立する?


いやむしろ、
セックスしたあとも男女間の友情は成立するのか?
の方が仮説として向いてるような……やっぱり理性あるとはいえ、人間なんだからリスクを
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

3.8

ヒューグラント目当てで観たので満足。いつまででも女にだらしない男を演じてほしい。自分に完璧主義の気があるので、どっかしらにほころびを感じる人に惹かれる~~!


なんだけど、意図しなかったところでj.
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