貧困生活、常態化した抑圧による自由意志の剥奪、なんてものは社会問題である以前に普通の日常な訳ですよあたいの場合。
嘆いてる暇もない毎日の出来事に過ぎない訳ですよ。
だからそれの実態より、それを強い>>続きを読む
看ずにやり過ごしてしまえばそれはそれであれじゃん。でも過酷なあちら側の様子を観たら観たでこちら側の呑気さを意識してしまってあれじゃん。
子供が何気なく口にする、みんな死んじゃった、みたいな言葉の向こ>>続きを読む
いわゆるコロナ禍に於けるリモート収録などが当たり前になってしまったテレビ番組にうんざりしている今は、本作を観るタイミングじゃあなかったすね。
架空の小説の引用から会話を始められても徒に混乱させられるだけ、その点は巧い手法には思えませんでしたけれども。
興味を惹く設定、良く出来たトリックに納得の動機、観客を迷子にしない親切な構成に感心しつつ>>続きを読む
それこそ物語としては小さな、なにも起こらない内容だけれども。
ただただ登場人物のものの考え方に触れてなにを感じるか、というだけのものだけれども。
演者が醸す雰囲気もあるのかしら、四姉妹の睦み合いに>>続きを読む
被写体の動きを追い掛けて移動するカメラは臨場感をその映像に与える、けれど格闘シーンで接写気味に被写体を捉えるカメラはなにを映してんだかさっぱり判んない。
市民を巻き込んで市街地で繰り広げられる追跡劇>>続きを読む
最新の映像表現を塗したオールドファッションなラブロマンス、という事ですからあたしみたいなおっさんにゃあ諸々が琴線に触れるんだけれども。
ほんのりすっとぼけた事もしっかりやってくれてはいる、んだけれど>>続きを読む
絶叫シーンを事前に告知する、画面内にいる人物の心の声を大喜利的に書き入れる、みたいな間接的に恐怖を増幅させる演出、これに対する回避処理は好き嫌いは別として、なしではないのかとは思いました、ソフト化され>>続きを読む
全てのエピソードは結から開始、起承転の部分は主人公が持つ距離も時間もものともせずに透視する神通力、詰まるところ回想で片付ける性急な語り、そして反証材料を一つも置かずに言いたい事だけを言いきって問題が解>>続きを読む
まるで可愛げのないろくでなしに何故か牙を剝かず従順なダイヤの原石、とか。
障子紙を破るよりも容易く殺人を犯す人たちとか、人差し指の指紋をめぐるギャグシーンとか。
毎度お馴染みの部分は勿論ありつつ、>>続きを読む
鼻がでかい人を見たらおちんちんが大きいのかなぁ、とか、薄毛の人を見たら絶倫なのかなぁ、とか、端正な顔立ちの人を見たら絶対短小包茎早漏、せめてお前は短小包茎早漏であれ、とか。
人をその見た目で決め付け>>続きを読む
コメディシーンも演出がスマートでめっちゃ笑いましたし。
エキセントリックな役を得意としている印象のジェフ・ゴールドブラム、が見せる控えめな演技がすこぶる嵌まっていて白眉でしたし。
全体、手堅くて以>>続きを読む
即座に物語から振り落とされてしまってちんぷんかんぷんでしたけれども。
いざという時には躊躇なくきんたまを蹴り上げにいく速攻完封スタイル、ありだと思います。
アンナ・ファリスに黒髪ショートは全く似合わない、という事ですよ詰まり。
水と土と火と空気でしたっけ、たぶんそうですねエア言うてるくらいですから、その四つの国全てが物語に絡んできていたかどうか、観賞直後でさえ思い出せないくらいにそれぞれの国に差異がないっつーか。
みーんな>>続きを読む
しっかりと作り込まれ説得力を持った設定があって、興味深い状況も用意してあって。
再現可否性や展開、または主演するグループの人数などを優先したが為に生じたと思しきそんな粗や矛盾点さえも愛嬌として呑み込>>続きを読む
相手の顔面を車のボンネットに叩き付けている筈が髪を掴んでいる腕に力が入ってるようには見えない。
何度も斧を振り落としてオーバーキルの筈が寸止めしているように見えちゃう。
終始そんな具合で以て仕舞い>>続きを読む
全体、情念を叩き付けるような作りにはやはり痺れつつ。
