B姐さんさんの映画レビュー・感想・評価 - 62ページ目

B姐さん

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イヴの総て(1950年製作の映画)

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広い屋敷で誕生パーティーをやっているのになんでわざわざ階段で4人が会話しているんだろう?と思ったがなんとなく謎が解けた。有名なラストシーンもそうだが、とにかく細かい演出が素晴らしい。
マリリン・モンロ
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キャノンフィルムズ爆走風雲録(2014年製作の映画)

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とにかくブルドーザーみたいなアグレッシブさに呆れながも、このおやじたちには畏敬の念しかない。
「ムービーメーカーになるには?」との質問に、「叔母を殺して金をふんだくることだ」と真顔で答えるゴーラン。そ
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サンダーボルト救出作戦(1977年製作の映画)

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同じ題材を扱ったチャールズ・ブロンソン主演の『サンダーボルト作戦』より面白い。ブロンソン版はテンポがわるく弛緩したものだったのに対して、ゴーラン版はテンポがいい。ドキュメンタリーっぽく生々しく、緊張感>>続きを読む

殺し屋人別帳(1970年製作の映画)

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渡瀬恒彦のデビュー作。本人は全然(演技に)納得してなかったみたいたいだが、スター性がすでに半端ないので安心して見れる。やっぱこのひとは凄い。

話は昔気質のヤクザと仁義もない新興ヤクザ同士の縄張り争い
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旅路 村でいちばんの首吊りの木(1986年製作の映画)

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「説明台詞」と「解説台詞」、そして「これ伏線ですよー」「ここポイントですよー」ショットのオンパレード。演出もヒドいが脚本もヒドい。
倍賞千恵子じゃなかったら成立していなかったと思われる。

ハナ肇の台
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切腹(1962年製作の映画)

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「話を手短かにな」と言われているにもかかわらず仲代達矢の話が長いのはご愛嬌としても、中盤すぎて仲代達矢の真意がわかり、映画の主題が見えると一気に推進力が落ちる。
そして困ったことにその「主題」が主人公
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白夜行(2010年製作の映画)

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シーンがほとんど「説明」としてしか描かれない。
だからすごく長く感じる。色々解明されることも「あーなんとなくそー思った」というかんじになる。切ないもくそもない。
堀北真希は悪女感ゼロ。高良健吾は◯

蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳(1998年製作の映画)

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『蛇の道』を観た時も思ったけど、黒沢清は北野武よりたけし軍団の役者を使うのがうまい。

ドキッとするショットがいくつかある。

@シネマヴェーラ渋谷(9/15/2015)35mm

蛇の道(1998年製作の映画)

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北野武的というか、エドワード・ヤン的というか。
ただこの嫌なかんじ、不気味なところはやっぱ黒沢清。

商店街の奥の暗闇のショットはまじで怖い。

@シネマヴェーラ渋谷(9/15/2015)35mm

ムカデ人間(2009年製作の映画)

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こんなに感情移入したホラーは初めてかも。
「座持ちがいいホラー」では最近観た中では一番かも。
3番目もヤだし真ん中はもっと嫌。つっても先頭も嫌。
そんなことを友人たちと観て、不毛な議論をする映画である
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ヒトラー最終兵器(2013年製作の映画)

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「ヨーゼフ・メンゲレ」をやるならもっとおちょくってやんないとダメ。真面目に作りすぎ。

アイム・ノット・ゼア(2007年製作の映画)

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wikiには
「歌手ボブ・ディランの半生を6人の俳優達(クリスチャン・ベール、ケイト・ブランシェット、マーカス・カール・フランクリン、リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ベン・ウィショー)が演じる伝記
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ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

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こーいう映画は若い時観たほうがよい。
ラストに出てくるフランス人の女のコがかわいい。

恋多き女(1956年製作の映画)

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ルノワールのテクニカラーは格別な感がある。
プリントで観たいなあ。

映画と恋とウディ・アレン(2011年製作の映画)

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毎日朝からタイプライター(!)にむかうウディ・アレン。
ほとんどワーカホリックなかんじだが、残りの人生が決まっていてそこにむかって足掻く姿がいい。
インタビュー嫌いだと思っていたけど、結構ざっくばらん
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シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

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「恋愛環境映画」というジャンルを観たのははじめて。
主役がイケメンでもシルビアでもなく街というのがいい。
昔出会った女性の影を追い求めているイケメン君の心情より、小銭おじさんが鳩にエサをやっているのに
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愛とセックスとセレブリティ(2009年製作の映画)

