事故系スチュエーションホラー風のなにか。
あらすじだけ聞くと閉所恐怖症者を恐怖のズンドコまで突き落とすある意味最強シチュエーションだがその出来は。
原題「12 FEET DEEP」に対して「プール」>>続きを読む
現代ホラー映画史における最も使い古されたプロットの一つであるアトラクション系ホラー。
始まる前からオチまでわかっちゃいそうなこの使い古されたネタで、果たして記憶に残る作品に仕上げることができるのだろう>>続きを読む
アンビリバボーでやってそうなやつ。
史実に基づいて作られているらしいが、特に娯楽作に昇華されている訳でもなくオチもない。
事件自体も珍妙ではあるが極めて地味なので、80分の映画としてみると退屈極まり>>続きを読む
今年度初っ端の駄作。
レンタルビデオ屋の新作コーナーには超大作に埋もれて聞いたこともないタイトルの胡散臭いホラー映画が数多く置いてあり、冷やかし半分で借りて痛い目に遭うという経験が今となっては懐かしい>>続きを読む
30年越しの完結。
「あしたのジョー2」真っ青の時間を経て帰ってきた湘北バスケット部。
公開前から声優交代騒動も含め話題に事欠かなかった本作の出来は。
ストーリィは語るべくもなく、よろしい。
作中最>>続きを読む
傑作。
前提として、『アニメーションは7分程度で作成する』が当たり前だった時代に一つの映画作品として完成されたものを作り上げたという試みがとんでもない。
いわゆる「シリー・シンフォニー」シリーズから>>続きを読む
如何にも90年後半のSFホラー。
さて、この作品もご多分に漏れず舞台美術は如何にもリドスコ「エイリアン」に影響を受けているようでモンスター映画の匂いがプンプンする前半から、実のところコズミックホラー>>続きを読む
何故タイトルを「暗転」にしなかったのか理解に苦しむが、ご愛嬌ということか。
さて今どき少し古臭い都市伝説系ホラーである。
結論から言ってストーリィの目新しさもなく、恐怖感は有象無象のホラー映画と大差>>続きを読む
ミラジョヴォの私物作品と成り果てた旧作からようやく開放されたコンテンツ。
REシリーズが好調の中、予告編の出来がファンに期待されたが...
原作ありきの実写化作品のため、ゲームを知らない人間にとって>>続きを読む
所謂「鬼隠し編」の忠実?な実写化。
2000年代のメディアミックスにおける最強の作品ではあるが、原作における如何にもなオタクノリによって実写化は相当な困難があったと思う。
観る前から爆死臭のする作品で>>続きを読む
続編が出るたびに娯楽性が肥大化した反動により、観客もロッキー自身も「最後のドラマ」で消化しきれなかった”何か”を追求した一本。
あまり評判の宜しくない「最後のドラマ」を失敗だったとは思わないが、やはり>>続きを読む
当時大変話題になった映画。
最後に見たのは高校生くらいだったか、大した印象にも残らなかったが今観たらなにか変化があるのだろうかと思い「ターミナル」から続けて。
何度目の確認か忘れたがこれ監督ロバート>>続きを読む
公開当時、CMがバンバン流されてたおかげでタイトルだけなら誰もが知っているであろう本作。
当時トム・ハンクスといえばこの作品の数年前の「キャスト・アウェイ」が話題になっていて、『またボッチ系か』と思い>>続きを読む
もはや義務感からの鑑賞。
いわゆる解決編であるが、意外性はない。
収まるべくして収まったという感じか。
この程度の内容を前後編まで分けたせいで、大して期待もしていないのに必要以上にハードルが上がり>>続きを読む
珍しく他人のレコメンドを参照しての鑑賞だったが、当然に肌に合わなかった。
設定的には同世代の中高生が喜びそうなところではある。
子供だけで事件解決しようというアレ。
やはり前後編(2時間弱×2)は>>続きを読む
4の後遺症がモロに出てしまったという感じ。
ナンバリングの中でも最も苛烈な作品となった前作に比べ、あまりにも地味な作風となったために評価もいまいち。
一方で初代監督のジョン・G・アヴィルドセンがメガ>>続きを読む
今回の再編集版の純粋な評価とナンバリングとしての作品の評価が個人的にかなり違うので分けて考えてみようと思う。
まず再編集版としての出来は申し分なかった。
アポロ・ドラゴ戦までの流れが重厚で重いシーン>>続きを読む
いろいろ賛否があることも理解した上で、傑作である。
ヒット作の宿命である初代の精神性の損失という点で、アカデミー的な命題を持った作品ではない娯楽作に成り下がったという評価も頷けるが、その一方で2まで>>続きを読む
