なるほどこれは、おっさん版『まどか☆マギカ』だった(笑)
江野さんと田代さんの出会いと恐らくは何度も繰り返される別れ。
時空を超えてやって来る殺人鬼にして超人、江野さんの心意気と友情に胸が熱くなります>>続きを読む
スターウォーズ最新作である『フォースの覚醒』と『反乱者たち』を見て感じるのはこの1作目でSWは完全に完成されていて『エピソード4』はのち作られる全てのSWのエッセンスが詰まっている濃度がドロドロの原液>>続きを読む
SWファンにとって長年の謎であった「クローン戦争」について、エピソード4でのオビ=ワンのかつて名パイロットであったルークの父と共に戦ったと言う台詞やルークにライトセイバーを見せて「無粋なブラスターとは>>続きを読む
【注・フォースの覚醒のネタバレも多少含みます】
「ボバ・フェットにはそのファンの数に等しいだけの異なるボバ・フェット像がある。」
starwars battle frontシニアプロデューサーJa>>続きを読む
河崎実監督は当初「昭和ウルトラマンと平成ウルトラマンの殺し合い」を企画し通らなかった為それをリライトし発展した物が本作品だそうです。
『ウルトラQ』→『ウルトラマン』ではなく『アウターリミッツ』→『ア>>続きを読む
このドキュメンタリーはDVDのオマケ以上の価値は無く『神々のたそがれ』が圧倒的に凄く本編を見ればいいのであって当然ですが新しい発見や驚く事は特にありません。
なので『神々のたそがれ』の感想の追加を書か>>続きを読む
パッケージに「フェリーニよりゴダールより凄い!」と書いてありましたが違うと思います(笑)
「前衛的」「実験作」と言う言葉に弱いのですが確かに本作を表す言葉としてそれしかないと。
監督の作家性がストレー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
当時はヒューマニズム大作、感動作品と宣伝されてましたが実際見て「何か違うのでは」と言う違和感は何年も過ぎた後様々なこの作品の映画評そして数々のデヴィッド・リンチ作品を見てから改めてエレファントマンを見>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【注・ネタバレ】成功か失敗かと言えば大成功だし大勝利だし、明らかに賛否両論を巻き起すでしょうしいろんな人がいろいろな場所でまたスターウォーズの話しをするのでしょうし、スターウォーズがまた始まったのは諸>>続きを読む
3時間の大作であり連合赤軍側から見た物語であり革命がやがて総括・リンチ・大量殺人となって行く悪夢を淡々と描いた作品。
現実としての連合赤軍は若松孝二監督の本作品があるので。
フィクションとしての連>>続きを読む
田舎の閉鎖的なコミュニティ。
元ヤンキーの土建屋の社長等、あの中島(高橋和也)と言う男は一種の独裁者でどうしようもないクズではあるけど厳密には悪人と言う訳では無くて小心な男で自分より弱い人間を虐める>>続きを読む
村上春樹の1Q84は今時女殺し屋やラノベにも出て来ない様な巨乳美少女の不思議ちゃん「ふかえり」等、余りに詰まらなくて1巻で読むのを止めてしまったのですが、この作品との類似を指摘する評をよんで最後まで読>>続きを読む
(映画の感想と言うより思い出( ´-` ).。oO?)
昔は今の様にネットで簡単に映画の予告編を見る事は出来なかったので年に数回やるテレビの映画特集などで見るしかありませんでした。
確か日本テレビの夜>>続きを読む
トリアー監督初期三部作。
「捜査官よ、犯罪者たれ」と言うコピーが全てを表してる。
宝くじ売り少女(つまり売春婦)連続殺人の犯人ハリー・グレイは追い詰められて車ごと焼死するが数年後ふたたび連続殺人が始ま>>続きを読む
黒澤明がゴジラが撮ったら東宝は潰れると誰かが言ってましたがもし実現していたら内容はともわれ映画史に残る事件になっていたと思います。
日活ロマンポルノがエロシーンさえあれば後は何もやってもOKな様に「監>>続きを読む
ブルーレイで鑑賞したのですが殆どが夜間戦闘で画面が真っ黒、何をしてるか分かりません。
ムートーのデザインが本当にただやられる為だけの敵怪獣でしかなく魅力が乏しい。
皆さん書かれてますがやっぱりこれは『>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
クリスチャン・ベール主演のチャンベールバトルではなくチャンベールサイコ。
昼はヤッピー夜は殺人鬼。
内容はこの1文だけなのですが、自分は原作が好きで喜んで映画を見に行ったクチなので少しガッカリしたと言>>続きを読む
世の中には中二病のバイブルとも言うべき作品が幾つか有りますがリベリオンはその中でも最高峰に位置するモノだと言う事に異論はないでしょう。
この作品を初めて見たのは今はなき木曜洋画劇場のCMでした。
バ>>続きを読む
27歳で世を去ったバスキアの記録。
