オリジナル要素を多めに含みながらも荒木飛呂彦先生の原作を破綻させず、寧ろ“奇妙さ”や“怪奇風味”増し増し。「原作付きドラマはこうして調理しろ」と後世に名を遺すレベルでした。
これは小林靖子さんの脚本>>続きを読む
ロキは嫌いじゃあない。
というか、コミカルな悪役として、物語に彩りを与えてくれるので好きです。大好きです…が。うーん。申し訳ありませんが、難点しか見えないドラマでした。
まず、物語部分から言うと。>>続きを読む
公開日未定の『キャプテンアメリカ』新作。
それは本作の続きとなるそうです。だから「本作を観ておかないとね」的な軽いノリで臨んだのですが…うーん。重い、暗い、地味。そんな三重苦に支配された仕上がりの作品>>続きを読む
いわゆる事前情報遮断推奨系。
但し、マーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ3まで(『アイアンマン』から『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』まで)は鑑賞必須。しかも、観ることが出来るのは月>>続きを読む
★ 血を吐きながら続けるマラソンはもう嫌だ
星を見るために立ち止まりたい
ウルトラマンよりウルトラセブン派です。
何しろ『ウルトラセブン』の根底にあるのは“怪奇趣味”。様々な宇宙人が地球を狙って>>続きを読む
★ 傾いた世界 散り散りになる心
それでも 君さえいれば 幸せだった
日本人にとってウルトラマンは特別。
それは、ヒーローという側面だけではなく“魂の原形”とも言える存在。高度成長期の日本を支え>>続きを読む
今どき風に言えば“神ドラマ”。
配役、音楽、脚本、題材、舞台、演出、雰囲気…どれもこれもが一級品。視聴者の好みもあるとは思いますが、全方位に向けて隙がありません。
何よりも重要なのが“時代の風”。>>続きを読む
小林靖子さんがメイン脚本と耳にしての鑑賞。
やはり巧いですよね。押さえるべきポイントを熟知しているから、迷うことなく楽しめば良いだけ。脚本に限れば、見事なまでに隙がありません。
特に見事なのが配役に>>続きを読む
『新参者』加賀恭一郎シリーズ4作目。
『赤い指』がエピソード0だとしたら、本作はマイナス1になるのでしょうか。映像化された作品で言えば、シリーズの中で最も古い物語になります。
だから、加賀恭一郎も警>>続きを読む
加賀恭一郎ふたたび。
そんな軽い気持ちで臨みましたが…連続ドラマの“コミカルな雰囲気”は皆無。ひたすらに“しんどさ”が付きまとう物語でした。
唯一の救いは物語の構造が分かりやすいこと。
捜査する側と>>続きを読む
阿部寛さんと言えば《上田次郎》。
そんな連想をする人が全国に一千万人はいると思いますが…本作はそれを上書きしてくれる作品でした。というか、やっぱり素敵な役者さんですね。もう、好き。
正直なところ、演>>続きを読む
第3話まで鑑賞済。
いや、正確には「第3話で脱落」と言うべきでしょうね。主人公の造形に苦痛を感じて「これ以上の時間を費やしたくない」と思ったのですから。
そう。これ以上観る気はありません。
だから、>>続きを読む
最終回の視聴率が40%。
…と耳にして、今回が初鑑賞。
最終回に向かって盛り上がると思って期待して観ていましたが…最後の最後まで主人公の派遣先である家族の“思慮の浅さ”に辟易する作品でした。
思うに>>続きを読む
真犯人を憶えている状況で再鑑賞。
なるほど。かなり丁寧に伏線を張った作品だったんですね。思考の盲点に陥ると、見えるものも見えなくなる…うーん。なかなか素晴らしいサスペンスだと思います。
ただ、主軸が>>続きを読む
★ あなたの笑顔が見たいから
いつでもハートマーク ピュア!ピュア!
(心の中の声:あー、とっとと帰りてえ)
『TRICK』を手掛けた蒔田光治さんの脚本。
…ということで『TRICK』と同じ>>続きを読む
大ヒットドラマ『あなたの番です』の番外編。
というか、本編のエピローグを含んだ短編集。
なので、本編でググっと惹き込まれた人は鑑賞必須。見逃すのは勿体ない案件です。
ただ、観るには配信会社との契約が>>続きを読む
“ほぼ”全ての解答が提示されるシーズン2。
最後の最後まで予断を許さない展開なので、第17回あたりからは「とめられない、やめられない」状況になるのは必至。まさに某スナック菓子と同じですね。
しかも、>>続きを読む
特別編と銘打っても実際は50分程度。
つまり、レギュラーシーズンと同じ尺なので、なかなか感想を書くのが難しい作品です(ネタバレ厳禁ですからねえ)。しかも、作りとしては、よく見かけるような「総集編」的な>>続きを読む
全20回+特別編鑑賞済ィッ!