あれ以上何をやるんだ、と誰もが思うが人気作品は続編を作る、というのが映画の難しいところだろう。
この作品の顛末は誰しもが予想しうるベタなものだが、プロセスを結構丁寧に描いているおかげでなかなか楽しめる>>続きを読む
言わずとしれた名作。
散々語り尽くされたであろう作品だが、やはり色あせない。
冒頭からストリートコーナーシンフォニーよろしく、「TakeYouBack」がモーレツ。メインテーマのほかも、とにかくサン>>続きを読む
ありそうでなかった時間加速系シチュエーションサスペンス。
シャマラン作品ということでお約束のどんでん返しが不安だが果たして。
結局色々詰め込みすぎて消化不良感が否めない。
単に時間が加速したシチュエ>>続きを読む
間抜けなアイドル主演、いかにも馬鹿なティーン向けという地雷臭丸出しの現代Jホラー。
昔「見るのも罰ゲーム」とかいうトンデモキャッチがあったがそんな感じである。
何の期待値もない中でまだ観てみようかと>>続きを読む
”黒沢清=趣味と合わない”をより強固にした作品となった。
本人の思惑に反し?茶の間のアイドル的存在となった松重豊主演のサイコホラーである。
誇張した平成初期・日本の退廃的な雰囲気は抜群に堪能できる。>>続きを読む
ダラボン×キングにハズレ無し。
ビデオリリースから伸びたショーシャンクの実績もあってか世紀末にCMがバンバン流れ、興収もすこぶる好調であったメガヒット作品。
当時は期待値に対して思ったほど面白いと思わ>>続きを読む
重々しい映画を想定していたが、中身はティーンのサスペンスである。
見どころはなんといっても「パイレーツ~」前のキーラ・ナイトレイだろうか。
ティーン映画上等でフツーに濡れ場あり・露出ありというサービ>>続きを読む
ブレアウィッチ以来、何年かに1度出現するPOVホラー。
触れ合いが殆どない台湾発祥の作品である。
結論から申すとあんまおもんなかった。
内容の割に長尺で冗長に感じる。
実験映像的な冒頭でオチが読める>>続きを読む
どこまで続くんだと言わせんばかりに豪華になっていく出演陣。
一部ではレーティングに配慮し過激なアクションシーンが控えめになりファン層を失望させたと聞くが、ランボーシリーズならともかくこの80年代の同窓>>続きを読む
続編にふさわしく、アーノルドとブルース・ウィリスに加えチャック・ノリスまで加わってドンパチするという決定版。
リアルガイルことジャン・クロード・ヴァンダムを敵に置くという意外なキャスティング、もはやモ>>続きを読む
スピード以前の無骨なアクション映画の精神性を絶やさぬが如く制作された一作。
シリーズ全体を通して内容云々より30年前では考えられなかった共演のシークエンスに特化している。
なんといっても「ラスト・ア>>続きを読む
あっと驚く展開を目指しすぎてよくわからなくなった典型映画。
いわゆる「2度始まる映画」を目指しているようだが、出来は悪い。
中盤からネタばらし的パートになるも、跡付けすぎて別段の驚きもない。
冒頭か>>続きを読む
もう終わりにしようと決めたのか、シリーズの集大成的な作品。
ありとあらゆる歴代演出に加え、シリーズ最大の敵?であるトビーとの決戦がある決定版。
もはやファーストの精神性など微塵も残っていないが、派手>>続きを読む
まだまだ続けるぜという意気込みと空回り感が堪能できる本作。
ナンバリングもなく番外編的な位置づけだが、本編とのつながり(物理)もある。
特筆と言うほどでもないが定点がほとんどなくなりハンディ主体の構>>続きを読む
おんなのこがかわいかった。
正直そんな感想くらいしか無い。
逆によくここまでナンバリングを続けるなぁ、と感心せざるをえないほど見所もなく、大雑把に言うと前作と全く同じと言っても過言ではない。
ここ>>続きを読む
ギリギリ許容範囲の三作目。
適当(?)に付加していった姉妹のオリジンを探る。
ツッコミも野暮なのかもしれないが、なんで四半世紀前から揃いも揃ってビデオに記録しておくんだという点はさておき、例によって>>続きを読む
一発ネタなのに続編をやってしまう図々しさ満載の本作。
どこまで考えてたんだか知らんがファーストの補完的内容となっている。
一応もっともらしい理由づけをしているが、この作品を見たあとで前作がより面白く>>続きを読む
当時突如として現れた新生オカルト映画。
所謂POVホラーの完成形的な作品である。
記憶の限りでは「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」が始祖的な作品であるが、『画面酔いする』『オチが微妙』という辛口な評>>続きを読む