彼は王冠と髑髏をよくモチーフにしていて「自分はニューヨークの王様になるんだ」と語っていたけど手にしたのは王冠ではなく髑髏だったね。
薄汚れた裏道の壁に無心に絵を描い>>続きを読む
『ストーカー』の原作で知られるストガツスキー兄弟の小説『神様はつらい』を映画化した『神々のたそがれ』とこの『ブリューゲルの動く絵』はよく似ていると思いました。
飽く迄も個人的な感想ですが全く同じ世界同>>続きを読む
『スターウォーズEP1・最後のジェダイ』
銀河共和国と銀河共産主義勢力とのクローン戦争末期、最新鋭兵器の大量投入・圧倒的物量作戦により戦いは銀河共和国軍の勝利に終わるかと思われたが、マンダロアン・ウォ>>続きを読む
映画公開当時、週刊スピリッツに連載された未単行本化の漫画版があり、それは関東大震災がクライマックスで加藤保憲に対抗する善の存在が辰宮恵子ではなく加藤の東洋陰陽術と戦うのは西洋白魔術を会得した幸田露伴と>>続きを読む
話しはほぼそのままで舞台時代設定を変える所謂【蜷川マクベス】ですが、 『CASSHERN』もタツノコアニメをフォーマットにしたシェークスピア・ギリシャ悲劇的な作品でした。
そうですね、求める物が違って>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「誰もヒューマンガス様に逆らう事は出来ない」
「もうダメだ。女は信用出来ない」
(……)
無職・童貞・中二病、三拍子揃った聖なるボンクラの伝説。
主人公ウッドローとそのお友達エイデンの妄想と狂気の青春>>続きを読む
ホドロフスキーの長編第一作にして最高傑作でありキング・オブ・カルト映画。
これを超える映像体験は一生出来ないのではと思うくらい初見時は衝撃でした。
メキシコの強烈な太陽光の下で撮影された画面は色彩もコ>>続きを読む
原将人監督はドキュメンタリーの鬼才と呼ばれる人でこの作品は唯一商業ベースで製作された映画らしいです。
調べた所によると撮影の途中で1年半以上も撮影が中断してしまいその間に広末涼子が大ブレイクしてしまっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『「あいつはマグニートーにはなれなかったよ…」いじめられっ子による独りぼっちの最終戦争』このコピーが全てを表している。
男泣きボンクラ映画の最高峰。
ボンクラ映画とは某特撮監督が言う様に「女子供には解>>続きを読む
松本人志が映画と撮ると聞いた時、想像したのがレフン監督作品~と言ったこの『オンリーゴッド』批評を読んだのですが、自分もあれ程才能豊かな人なら既存のどのジャンルにも属さないリンチや北野武に継ぐ独自の映像>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
<妄想映画論>『ホドロフスキーのMADMAX』及び宗教映画とSF西部劇>『MADMAX怒りのデスロード』は『エルトポ』と『ホーリーマウンテン』を合わせた様なフリークスと基地外による壮絶アクションカルト>>続きを読む
『エル・トポ』『ホーリーマウンテン』に続けて『DUNE』が完成していればとしつこく言い続けますが。
内容は殆ど無くホドロフスキーの脳内、奔放なイマジネーション、そのインナースペースへの旅を楽しむと言っ>>続きを読む
イップマン強い!感想以上!(`_´)ノ『俺物語』ならぬ『俺TUEEEEEEEEEEEEEE!物語』正直カンフーアクション映画の方面は余り明るくなくブルースリー映画を見た程度で大変不勉強で申しわけないの>>続きを読む
(『砂の惑星』の感想ですが『イレイザーヘッド』『エレファントマン』『ホドロフスキーのDUNE』等々も含まれています。本当なら『イレイザーヘッド』『エレファントマン』『砂の惑星』をもってリンチ初期モノク>>続きを読む
TV版にて視聴。残酷なシーンはカットされていたと思いますがCG、パラサイトの変形シーンは滑らかで違和感が無かったですしやっと日本もこのレベルの物が作れる様になったのだなと。
ミギーとパラサイトのあのヒ>>続きを読む
タレント吹き替えに関してはもう諦めました。(モノマネの人のトリさんは良かった)
やはりマゾーンが登場しないのでハーロックが何と何故戦ってるのかがイマイチはっきりしないのと、蒼井優の人が何故消えたり現れ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画(又は監督)の評価でこの監督は映像作家でストーリーが描けない~と言う評価を時々見ますが、紀里谷監督の場合は映像作家ですら無くて写真作家なんだと思う。
1枚1枚の決まった止め絵が頭にあって、それを再>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ゾンビーズ『ふたりのシーズン』にのせて描かれる切ないボンクラ達の青春映画。
アメリカ銃社会の問題とか銃による平和主義とかは正直どうでも良くて、ただひたすら楽しくて痛ましい話しだったなと言う事。
退屈だ>>続きを読む