特売小説さんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

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一人の観客も置いてきぼりにしない捻りもなく非常に分かり易い内容、なので物語よりもキャラクターやら配役、演者同士の相性で見せる事に重点を置いた作りだったのかしら、と。

んで以てベタなキャラ付けや、場面
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

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開巻早々ヌードモデル役だかの冨手麻妙が気風の好いナイスおっぱいを披露、内田滋も非日常の雰囲気に中てられ自らの乙女性を取り戻したおばさんに扮して趣深いおっぱいをぽろり、という事ですからしてもう本作は満点>>続きを読む

メグ・ライオン(2020年製作の映画)

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無造作で考えなしのファーストカット、外見の変わった自分を鏡の中に見付けた行の違和感しかない劇伴、エクスタシー得たけりゃ肛門よ、の名フレーズでお馴染み日出郎の意味不明な台詞。

物語の展開が適当、観客に
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版(2018年製作の映画)

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あんなに嬉しそうに湖に向かって駆けていく全裸のおじさんたちを初めて見たよあたしゃ。

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

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その結論には賛同しかねる、その結論には賛同しかねるよ桃子さん。

と、思ってしまったのはやっぱあたいが先代から継いだものを次代に渡したという意識に乏しいからだとは思いますけども。

寂しさ三人衆を始め
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リヴィッド(2011年製作の映画)

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心の拠り所を持たない少女が囚われの少女を解放する内容の、喋り手の姿が見えない暗がりから聞こえてくるようなメルヘンチックな御伽噺、と考えると思い入れも生まれるんだけれども。

屋敷に忍び込む事になる流れ
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

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独特に過ぎるカメラワークが奏功して以てライブ感のある映像が切り撮られていたかとは思いましたよ。

故に、全編通して作者の偏執が垣間見られる独自性を獲得していたかと思いますよ。

なので、作業成果開陳の
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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不気味で不穏で血腥い。

溜めが長く勿体ぶってて考察読んでも意味分からん。

実りゆく(2020年製作の映画)

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向いているかどうかではなくやるかやらないかだ、という旨の台詞で以て、既に開巻近くでお笑いに殉ずるものが極めるべき覚悟が語られて。

その後に、二者択一を迫られた青年が逡巡を繰り返す様子を描いた物語が始
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

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ハウスキーパーのおばちゃんに不当に解雇されるような落ち度なんかあったっけ、ともやもやしつつ、じいさん同士の抱擁に萌えるとはよもや思いませんでしたけれども。

あたいも大概、老眼が進んじまっておりしかし
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チョコレート・ガール バッド・アス!!(2012年製作の映画)

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あらすじ一行、内容もないような物語だとしてもそれを筋道立てて語らない限り成立しない訳じゃないですか。

くっだらないギャグシーンばっかに時間を割いて以て人物相関図の炙り出しを疎かにしたならそりゃあ山場
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

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きっと根幹に性善説があって以て主人公が捻くれた言動を一つもしなければその周囲にいる人間、巻き込まれる人間がみんな根の好い人たち、絆されてしまい好意的に臨みまして。

恋愛、友情、成長、師弟、好敵手、職
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罪の声(2020年製作の映画)

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人名と用語が頭に入っていたならきっと気持ちが好いのであろう編集のテンポに初見殺しを喰らったものの。

あの男の、いやさあの男の子の登場シーンに声を上げそうになるくらいに感情を揺さぶられた訳ですよ。
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バーニング(1981年製作の映画)

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ラストダンジョン前にそれまでの過程で倒すのに苦労した中ボスが連続して登場する、ドット絵時代のRPGに於けるボスオンパレードみたいな。

キラーによる犠牲者を総浚いする死体品評会みたいなイベントを最初に
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

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寝落ちさせられて首斬って、を繰り返す件はさすがに笑かしにきてるって事でいいですよねえ、マンボNo.5の脳内自動再生に必至ですものねえ。

という事で予備知識なしの丸腰で臨んで。

逐一状況報告すんなよ
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

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育ち方は環境や教育に因るところが大きい、けれど生き方は自らの意志で決められるんだぜいえーい、て事でいいですかね。

ありゃ明け方なのかしら、車通りのない公道を3人がスケートボードで疾っていく長回しの場
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

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試写会に呼ばれた濱田祐太郎が監修依頼と共に事務所に本編DVDが送られてきたが観られへんねん、つって漫談かますとこまで俺には見えたね。

という戯言はともかく、普段ならば素通りする類いのゴリゴリのラブス
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殺されたミンジュ(2014年製作の映画)

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殺し屋を生業とする孤独な主人公が唯一心を通わせる優しい隣人の殺害依頼を請けて懊悩する物語だとか。

宇宙人が変装した女の子の常識を外れた言動に振り回される男の子の受難と成長を描く物語の内の、架空の文化
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人間の時間(2018年製作の映画)

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出航、詰まり開巻と同時に物語に於ける助走もなく、登場人物の生きた人間としての社会性や良心も作者自身が信じていないみたいな度外視のされ方で以て、全員、おちんちんをまろび出す訳ですよ。

