ドキュメンタリー製作のおすすめ映画。ドキュメンタリー映画には、ナジーバ・ヌーリ監督のハワの⼿習いや、ダンシング・パレスティナ、ハキシュカなどの作品があります。
幼少期に結婚を強いられてから40年、読み書きを習得し、自立して小さな織物業を始めた母ハワの物語のはずだったが、タリバン政権が復活し、女性たちの未来が引き裂かれてゆく。
住む土地を奪われ、アイデンティティの消滅の危機に瀕しているパレスティナの人々。民族舞踊「ダブケ」のステップで歴史と文化を身体に宿し、現代に生き続ける。
春、女性たちが丘に集い踊る、村の伝統的な儀祭「ハキシュカ」。おしゃべりや歌、ダンスに彼女たちの生命力があふれだし、祭はひときわ輝く。
烤火房で火を焚べる祖母の周りに親族が集う。夢(スピ)で亡き祖父と対話するように、タイヤル族のルーツを探る『テラキスの帰郷』(YIDFF 2015 NAC)監督作品。
ルオルオがカメラを預けた7歳の孫娘マンマンの目を借りれば、小さな家の中もまるできらめく宝箱のよう。世界の無限の楽しみ方を教えてもらおう。
タリバン政権下、自由に生きる権利を奪われた女性たち。銃火にさらされながらも抗議の声を上げ続けた女性運動家たちの軌跡を、スマートフォンのレンズが記録する。
家族のような時間を過ごす監督とオランダ人司教スベルトノ・モーテ。彼の死後、日記を通して知った、パプア激動の時代を地元の人と共に生きた姿を焼き付ける。
チリ南部、ギャンブル好きのうだつの上がらない農夫が宝くじで国内最高額に当選。ところが当選券をボロボロにしたことに気づき、喜びもつかの間、どん底に突き落とされる。家族や友人たちが見守る中、賞…
>>続きを読む韓国とカザフスタンを繋ぐ鉄道内の映像を500×500ピクセルの正方形が解析しつづける。表示される無機質なテキストの奥には皮肉っぽい余情を感じる。
山あいで土を耕し、動物たちと暮らす老女。ある日、彼女から土地を守る役割を引き継いだ弟のもとから、ヤギが姿を消す……。詩情豊かな映像で綴られる、農耕生活のひととき。
自主上映会、毛布を縫う職人の手、新聞配達員たち、闘争の物語とカラスの詩……都市ジャイプールのある12月を浮かび上がらせるパッチワーク。
アメリカの小さな町で1969年から続くワークショップ。映像制作を通じて、故郷の記憶と現実に向き合う若者たち。だが、上映会前日に過酷な出来事が彼らを襲う。
故郷ハイファを追われ、ベイルートに住むかつてジルク島の油田施設などで働いていた男の人生。石油パイプライン建設に伴うこの土地の歴史と現在が交差する。
全身からあらゆる感情の痛みが放射される。監督自身あるいは女性の肉体が、ぺらぺらの紙同然に、切り貼りされ、変態する実験短編ドキュメンタリー。