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スティーヴ・ベイター ロックにすべてを捧げた男 その短すぎる生涯

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スティーヴ・ベイター ロックにすべてを捧げた男 その短すぎる生涯が配信されているサービス詳細

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スティーヴ・ベイター ロックにすべてを捧げた男 その短すぎる生涯

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『スティーヴ・ベイター ロックにすべてを捧げた男 その短すぎる生涯』に投稿された感想・評価

KKMX
3.8
 デッドボーイズのスティーヴ・ベイターのドキュメンタリーがあったため鑑賞。デッドボーイズはニューヨークの元祖パンクバンドのひとつで、アート寄りのバンドが多かったニューヨークシーンでは、かなり原始的でストレートなサウンドを聴かせていたバンドでした。すぐに解散したこともあり、同じ時期に活躍していたブロンディやラモーンズ、ジョニサンたちに比べると知名度が劣る印象があります。自分も熱心なリスナーではなく、名曲『ソニック・リデューサー』くらいしか知りませんでした。そのため、新しい情報ばかりなので新鮮でしたね。そもそも、本作観るまでスティーヴ・ベイターを『ベイダー』とダース・ベイダーみたいに読んでいたくらいなので。ちなみに監督は、ジョニサンやシド&ナンシー、負け犬ブライアンのドキュメンタリーを撮った人。偏ってるね!

 ベイターという人は、とりあえず陽キャで落ち着きがないな、という印象です。ライブでもかなり破壊的なパフォーマンスをしており、じゃあオフは大人しいかというとまったく違い、とにかく落ち着かない。とにかくベイターさんの映像はところ構わず脱いで下半身を露出させるものが多い。車に乗ると屋根に立って、車サーフィンみたいなことをしちゃう人らしいです。あと、イタズラがすごいと言ってましたが、基本度を超えている印象。なんというか、キース・ムーンの系統にある人だな、と。ムーニーと同じくボンデージ好きというのもアホで面白かったです。

 ムーニーがそうだったように、ベイターもフレンドリー。人懐っこい人で、各地で友だちができる様子が窺えました。負け犬ブライアン・ジョーンズとは大違いで、みんなベイターさんのことが大好きなんですよ。楽しいヤツだった、とか、意外と繊細だったとかの評価が多い。ベイターさん愛されています。
 負け犬なんてインタビューされてる連中みんな「人間として冷たかった」「好きになれなかった」とか、嫌われ100%でしたからね!何せバンドメイトから「ヤツと友人になることは不可能」「長く生きられないヤツもいるってことサ」と今も全否定!やはり、死後に生き様が出ます。ベイターさん、いろいろと大変で早逝もしましたが、愛された人生だったと思います。

 この手のニューヨークパンクの人たちは、ドラッグと縁が深い。ベイターさんもドラッグでかなりヘロヘロになっていたようです。車サーフィンもシラフではなかなかできないので、キメていたんでしょうね。まぁ、ベイターさんは昔から奇行の人だったみたいなので、シラフでもイケたかもしれない!
 ベイターさん、晩年はパリで恋人とイチャイチャ楽しく過ごしたようです。そして、なんとディーディー・ラモーンとジョニサンをパリに呼び出してバンド結成を目論んだとのこと!いや〜絶対に上手くいかないメンツだよ。案の定、上手くいかず、ディーディーがジョニサンにキレて(わかるな〜)、ディーディーがジョニサンのギターを燃やし(想像できるな〜)、ジョニサンがキレで帰国し、バンドはご破産。こんなバンド無理だよ。しかし、ベイターさんの呼びかけで曲者2人が集まったことを考えると、やはりベイターさん愛されておりました。

 最後はパリで交通事故で亡くなります。パリ時代のベイターさんのイメージは二極化していた印象。「楽しくリラックスしていた」と見る人と、「かなり苦しそうだった」と見る人。実際、その2つを抱えたいたと思います。バンドの度重なる挫折で参っていたのも、気の置けない友人や恋人と楽しい時間をすごしていたのも事実でしょうね。再起を図りたかったのだろうな、と思います。そのような中でタクシーに轢かれる事故で亡くなるのも不運です。車サーフィンとかならば「自業自得だな」でオシマイですが、普通の事故ですし。晩年はドラッグも絶っており(検死結果は不検出)、やっぱりやり直したかったんでしょうね。
 生前、ベイターさんは「俺っちはドラッグをキメまくったから、俺っちの遺灰をキメればトリップできるぜ!」と豪語していました。そしてホントに友人たちが遺灰をキメてラリれるか試したそうです!結果は「鼻が痛かった」。そりゃそうだ!ベイターさんもベイターさんなら、友人たちも友人たちだ!実に良い仲間に恵まれていたと言えますなベイターさん。アホな仲間たちに囲まれて良き人生だったように感じました。嫌われブライアンの遺灰なんて犬も吸わないですからね。
 しかし…ジョニサンの遺灰なら飛べたのではないかと思います!ベイターさんは亡くなる時はクリーンでしたが、ジョニサンは人生ドラッグ!ドラッグ!原因が多すぎて死因不明なくらいヤバい感じだったので、たぶんイケたでしょう!ボーン・トゥ・ルーズ!
誰かと思ったらデッドボーイズの人だった
こんな映画とか作られるような人なことすら知らなかったから全然面白くなかった
興味ない人のドキュメンタリーを見るのはもうやめようと思った
天真爛漫(?)で自由すぎるスティーヴの才気溢れる人生を、多くの周辺関係者の証言で迫った本作。DEAD BOYS以前のバンド、マザー・グースやザ・ロッキントマト、フランケンシュタインのライブ映像や写真もかなりキテいて非常に興味深い。
あらゆるシーンに乗り込んでいくスティーヴがDEAD BOYSを結成し、ギャング並の危うさを発揮してニューヨークパンクシーンでパンクバンドとしての確固たる地位を確立。そして、パンクに見切りをつけて、ソロ作では60年代の音楽に立ち返る。さらに、THE WANDERERSを経て、THE DAMNEDのブライアン・ジェイムスと結成した新しい宗教・THE LORDS OF THE NEW CHURCHの紆余曲折。ディー・ディー・ラモーン、ジョニー・サンダース、ニールXなどが参加し、レコーディングが進められていたソロについてなど、次々と証言が積み重なって物語は進行していく。
1990年にパリで交通事故により死亡し、仲間たちに見守られスニッフされた葬儀など、数々のイイ思い出話が多数語られるラストシーンまで、ファンには興味深い一本になっている。

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