まぁ面白かったよね。すげーよかったよ。もうこの映画のほとんどが俺の好みにドンピシャと言ってもいいくらいストライクな映画だった。だが個人的な好みを抜きにしてもちびっ子以外なら誰にでもおすすめできる素晴ら>>続きを読む
傑作だと思うんですけど本作がアメリカで公開されたのが19年で日本では20年の6月。そうなると映画の企画自体はさらにそこから数年前にはなるだろう。元々がオバマ時代に上演されて評価の高い舞台作品らしいので>>続きを読む
チャウ・シンチー自身が主演・脚本・監督を務めた20年前くらいの『喜劇王』のセルフリメイクだと思っていたんだが厳密には続編なのだろうか。前作のキャラは特に出てこないが『喜劇王』のあるシーンを今作の登場人>>続きを読む
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まぁジム・ジャームッシュならこういう感じになるよなぁ、と半ば呆れながらも納得して劇場を出たんだけどそれでもやっぱり中々酷いよな。
そりゃジム・ジャームッシュがドストレートでバカ丸出しなゾンビ映画をお出>>続きを読む
ベストセラーであるトマ・ピケティの『21世紀の資本』をドキュメンタリー映画にしたのが本作ですが何かこう色々と思うところはあったよ。本作は確か3月の第3週くらいに公開されたと思うんだけどご存知の通りその>>続きを読む
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新型コロナ禍による非常事態宣言と各種遊興施設の自粛が始まったのが4月の前半くらいで俺が最後に劇場へ行ったのは4月7日でした。本作を観たのは6月1日で、この感想を書いている3日の時点でまだ閉めている劇場>>続きを読む
去年前田敦子が主演する『旅のおわり世界のはじまり』の感想でも書いたと思うけど俺は中央アジアが好きなので本作『オルジャスの白い馬』を観たのもそこが最大の理由です。『旅のおわり世界のはじまり』はウズベキス>>続きを読む
『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』もうこの邦題だけでかなり惹かれるものがある。だってただの北欧メタルじゃなくて崖っぷちなんだよ。まぁメタラーなんて常に崖っぷちを行ったり来たりしているよう>>続きを読む
お恥ずかしながら俺は『リンドグレーン』というタイトルを目にしたときは何もピンときていなかったのだけれど本作の予告編を見てあの『長くつ下のピッピ』の作者であるアストリッド・リンドグレーンの伝記映画だと知>>続きを読む
チケットを確認したら『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』と同じ日に観ていたので多分これも『象は静かに座っている』から立ち直るために軽いノリの映画を観たかったキャンペーンの一環だったのだろうと思います。ま>>続きを読む
なんというか単純に面白くてよかったですよ。『象は静かに座っている』を観てからしばらく鬱々とした気持ちに沈んでいたので、何も考えずに観てあー面白かったーと言える映画を観たかったんですが本作『ハーレイ・ク>>続きを読む
肉体的にも精神的にもしんどい映画だった。『サタンタンゴ』よりはマシとはいえ234分でほぼ4時間というランタイムはまず肉体的にしんどい。本作は見逃した映画をよくかけてくれる愛すべき下高井戸シネマで観たの>>続きを読む
へっぽこ映画として名高い作品なのでタイトルだけは知っていましたが今回初めて観ました。いやー、すげぇ映画でしたよこれ。へっぽことかポンコツとかクソとか、そんな言葉では語れない。感動した。もう涙が止まらな>>続きを読む
いいですね。凄く好きな映画。栄光と転落を俯瞰的かつ冷酷に描きながらも表現者とその受け手に対して希望を残してくれる、土砂降りの雨の後に雲の隙間から少しだけ晴れ間が見えるような映画でした。まぁそんなの面白>>続きを読む
なんつーかまぁ面白いとは思うんですけどね、個人的には全然グッと来なかったですね、という感じの『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』でした。ちなみに俺はグザヴィエ・ドラン監督の作品は本作が初です。
いやまぁ>>続きを読む
なんか順当に面白かったなぁという感じで良くも悪くも期待以上のものはなかったけれどちゃんと面白かったという堅実映画ですね、本作は。ワンちゃん大冒険なんだからそりゃ面白いに決まってるんだけれど、ワンちゃん>>続きを読む
数カ月に1本くらいはある気がする思ってたのと違う映画だったけれど面白かったです。まぁ面白ければ思ってたのと違ってもいい。
本作『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』はそのタイトルでも分かるように殺人鬼であ>>続きを読む