ということで感想を書こうとしたら、フィルマークスではシーズン1、2と特別編、番外編に分けて感想を書くことが出来るんですね。なるほど。これはたくさん書けるゥッ!
…と喜ん>>続きを読む
★ 「もう恋なんてしない」なんて言わない
と思うけど言いたくなる日も来る
なんて言いたくないよ、やっぱり
普通に面白かったじゃんね。
って普通って何だにか?
って普通って形容詞だにか?
って>>続きを読む
★ スケバン ミニスカ 下着がチラチラ
キャバクラ ボディコン ラインが透け透け
風俗 ヌルヌル 裸でGO!GO!
いやぁ。これはヒドイ(笑)
「内容が無いよう」と半笑いで言いたくなるレベ>>続きを読む
★ 腹の底から溢れてくるモノ 叩きつけて
さぁ 今日は何処に行こう?
まずは正しい認識から。
パンチラが観たかったわけではありません。
本当です。信じてください。パンツは白に限る、それ以外は認め>>続きを読む
韓国ドラマというものを初めて鑑賞しました。
なるほど。確かに濃厚ですね。喩えるならば、ニンニクと脂たっぷりの焼肉。時折、ピリリと舌が痺れる激辛具合がクセになります。
また、韓国のお国柄が透ける設定も>>続きを読む
★ 僕は弱いから 簡単に傷ついて壊れるから
君を助けるよ 簡単に傷ついて壊れる君を
『アンナチュラル』と同じ世界観と伺って鑑賞。時折、ゲストとして登場するのが心憎い演出ですね。坂本さんが痛いキャ>>続きを読む
★ 1の理由⇒何故? 2の理由⇒何故?
問いは虚空を彷徨い 拡散する
逃げないで お願いだから 消えないで
不自然死を究明する法医学者のドラマ。
…なんて耳にして鑑賞しましたが、いやはや、こ>>続きを読む
★ イマジネーション!
光あるところに闇もあり。
宵に浮かぶ月の下で踊るは哀しみのポルカ
横浜流星さんのデビュー作。
…と今では言われてしまうのでしょうか。実際は、空手の蹴りが鋭くても存在感>>続きを読む
★ 白から黒に変わる中で
胸中の残響 自分の叫び声
『女王の教室』の前日譚…の後編。
つまり『エピソード1』は下地作りに過ぎず、真骨頂は本作。再鑑賞なのにグイグイと惹き込まれました。流石です。>>続きを読む
★ ことことと 揺る ひとかけら 悪戯に
はらはらと 吹き 流れていた 雲のよう
『女王の教室』の前日譚。
つまり、本編では描かれなかった阿久津真矢の過去。こういうのは難しいですね。未来は視聴者>>続きを読む
★ 早く目覚めなさい、と言われて16年。
寝ているのか、ただの屍なのか。
いや、まだ諦めない。
子供たちは手を伸ばす。
ドラマ界に燦然と輝く圧倒的な名作。
愚息(11歳)と一緒に観ました>>続きを読む
★ あなたのトキメキ ツ・チ・ノ・コ!
いつでもドギマギ ツ・チ・ノ・コ!
あなたにオススメ!
とAMAZONさんに言われたので鑑賞しましたが…本作を薦められてしまう僕は大丈夫でしょうか?人間と>>続きを読む
★ 「もう、どうでもいい」
そんなこと言わないでよ
まだまだ続くんだよ
ドラマ『アンフェア』が再起動。ぷおーん。
という想いで作られたスペシャルドラマ。
でも、本編で伏線は使い果たしましたか>>続きを読む
★ 右から左に転がって
左から右に転がって
交わる先に拡がる赤の染み
ジェットコースタードラマ21世紀版。
…という括りで良かったんでしたっけ?
誰が殺されて誰が犯人なのか、という物語です>>続きを読む
★ ご機嫌いかが 今日も麗しゅう
世間の論議は高根の花 それが人のうわさ
前作は男の子たちの物語。
今回は女の子たちの物語。
…なので、本作のほうがお色気要素はたっぷり。これを地上波で放映してい>>続きを読む
★ 私が あなたが 大好きで 大嫌いで
男か女か分からない存在に憧れます。
それは僕が“けちん坊”だから。
折角の一度きりの人生、男も女も味わいたいじゃないですか。片方だけなんて損した気分です。>>続きを読む
★ 日々増加する凶悪犯罪
日本の平和を守る警視庁で最も優秀な刑事
それが、矢部謙三である!2(ヅラ)!
人気ドラマ『TRICK』スピンオフの続編。
というか、スピンオフと呼ぶには相応しくない>>続きを読む
★ よし、分かった!いや、分からない
人生はその繰り返し
寄せては返す波のよう
『TRICK』が面白かった要因。
それは脚本や演出も然ることながら、登場人物の個性と役者さんの存在感が見事に>>続きを読む