KANIOさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

KANIO

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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

5.0

17年前
まだ映画史にマーベルシネマティックユニバースもサム・ライミのスパイダーマンも存在していない時代。

バットマンやスーパーマンのように単独やサイドキックとで戦うヒーローではなく、多数のヒーロー
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

オールタイムベスト入りの大傑作。

原作となるテッド・チャン著の『あなたの人生の物語』を、より映像映えさせてエモーショナルに砕いて再解釈を交えて描く。原作も短編小説でありながらめちゃくちゃ素敵なSF作
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スプリット(2017年製作の映画)

5.0

ウワァァアアアーーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!
すげぇ面白かったァァアーーーーッッッッッッ!!!!!!!!みんなーーーーー!!!!!シャマランがすげぇ映画作ったぞーーー!!!すげーーーーー
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かったーー!!!!
続編物は蛇足になりがちだが、2作目として、そしてMCUに属する物語として素晴らしい出来。
久しぶりにキメるべき構図で正しくバッチリ決めてくれる、ヒーロー映画として正
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

5.0

めっっっっっっちゃくっちゃ面白かった……。
狭く長い廊下の奥に見える人影、開いた扉の向こう側に見える誰もいない暗い部屋、懐中電灯の明かりで照らされる地下室。
恐怖演出に関しては昨今のホラー作品の中でも
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

-

待望のマイク・タイソン戦は想像の10000倍格好良かったし、過去2作品と比べても遜色ないくらい詠春拳のカンフーアクションは見応えのある物に仕上がっていたが、話の構成とテンポ感が悪すぎてイマイチ作品に入>>続きを読む

カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)

-

金を採掘し原住民を理不尽に淘汰していくAlien(侵略者)を安直に”異星人”として描き、あらゆる人種や勢力が手を取り合って侵略者と戦う激アツ映画。

序盤のハードボイルドな西部劇パートがめっちゃくちゃ
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

5.0

「LEGO」と「バットマン」でカテゴライズされたタイトルなのが本当に勿体ないくらい万人にオススメしたい、笑って泣ける大傑作。
オールタイムベストに組み込むくらい大好きなクリス・ミラーとフィル・ロード監
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

5.0

近年の恋愛をテーマにした青春群像劇の中でも群を抜いて大傑作。

同監督の『四畳半神話体系』は未見。
そのため、冒頭から広がる独特な世界観に「もしかして置いてけぼりにされるのではないか」と不安にさせられ
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ハードコア(2015年製作の映画)

-

全編一人称視点で描かれる「大量に押し寄せる悪い奴等をひたすらぶっ殺す映像」。

主人公は多彩な武器や格闘を駆使して迫りくる敵を倒し続けるので全編見所足り得るし、「何食えばこんな殺し方思い付くんだ」って
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

5.0

「俺はデカいゴリラと怪獣を観てえんだ!!!人間ドラマなんてクソ喰らえだ!!!!ゴリラと怪獣を観せやがれ!!!!!!!」
と意気込んで行ってみたら、
蓋を開けると人間ドラマを直接的に描かず背景に示唆させ
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

5.0

『アナと雪の女王』に続く、全く新しい最高のディズニープリンセス映画。

昨今ではドリームワークスのお家芸となっていたダイナミックな戦闘描写だが、比較的暴力描写を抑えがちなディズニープリンセス作品でここ
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

5.0

近年のドラえもん映画の中で間違いなく大傑作。

「感動=切ない話」みたいな安易な要素を抑えつつ、散らばった伏線がカッチリ揃って1つの話が完成した時に盛り上がるワクワク感。
これ、子供の頃観たらヤバかっ
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

言わずと知れた名作。
ヒューマンドラマの究極系。

130分に渡る長めの上映時間の中で描かれるのはあくまでも「ジョージ・ベイリーの物語」であり、嫌な奴に対する”天罰”や”報復”の描写が完全にオミットさ
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

-

本作の邦題は配給が勝手につけたタイトルなので、1946年の『素晴らしき哉、人生!』とは何も関係もないし、内容にオマージュ要素も無いです。

まず、あらすじを見て「娘を失った男を立ち直らせる為に友人達が
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

正に”現代”を象徴する新しい世代のミュージカル映画。

『雨に唄えば』にしろ『サウンドオブミュージック』にしろ、過去のミュージカル映画を”現代に生きる人”達が観て、誰もが感性にビビッとくるかというと必
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

5.0

完全に今期のダークホース枠。
お腹がよじれる程笑った。めちゃくちゃ面白い!!!!!