まぁ面白いは面白かったのだが、特に絶賛するほどというわけでもなく何となくノリきれないところもあり微妙といえば微妙な面白さでした。ちなみに俺はTV版も視聴済みですがそっちはかなり面白かったし好きだったの>>続きを読む
いやー面白かったね。すげー面白かった。三池作品でベスト! とまでは言わないが上位ではあります。俺が好きな三池が満載であった。大変満足しました。
と、ひとしきりベタ褒めしておくが引っかかる部分ももちろん>>続きを読む
本作は『ミッドサマー』と続けて観たんだけれど全くの偶然で『ミッドサマー』が昼の映画だったのに対して『ロングデイズ・ジャーニー』は夜の映画だった。夜の中で明滅する泡のような非常に美しい作品だったと思う。>>続きを読む
感想文を書こうと本作のことを考えても何だか頭の中で二転三転してしまってうまくまとまらないそんな『ミッドサマー』でした。まぁざっくり言うと面白かったは面白かったが、これ大好き! てなって他人に勧めたくな>>続きを読む
全5部予定の『劇場版Gのレコンギスタ』の第2部なので序盤から中盤にかけてのつなぎ回といったところでしょうか。第1部のときにも書いたんだけれどすごく長丁場の作品なので本作を持って一本の映画として評価しろ>>続きを読む
大変面白くて満足な映画だったんだけど、なんというか素直に感想を書くのがあれというか何というか…いや単に俺が自意識過剰なだけだから別にいいんだけど。初っ端から何言ってんのという感じですが、本作『1917>>続きを読む
いやぁこれはいいもん観たなぁ。いいですよこれは。これはいい。
映画を形容する言葉として映像詩という言い回しがあるが、俺は今までその言い回しがなんか腑に落ちなかった。映像は映像で詩は詩だろ、別物じゃねぇ>>続きを読む
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大体の映画は面白かったと言ってしまう俺だけど本作はキツイっすね。以下ほとんど悪口になるのでこの映画が大好きだという人は読まない方がいいと思います。
しかしこの映画を観てから何がダメなんだろう何でこんな>>続きを読む
俺は社会の中で上手くやっていけない人間が好きだ。多分ここでの映画の感想文でも何度かそういうことを書いたと思う。最近なら『シュヴァルの理想宮』のシュヴァルさんとか感想文は書いてないけど『しあわせの絵の具>>続きを読む
猫の次は犬、というわけでもないんだけどたまたま『キャッツ』の次に観ることになった『犬鳴村』です。
結構面白かった。めちゃくちゃ面白かったとまではいわないが悪くない。少なくともチケット代と時間を返せと思>>続きを読む
名作の誉れ高いミュージカル版は未見でざっくりとしたストーリーの概要すら知らないままで観ました。何か凄い不評だということは知ってたんですけどね。
で、まぁどうだったのかというと結構面白かった。めちゃくち>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かったですね。
俺はテリー・ギリアムはあんまり詳しくなくて観た作品も『未来世紀ブラジル』『バロン』『12モンキーズ』『ラスベガスをやっつけろ』『ブラザーズ・グリム』くらいのもので深くは>>続きを読む
本作を観たのはこの感想文を書いてる時点で9日前なので結構日にちが経っているのだが何というかまぁ引きずる作品で精神に結構な深手を受けてしまっていた。もう一週間以上経ったしノリノリで感想文書けるだろうと思>>続きを読む
めっちゃ面白かったんですけど、俺はこの映画に関しては事前にスカヨハが出ているということしか知らなくてそれ以外には興味なかったんですね。まぁスカヨハ好きなんで彼女が出てればそれだけで観る理由になるんだけ>>続きを読む
この映画の感想文を評論的に長々と書くのは野暮というものだろう。
なのでこの映画を観ながら思ったこと(思い出したこと)を簡単につらつら書くに留めておこう。ぶっちゃけ映画の内容とはあまり関係ない。いや少し>>続きを読む
『運び屋』のときにも書いたと思うけど俺はイーストウッドのファンなので若干贔屓目というかファン補正は入っています。その上での感想ということでどうかおひとつ。
映画としてとても面白かったんだけど、やっぱり>>続きを読む
10代の半ばで『スワロウテイル』を観てしまった俺のような人間としてはそれは岩井俊二に呪われたと同義であり、その後20代の前半くらいまではことあるごとに彼の作品を観なおしたりして特に邦画に関しては岩井俊>>続きを読む
本作は『シュヴァルの理想宮』と同じ日に観たんだけどこちらも素晴らしい作品でしたね。面白かった。
物語は浅慮な行動で自分のチームと揉めたプロバスケのコーチがやけ酒飲んで飲酒運転で捕まって、懲役刑の代わり>>続きを読む
早くも今年のベスト候補に出会った感がある『シュヴァルの理想宮』でした。いやーこれはいい映画よ。もうダメなんですよね俺はこういうの。他人とまともに関わることができない人間が孤独に自分の中にある表現欲求と>>続きを読む