詰まりこれはもう
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GAMER ゲーマー(2009年製作の映画)

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世界観の作り込みも楽しい、話の筋も好み、悪役の怪演も愉快ではあるんですけども。

編集とカメラワークが唯々うるせえ、と。

Aサインデイズ(1989年製作の映画)

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余りにも雑な時間経過処理、チビキンタマ、黒んぼなどの刺激的な字幕、辺りは今に作ったならまた別の形になったのかしら、なんて事を思いつつ。

病院に駆け付ける愉快な仲間たち、の行はさすがに演出が大仰過ぎて
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江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者(1976年製作の映画)

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久方振りに。

久方振りに、なんて個人的な事情やら感覚に過ぎず本作の内容には一切係らない訳ですけれども、久方振りに。

好い気狂いを見せてもらいましたよ。

間接的にですけれども女子高生が訪れるカラオ
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みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

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角川映画に思い入れは一つもないんだけれども。

渡辺典子に薬師丸ひろ子、野村宏伸が角川春樹の監督作に名を連ねている状況があればそれはなにか治外法権が働く力場であるのだという事は感覚的に理解が出来てしま
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

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そうした場面を作る為みたいに小寺さんに対する悪意が唐突に描かれたり、卓球部の彼と怠け者グループの県大会後のやり取りはあれ前向きと後ろ向きと、どっちの意味合いで描かれているのかよく解らなかったりと。>>続きを読む

8日で死んだ怪獣の12日の物語(2020年製作の映画)

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変遷だか成長過程だか、或いは実際の情勢を反映させて以てのメタファーなのか分かりませんけれども、とにかく支離滅裂な経過報告が続き無理繰理な尺稼ぎに付き合わされる事態に辟易してしまいましたよね。

観賞直
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たまえのスーパーはらわた(2018年製作の映画)

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青春映画として観るとPR要素によって無理筋が生じていると感じるし、PR映画だと思うと作者の主張がうるせえし。

結局巧いことまとめられてはないかなと感じましたけれども。

主人公とその友人が絶叫し合う
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ZOB(2018年製作の映画)

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幾らでも広げられる伸びしろのある設定、けれどもその設定と同じ根っ子を持つ要素だけを集めて束ねても面白い物語は作れなさそうな、即ち完全な出落ち映画じゃないかしらね、と。

誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

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字幕の上では違いがはっきりしているものの、音で聞いたら似てるのか、監督が取材に訪れた先でタクシー運転手だか現地コーディネーターだかに名前の似ているよしみでよろしくね、なんつってる場面が開巻近くにあって>>続きを読む

僕もあの子も(2016年製作の映画)

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分からねえ、おっさんにゃなにを言いたいのかがとんと分からねえ。

でもだからこそ、本作は映画として成功している気がしますよ。

遠くに夜景を背負って歩ってくる主人公の娘さんはかっこいいけどセーラー服は
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Vtuber渚(2019年製作の映画)

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笑顔で心臓を一突きしてくるみたいな、酷い言い草で以てしかし的確で芯を食った助言を寄越す監督だかのキャラクター、これはもう大好きになってしまいましたけれども。

ただ、主人公の女の子の読解力、認識力の低
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アカリとマキコ(2020年製作の映画)

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そんだけ純粋な二人が同時に惚れた相手の描き方がなんぼなんでもじゃないかしら、と。

本筋の主旨を明確にする為とはいえしかし、人を見る目がない、という台詞で説明付けようとするのはなんぼなんでも無理筋じゃ
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望み(2020年製作の映画)

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状況証拠や無根拠な風評により家族間に不和が生じる行に高揚感を覚え、当事者の証言によって明らかになった真相とそれに対する周囲の反応が描かれる場面には興味が湧かず。

落としどころの難しい話、最大公約数的
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アルム(2020年製作の映画)

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主演の女の子が醸す雰囲気だけで持っていこうとしたものならば、個人的には嫌いじゃない。

けど。

問題に踏み込んで以ての主張をするでなく、間接的、もしくは表面的描写のみで主題を浮き彫りにしようとしたも
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喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

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セックスレス克服が物語の軸でもないだろうにそこだけ独白採用してるの何でだろう、とか。

ジェッディンデデン酷似の劇伴の浮き具合など、気になる点もちょいちょいありつつ。

セックスに臨む際の癖なんかをガ
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ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(2018年製作の映画)

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社会派面したいのかエンタメに激振りしたいのか感動させたいのか。

いずれ突発的な事故が繰り返された段にて展開の為の展開に感じられ、物語としては面白くなくなってしまった訳ですけれども。

保険金目当てに
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トランスポーター(2002年製作の映画)

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スマホもトイレ休憩も取り上げられて已む無く映画と対峙する環境、即ち映画館で脂汗垂らすみたいに集中力を捻り出して観て初めて気付く事ってあるわよね、と。

特に好きでもないけど流れてりゃ観る、それで時間を
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