70年代のロサンゼルスを舞台に、ファッショナブル×エロティック×バイオレンス、全てのバランスが整っていて、尚且つ見
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かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート(2006年製作の映画)

-

話の脈絡の無さというか、ドラマパートが全体的に展開早すぎて意味不明なんだけど、退屈なドラマとクソ燃えるアクションのバランスが程よく絶妙なのでドニーさん入門映画としてかなりオススメ。

終盤の戦いで、登
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ストレイヤーズ・クロニクル(2015年製作の映画)

1.0

昨今における「ヤバい邦画」の教科書のような作品で、主題歌や俳優である程度成立してしまっているという点では悪名名高い『デビルマン』よりよっぽど問題視されるべきクソ映画。
脚本や演出・キャラクターの酷さも
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

-

「死んだ魚のような目」「ケツアゴ」「半開きの口」というベン・アフレックを形成する3大要素を上手く練り込んだキャラクター造形に爆笑。いや、超格好いいんだ。
インファイトもガンファイトもズッシリとした重量
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

5.0

2017年度ベストです。おめでとうございます。

デンゼルおじさんもクリス・プラットもイーサン・ホークもイ・ビョンホンもヴィンセント・ドノフリオもマーティン・センズメアーもマヌエル・ガルシアもクッッッ
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

-

MCUに対する依存度で言うと、おそらく『アントマン』と同じレベルに独立したヒーロー作品に仕上がっているので、新しいマーベル映画の入口としても丁度いい。

構成としては、『地球が静止する日』を撮った監督
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

-

個人的には、サウスパークs6e5の「成金カートマンとイボ痔のカイル」がある種の"信仰"に対するアンサーだと思っていたけど、まさしくそういう事なんですよね。
信仰の"弱さ"と"強さ"、ここで宗教を語る登
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エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE(2010年製作の映画)

5.0

相変わらず邦題とパッケージで損している作品。
"後継者の育成"にスポットを当てた前作とは異なり、今作では腐敗したブラジル警察の闇に真っ向から立ち向かう様が描かれる。
相変わらずラストの盛り上がりが尋常
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

-

久しぶりのアルティメット胸糞映画。

よく分からない路線へ向かってしまったターセム・シン監督に代わる"新しい"ファッショナブルな作家性に期待して観ていたら、終盤のブッ飛んだ倫理描写で流石にドン引きした
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ドライヴ(2011年製作の映画)

5.0

ライアン・ゴズリングがとにかく格好良くて、彼が駆け抜ける夜の街が只管に美しい。

ミクロなストーリー、喋らない主人公、色鮮やかなバイオレンス。
光と影、そして音楽の使い方が天才。
エンドロールの渋さ、
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銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

5.0

世界一面白い映画。
センス溢れる美術とユニークな台詞回し。

生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え。
未公開シーン含め、全ての人類にオススメしたい大傑作。

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

5.0

噂に違わぬ超絶大傑作。

”死”と向き合い前に進もうと足掻いていた男たちが、”生”と直面した時に新たに自己肯定し再定義すべく、一歩前へと踏み込む熱きヒューマンドラマ。
いや本当アツいんだって。

練習
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

5.0

マイベストクリスマス映画。

おとぎ話のような心温まる寓話性、魅力的なキャラクター達とエモーショナルなアニメーション。
そして何より、ストーリーに組み込まれた”奇跡”の扱い方が絶妙に上手い。

ジョン
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

5.0

六本木最速上映で観賞。

エンドロールでスクリーンにいる500人の惜しみない拍手と大歓声。
最高の映画体験、最高の大傑作。
ありがとう、ギャレス・エドワーズ

イノセンス(2004年製作の映画)

-

何回挑んでも必ず途中で意識が飛ぶ作品。

台詞の中にある引用があまりに多すぎて「いや何言ってんのかわかんねぇ」って結局毎回観終わった後に調べてしまう…。
人によってはそういうのから楽しみを見出せる人も
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スペクトル(2016年製作の映画)

-

製作がレジェンダリーでVFXがWETAデジタルで音楽がJunkieXLってどこを取っても無敵としか思えない布陣なのに、脚本がビックリするくらいつまらなくて気を失いかけた。
悪夢を見ているようだ…。

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

5.0

動物たちが倒れた時に目が×になるのが本当に可愛いんですよ。

声優がみんな豪華で音楽も最高。
ウェス・アンダーソンで1番好きな作品。

東のエデン 劇場版 II Paradise Lost(2009年製作の映画)

5.0

「金の”払い方”って5歳のガキでも知ってるのに、”もらい方”って大人でも知らなかったりするんだよね」

神山監督って実はロジカルで社会的な作品よりも、情緒的でロマンチックな演出の作品のが上手く作れる気
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東のエデン 劇場版 I The King of Eden(2009年製作の映画)

-

選ばれし12人の男女が、「手にした100億円の電子マネーを好きなように使って閉塞感漂う日本を救う」というゲームに翻弄されていくTVアニメシリーズの後日談であり、むしろ主題でいえばこっちが本編。

流石
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カン・フューリー(2015年製作の映画)

5.0

狂気の80sリスペクト。
アクション映画におけるありとあらゆるジャンルを30分に落とし込んだセンスの塊。映像の暴力。

最強にして最高の一本。

観賞方法は公式YouTubeかNETFLIXにて。