物語上で重要と思しき台詞こそが聴き取り難い、故に展開の呑み込み難さが最後まで解消されない、という最大の問題もあるんだけれども。
本田俊之による>>続きを読む
時代設定か或いは陰鬱な雰囲気を云おうというものか、ドラマ部分かエロス部分かに拘らず全ての場面に一様に、色味をセピア調に弄った画像エフェクトが施されてあって。
単調な印象を受ける。
更に、これはもし>>続きを読む
人の存在とその一生を命題と掲げ真摯に、真正面から取り組んだ渾身作。
或いは。
極上のパイオツに欲情して腹上死のリスクも構わずついついガン突きしてしまったでござる映画。
という事ですけれども。>>続きを読む
市川由衣が存外に気前よく脱ぎまくりでやりまくって呉れる、その点にゃもう感謝しかないんですけれども。
いつまで経っても出来事が起こらず結末も示さない物語が、ものの考え方に於いて平行線をたどる男女の姿を>>続きを読む
頭のおかしい人間に対する恐怖っちゃあ、相手の実像、或いは実際の被害に関し否応なく想像が膨らんでしまう物理的距離に依るのかしらと思うんですよ。
なので本作のようにそれを、客観的に観察出来てしまう状態で>>続きを読む
「実は、性や暴力、それから宗教といった普遍的なテーマを取り扱っていたという点であります。我々は果たして本来自由で在り続けるのか、それとも与えられた環境によって不自由なままなのか、といった根本的な問題を>>続きを読む
主人公がびっくりするくらい甘ったれた事を言って両親に盾突いた瞬間に物語がどう転がろうがどうでもよくなっちゃって。
原田美枝子が可愛いなぁ、尊ぶべき美しさだなぁ原田美枝子のおっぱいは、くらいの感想しか>>続きを読む
マキタスポーツが若いもんに呪いの言葉を投げ付ける場面がありますけれども。
あたいもすっかり、そっち側の人間になってますよね。
若いみなさまにおかれましては意識を高く持って撥ね付けていただきたく思い>>続きを読む
主演の娘さんが蹴られたり殴られたり、泥塗れになったりして奮闘してますよ。
殺陣もこなせば格闘も頑張ってますよ。
その努力の結晶を、DVDの粗い画質、滑らかさに欠く動画でしか観らんないなんて勿体ない>>続きを読む
長期休暇に入り入寮生が帰省する行、山本直樹の「極めてかもしだ」で読んだ事あると思ってテンション上がりましたよね。
そして最後、結局また取っ組み合いかいと呆れましたよね。
都度挿し込まれる幻想的なイ>>続きを読む
気の立った猫みたいな吸血鬼の間抜けな断末魔。
恋人は役立たずの極み。
女性陣のファッションがすこぶるモダンでめっちゃ素敵。
洒脱な洋館、不気味な下男、愛想のない住人、ガソリンスタンドで情報収集。
金にがめつい村人、美貌の一人娘、兄が行方不明、軽薄な恋人、ロングドライブ。
味わい深い絵面、腑に落ちない展開、遣っ付けな真相>>続きを読む
観客を楽しませて共犯者に仕立てない限りは。
制服姿の女子高生が提げてるナイロンバッグからそこそこ大きなランタンが、だの、背中に銃刀法違反レベルのナイフを突き立てられてんのに普通に歩ってる、だの、男の>>続きを読む
演技巧者による青春群像劇を楽しんでいた訳よ。
現実と地続きのリアリティラインを持った、けれどもルームシェアという状況を作劇上のギミックに流用して以て明暗の、陰陽の、理非曲直のコントラストを強めた好い>>続きを読む
ゾンビ状況下に展開する変身ヒーローもの、その特殊な世界観を如何な切り口で語るか、それらを一気呵成に見せ切るアバンの時点で満点が出てましたけれども。
いわゆる中の人を武田梨奈が演じるおそらくは製作上の>>続きを読む
面白くならない訳がない下世話な内容、なのに印象が薄いまんまで終わってしまうその理由は、前半で物語の構成要素を全て撒き散らかし、故にする事がなくなってしまったみたいに後半は全く話が進まなくなる、そのペー>>続きを読む
なんか感じなきゃダメッスよね。
なんか感じなきゃダメッスよね人として。
えーっと。
自転車や徒歩で日本一周をしている人たちの収入源てどうなってんのかなーって思いました。
それから弟子2号の人のお>>続きを読む