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キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性の作品紹介

キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性のあらすじ

本作はハリウッドで長年活躍したキャスティングの先駆者マリオン・ドハティ(1923-2011)を中心に、キャスティング(配役)という仕事に迫るドキュメンタリーです。絶妙なセンスと直感的な先見の明を頼りに、白人男性至上主義が根強く、役者を単純にタイプ分けしていた古いスタジオの配役方法から、ユニークで多彩なアンサンブルキャストへ移行する道筋をつけ、革新的なアメリカン・ニューシネマの到来を告げたマリオン。驚きと笑いに溢れたエピソードの数々、そして切なくも感動的なラストまで...その人生を通して映画史に新たな光を当てます。

キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性の監督

トム・ドナヒュー

原題
Casting By
製作年
2012年
製作国・地域
アメリカ
上映時間
89分
ジャンル
ドキュメンタリー

『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』に投稿された感想・評価

No.3673

「キャスティング」の仕事に焦点を当てた逸品。アメリカ映画史に興味のある人は必見。

ただ、アカデミー賞の一ファンとして、ラストは複雑な感情で、「なんで!!」と叫んでしまった。

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テイラー・ハックフォードがドヤ顔で言ってたように

「キャスティング・ディレクター」という肩書が嫌で、「名乗るならキャスティング"担当"」にしろ、と言うんだったら、

そういう偉そうな監督のほうこそ「現場の仕切り"担当"」に肩書変えろよ!!!

==============================

キャスティングが「ディレクター」を名乗って、監督たちのほうに実害が出ることはあるのか??

多分ないと思う。あるわけがない。

ごく一部のお偉い「監督様」のプライド。このくだらないプライドのせいで、特定の職種がいまだに過小評価される。

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なにがちゃんちゃらおかしいって、このハックフォードの発言は、自分が働いてきた映画業界の歴史そのものを否定することになるんよね。

だって、たとえばアカデミー賞って、いまでこそ世界的に注目される賞だけど、

その成り立ちって、そもそもは、映画業界内の労働組合の台頭に頭を悩ませてたスタジオ側が、

ハリウッドで働く映画人(俳優や技術者たち)を「労う」慰労会みたいな場だったわけですよ。

接待と言ってもいい。

アカデミー授賞式の初期は、ごくごく身内だけのささやかな式で、ハリウッドで働く映画人たちが、お互いの仕事ぶりをたたえ合う場として始まったわけです。

「いつもは映画会社やスタジオと、組合側は対立することも多いけど、こうやってアカデミー協会が僕らキャスト、スタッフを労ってくれて、オスカー像までくれるんだから、

まぁ、また明日から映画界のために、ハリウッドのためにがんばりますか」

みたいな意味合いがあったわけ。

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それをハックフォードみたいな人が、「キャスティングなんか重要じゃない!! ディレクターを名乗るなんてとんでもない!!」

って、同じ業界内で働く異職種同士で対立してどうするんだと。

だからアカデミーは古くて頭の固い老人集団なんていつまで経っても言われるんだろうと!!
知られざるキャスティング・ディレクターの仕事に迫ったドキュメンタリー。分業化の進んだアメリカではキャスティングはその道の専門家が担うのが一般的。その第一人者であるマリオン・ドハティの功績を中心に綴っていく。彼女の道のりがそのまま現代アメリカ映画の歴史に重なっていて映画ファンにはたまらない内容。会社を興して集めた女性たちに自らのノウハウを伝授する様は男性中心の映画界に反旗を翻すようでそのままドラマにできるかのようなカッコよさ。彼女のエピソードでいちばん好きなのは『リーサル・ウェポン』でメル・ギブソンの相手役にダニー・グローヴァーを推した話。当初監督のリチャード・ドナーは黒人を想定していなかったため難色を示したがこれを説得。あの名コンビ誕生の裏にこんな話があったなんて知らなかった。アカデミー賞に設定されていないキャスティング部門。その功績はもっと知られ賞賛されるべきだと思います。
4.0
TIFF2025「ウーマン・イン・モーション」特別上映にて。ハリウッドのキャスティング・ディレクターの基礎を作った故マリオン・ドハティを追ったドキュメンタリー。

ハリウッド作品でいつもキャスティングディレクターがエンドロールの良いポジションで流れるのがいつも不思議だったんだけど、その理由や背景がかなりよく理解できる作品だった。テンプレ的なキャスティング手法そのものを変えたドハティの功績はあまりに偉大だけど、彼女の配役力がなければ、ジェームズ・ディーンもダスティン・ホフマンもアル・パチーノもグレン・クローズもメル・ギブソンも、脚光を浴びていなかったし、そのきっかけすら無かったかもしれない。

彼女が亡くなった2011年は勿論、作品の公開当時ですらアカデミー賞にキャスティング部門は無かった訳だけど、2026年にようやく新設されるそう。讃えられるべき人の地位と功績が広く認められる事はとても大事だし、その礎を築き上げた彼女の偉大さには拍手しかない。

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