香山哲さんの「ベルリンうわの空」を思い出した。ベルリンのある駅で、酒を飲んでヤケになっていた人を横にいた他人がすっと押さえた後、一緒にベンチに座って「何かあった?」と話しかけるのを見たらしい。
そ…
このレビューはネタバレを含みます
あの状況で寄り添える人ってほんとにすごい。
最初あらすじみてチック症の男性なのかなと思って観たけどただ株でボロ負けした人だった。こういう作品こそもっとそういう社会で認知されるべきものを取り扱って欲し…
これはもう名作の領域。
冒頭の地下鉄車内に立ち込める人間不信の香りやプツンと音を立てて切れたら何かが起きてしまいそうな緊張感から、何もかもがとてもリアル。
そこに乗車してきたホームレス風の男性。…
心が優しくなれる。
地下鉄が安全確認で一時停止している少しの時間で車内の雰囲気を一変させた女性の勇気は素晴らしかった。
何より止まってしまう地下鉄は、言わば人生のドン底に落ちて、歩みを止めている…
\アカデミー賞ノミネート作品/
ある1人の男が地下鉄に乗車する。
精神が不安定な彼は周りに暴言を撒き散らし、周りの人間が彼と距離を取り始める。
そんな中、ある1人の女性が行動が、地下鉄の空気を一変…
©︎2020 Susan Bejar