ショートフィルム・短編製作のおすすめ映画。ショートフィルム・短編映画には、フー・ダンディー監督の明日が来る前にや、ローラ・ウィールライトが出演するThe Body(原題)、D-デイ、フライデイなどの作品があります。
悩みを抱えた男女はどちらも受けたくない電話のせいでタイムループに閉じ込められてしまう。同じ一日から逃れられない2人は明日を迎えることができるのか?鳴りやまない電話に隠された秘密とは……
両親の店を手伝う少女は店前を通る野球部の青年に片思い中。彼が初出場する試合を見に行きたいが、両親は叔父の法事への参加を強要する。光州事件から4年後の1984年を舞台に繰り広げられる青春ラブ…
>>続きを読む魔女を蔑む社会の中、娘を亡くし身を潜め暮らしている女。彼女の歪んだ欲望によって植物のような怪物のような存在となった娘は、鉢から出して大地に植えて欲しいと母に懇願する。
現在はソウルの観光名所として⼈気の朝鮮王朝の古宮‧昌慶宮。1418年建⽴の昌慶宮だが、⽇本統治下の1909年に動植物園が作られ⼀般開放された–––。本作はこの動物園で起こった痛ましい歴史を…
>>続きを読むカジノ観光産業が市⺠⽣活に多⼤な影響を及ぼす、”東のラスベガス”マカオから届いた幻惑の映像詩。流れ⾏く現代マカオの都市⾵景をバックに、画⾯を占有するのは観客の⽬を欺くがごとく披露されるトラ…
>>続きを読む1945年3⽉10⽇の東京⼤空襲の惨劇を証⾔によって語る。中⼼となるのは、4歳の息⼦の⼿を引き、8ヶ⽉の双⼦の娘たちを背負って猛⽕から逃れようとした、当時24歳だった⺟の語りだ。証⾔は「東…
>>続きを読む16 歳。2 人の少女は、夏休み中に恋愛舞台劇の練習に励んでいる。友情と恋愛の間で揺れ動き自分たちの本当の気持ちが分からないまま、新学期開始前に秘密のキスシーンが暴露され、公演は禁止されて…
>>続きを読む家族をめぐる妄想譚のようなアニメーションである。“私”の語りで進⾏する。⺟は“私”を「裏切者」と呼んだ。祖⺟は蜘蛛に変⾝し、絶え間ない苦難で巣を張っていた。ちぎられた指や、床や体を這う無数…
>>続きを読む“ゴースト”とは突然連絡が途絶え無視する状態を指すスラング。バンコクへの旅⾏中に恋⼈と⾳信不通となり時間を持て余した主⼈公は幽霊のように街を彷徨い始める。スマートフォンの画⾯や絵⽂字など現…
>>続きを読む世界⽂化遺産にも登録されている揚州の⽊版印刷を題材とし、伝統を⽀える⼥性職⼈の個⼈史を交えて描く。トイカメラや8ミリの質感をいかしたり、フィルムに⽊版を転写したりと⼯芸の世界にビジュアル⾯…
>>続きを読む⽇本語学校に通う作者は、利き⼿の右⼿を怪我して、左⼿で⽇本語の書き取り練習をしている。右⼿が書き慣れた韓国語に対し、左⼿はたどたどしく正しくない。⽇本語学校の友⼈たちと過ごす束の間の休⽇。…
>>続きを読むかつて炭鉱業で隆盛した台湾北部の⼭間地‧侯硐(ホウトン)。その昔、周囲の洞窟には多くの猿が⽣息したが、⼈間により抹殺されたという。過酷な炭鉱労働の記憶が⽣者の証⾔を通じて静かに紡がれると、…
>>続きを読むパンデミックを機に考古学博物館の学芸員として働き始めた海神の巫⼥。「科学的認知は、単に集合的な主観なのではないか」の問いを胸に、近代性と習俗を、同時にそれぞれ“分⾝”として⽣きることを選ん…