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*この映画のスゴイところ。

①「サスペンダーがダサい」はその通りで、アシュトン・カッチャーだろうがあのセンスに女のコホイホイになるロサンゼルスってところはすごい。
②アン・ヘッシュが整形手術をするく
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ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!(2011年製作の映画)

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こーいうドキュメンタリーにしては珍しく「お笑い担当」がちゃんといて、日本人ハーフの男の子とそのコーチ。
コーチなんかホラー映画で真っ先に殺される役者っぽく下品なかんじで素晴らしい。

ポール・ヴァーホーヴェン トリック(2012年製作の映画)

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「私は二度同じことはしたくないし、新しい領域に踏み込むことはいいことで、未知の世界に飛び込むことで創造性が生まれる」

「この冒険的な試みで自分の創造性を刺激し、新しい手法や視点を身につけたい」

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ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014年製作の映画)

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ストーリーは凡庸だが、人間じゃなく犬が「演技」するのでただただ感心(トレーナーのひとはえらい)。
しかしフラーの『ホワイト・ドッグ』ほどの深みがない。

スクリーンいっぱいに250匹のわんちゃんが大都
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歓びの毒牙(きば)(1969年製作の映画)

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このあとは『サスペリア2』を観ることをオススメします。
ちなみに本作の撮影はヴィットリオ・ストラーロ。

幽霊屋敷の蛇淫(1964年製作の映画)

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ゴシック・ホラーとラブ・ストーリーの二重構造の見事さ。
「すわ、シャイニング!」なシーンがあるのさ。
第二班監督兼助監督はルッジェロ・デオダードなのさ。
そしてラストの朝日の素晴らしさ! 
傑作だわさ
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ファスタープッシーキャット キル!キル!(1965年製作の映画)

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ゴーゴーガールズの珍道中。
サイコパスなその言動ぶりに、「とにかくみんな一回落ち着こう」と何度思ったことか。しかしこの「どうかしている」感こそが“ポップ”ということは疑いの余地がない。

アデルの恋の物語(1975年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画内で狂っていくのは美しい女優の特権、というのがすごくわかる。
それぐらい18歳のイザベル・アジャーニは美しい。

軽蔑(1963年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「軽蔑するわ。あなたに触られると寒気がするのよ」
アンナ・カリーナに色んなことを言われちゃったんだろーな、と邪推してしまう台詞のオンパレード。金髪のBBに、どこかで見たような「黒髪ショートカット」のカ
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

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幼年期、少年期と内省的で、虚無感漂うレスリー・チャン含む子役達の瞳に痺れる。彼らが京劇という芸事から自身の存在意義を見出して行くのを見れば胸が一杯になる。京劇鑑賞の際に流した涙にこちらまでもらい泣き。>>続きを読む

花様年華(2000年製作の映画)

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キャメルの煙草を雀卓を囲って後ろ向きに座る旦那の元に届け、隣の席に優美に腰を降ろすマギー・チャンとすれ違いに席を立つトニー・レオンがスローモーションで交差する瞬間に、この緑色と緋色の相克する耽美的な世>>続きを読む

サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ(2012年製作の映画)

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こーいうのはネタバレもくそもないから言っちゃうけれど、この映画の結論(らしきもの)はデジタル化の波がきてもフィルムは無くならず、「サイド・バイ・サイド」ー共存共栄、並びながら協力していくだろう、それが>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭に出てくる、世界最初のゾンビ(ビル・ハインツマン)はやけに軽快で素早く小走りをしたりするので少々面食らったが、物語が進むと同時にキャラも固まってきて一安心。

しかし「やつらは一度死んでいるので動
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プンサンケ/豊山犬(2011年製作の映画)

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北と南の38度線を越境する者の悲哀も感じるが、ギドク「監督作」でもないのにギドクギドクといわれる本監督の悲しみも想像できる。まあギドク作品もジェホン作品もあんま観ていないので正直そこんところはよくわか>>続きを読む

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

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すべてのものを食い尽くすピラニアの口から吐き出された、シリコンと×××。一緒に観ていた後輩が(赤)ワインをわたしの顔に噴き出しやがって、キャリー状態に。。。
イーライ・ロスの死に方は想定内です。

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

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次女と長女の連れてくるボーイフレンドがツボ。
とくに次女役の女のコ、最高。
アメリカ人の子役は、ステージママの影がみえないところがいい。

レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

塹壕からナイフをくわえ両手にも二刀流スタイルで一人飛び出し、ドイツ軍をボッコボコにする、冒頭の3分間が圧巻。
ここだけ何回も観てしまった。

あとはいつもの、ブルース・リー オマージュ!
最後はちゃん
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