>>続きを読むアニメーションらしい独創的な作品だ。電柱に⼀⽻の⼤きなカラスが⽌まっていた。少年が⾒上げていると、どこからか声が聞こえた。カラスだった。カラスは少年の前に真っ⽩なフンを落とし、その⾶び散っ…
>>続きを読む海辺でタバコを吸う⼀⼈の男。化粧をし、⼆⼈分の⾷卓の準備をして部屋で⼀⼈誰かを待っている様⼦の⼥。待ち⼈は現れない。いつしか彼⼥は恋⼈と過ごした時間を回想するのだが–––。暗い⾊調のなかに…
>>続きを読む「フェンスを越えれば別の世界に⾏けると思っていた」——。1978年8⽉、⽗は友⼈⼆⼈と⼆度⽬の逃亡を図った。距離にして200km、中国から⾹港を⽬指し三⼈は草叢を進み続けた。8⽉18⽇、遠…
>>続きを読む初めてのプロボクシング試合に向けて練習に励む女子ボクサーは新人女子と練習を重ねる内、次第に彼女に惹かれていく。この動悸はボクシングのせいか、それとも恋なのか…監督自身のボクシング経験を生か…
>>続きを読む軍事政権に弾圧された韓国の反体制詩人・金芝河の詩にインスパイアされ、雪に覆われた冬の札幌を舞台に、高校をドロップアウトした暴走族の若者の焦燥を鮮烈に描き、長谷川和彦、寺山修司両氏に推奨され…
>>続きを読む2022年7⽉1⽇。⾹港のとある⽇常的な街⾓。しかし徐々に⾵のうねりが強くなっていき、ラジオの⾳声が台⾵の襲来を告げる。その⽇は⾹港がイギリスから中国へ返還されて25年の記念⽇なのだった。…
>>続きを読む“私”の頭の中には⽯が詰まっている。そして、夜の訪れとともに現れる怠け者の猫と、昼間にやってくる活⼒に満ちた⽝が住み着いていた。猫と⽝は相反するが同時にも存在して、⼀番の問題は猫だった––…
>>続きを読む両親との関係や性アイデンティティの問題など、作者の経験をもとにした荒々しいタッチのアニメーションが展開される。それは主観的なつらさであると同時に、⾃⾝について語ることの苦しさの表れでもある…
>>続きを読む2⽉、⼤気が緩み⾥⼭には霧がかかる。幾層にも重なった⾊彩豊かなアニメーションがリズミカルに変容し、時に明度を変え、その季節の⾥⼭の移ろう⾵景がスクリーン上に鮮やかに再現される。「⾵景画によ…
>>続きを読む惜しくも2023年に逝去されたクマガイ監督の入選作。字幕による会話と、スチルと実写により、私の切ない物語が綴られる。コマ伸ばし等の実験的な手法を用いた瑞々しい映像と、抒情的な音楽が心地よく…
>>続きを読む燃え尽きた若い小説家は隣人男性と謎の女性の関係に興味をそそられる。彼らの関係を探りたい衝動を抑えられず観察し始めるが、その関係は終わったようだ。好奇心はさらに強まり、小説家は謎の女性に近づ…
>>続きを読むスーパー高校生映像集団「グループポジポジ」が卒業後、大島渚との邂逅を経て構想した意欲作。映画を遺書にして死んだ男をめぐり、仲間たちが死と映画について語り続ける。若さと問いが交錯する“第二章…
>>続きを読むアラサー女子の隆子は、ニートで同居人の兄・新司を煩わしく思いながらも見捨てられないでいた。結婚相談所で知り合ったエリートの攻貴と仲を深め、結婚を機に兄との決別を目指して奮闘するのだが…。
50代の独身女性であるアケミは、30年以上にわたり牛乳配達の仕事を続けている。若い同僚たちとの会話を通じて、彼女は自身が長年耐えてきた性差別が今なお変わらずに存在していることに深い憤りを感…
>>続きを読む