フィーリング スルーの作品情報・感想・評価

「フィーリング スルー」に投稿された感想・評価

私は、誰にでも平等に接することは出来ない人間です。この作品は、様々な気付きと刺激をくれました。
荒んだ時代こそ、観るべきではないでしょうか。
ねぎお

ねぎおの感想・評価

4.0
feeling through
written&directed edited by Doug Roland
starring
STEVEN PRESCOD as TERREK
ROBERT TARANGO as ARTIE
cinematographer
EUGENE KOH

こちらもまたろう映画祭で観た短編。
視聴順は、「私はボリ」(Filmarksに申請中で、登録されたらアップします)の次に短編3本でした。その短編は今作からでした。

正直見事なクオリティ!!
映像のクオリティについて、ニュートラルな受け止めをするつもりで観ましたが、なんのなんの!自分の中で「低いこともあるよな」って思っていたことを恥じました。
むしろその”音”をコントロールすることで、「映画は音が鳴っていることが当たり前」というむしろつまらなさを解消している。そんな風にも感じました。

ここで出てくるのは聴者であり、過酷な貧困状況にある男性。そして彼の内面の変化がこの短い作品の中で起こります。
で、これがオーソドックスであってもとーーてもハートウォーミング。
あったかいんです。
セリフもなく街中にいる人っていう役どころの人々が数人出てきます。
またいいんだ、これが!

撮影もいいと思いました。
moimoi

moimoiの感想・評価

5.0
TrueColorsFilmFestivalオンラインで鑑賞。
帰る場所のない貧しい若者と盲ろう者が出会う一夜。
戸惑う青年、驚くことも感激することもなく平常運転な盲ろう者。
2人が少しずつ近くなっていく様がとてもいい。
筆談ノートで恋人との逢瀬が垣間見れた瞬間は今年ベスト級の胸キュンシーン。
抑制の効いた劇伴が、物語の静かな雄弁さを引き立てる。
別れ際に伝えられる「YOULL BE OK」が友愛の贈り物のようだった。
「パーティーの後にニューヨークの街を歩く若い少年は、途中で助けを求める盲ろう者の男性に出会う。
二人は一夜を共にし、思いがけない友情を育むことになる。

2021年のアカデミー短編映画賞にノミネート、
『愛は静けさの中に』の主役を演じたろう者の俳優、マーリー・マトリンが製作総指揮を務めている」

東京国際ろう映画祭 よりhttps://tidff.tokyo/online/



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この映画は盲ろう者が主演した世界初の映画とのこと。

ロバート・タランゴ(Robert Tarango)は実際に盲ろう者。
聴覚障害者として生まれ、映画が好きで夢は俳優になることだった。


好きな俳優は、ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、バート・ランカスター、ジョン・ヴォイト、ロバート・ミッチャム、ダグ・マクルーア、カーク・ダグラス。

しかし学生時代に視力も失ってしまう。
その後、ニューヨークのヘレンケラー国立センターで職業訓練を受け、カフェテリアで働き始めるも、俳優の夢はずっと抱いていた。

ある日、映画のために盲ろう者を探していた監督のダグ・ローランドがロバートと会い、数週間後、ロバートの映画出演が決定。

世界初の盲ろう者の主演俳優となりました!という流れ。



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この映画のようにバス停で盲ろう者の方と出会ったという体験を監督のダグ・ローランドも実際にしたそう。

そしてこの体験を映画にしたいと思い、
ヘレンケラー国立センター と提携して盲ろう者の主演俳優を探して、
俳優の夢を持っていたロバートと出会い、
映画が完成。

世界の映画賞を受賞してますし、
第93回のアカデミー賞最優秀短編映画賞の候補にもなってます。



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確かにね、すごくいいんですよ。

映像もいいんですが、淡々としつつも、
「どうやってコミュニケーションをとれば!??」っていうのがサスペンスになっているし、

それが成功した時に小さなカタルシスがあるし、

言葉もなく同じことで笑い合えるシーン(鞄にペットボトル入ってた…)は本当に平和な幸せなシーン。

盲ろう者ならではのコミュニケーションとしてのふれあい(手のひらに文字を書くとか、普段は手を握りあって手話で会話するようです)が
より温かな人間関係を結ぶきっかけともなっていって、

上映時間18分なんだけどそこそこの冒険をしたような、
何かを獲得できた感がありました。


何かってのは、
「へこたれずに生きよう」っていう前向きな気持ちでしょうか。

この青年だってかなりきつい状況にある。
貧困で帰る家もなく、友達の家を転々としているっぽい。
その彼が、自分よりも人生ハードモードっぽい男性と出会い、自分よりも全然人生を楽しんでいそうな姿を見て、説教くさくなく、あたたかで明るい気持ちで前向きになれる。
観客も同じ。



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こりゃもう続編希望ですよ。長編希望ですよ。

アーティの恋模様見たいもん。

で、その場合気を付けてほしいのは(偉そう…)、
アーティを単なるメンターとして使わないで欲しいんですよね。

まさかそうはならないと思いますが、
単なる涙活コンテンツとして消費されない、盲ろう者のリアルな感情、生活、物語が見たいですね。


ぜひぜひぜひ、お願いします!





ネタバレはコメント欄に。
TAKESHI37

TAKESHI37の感想・評価

4.1
東京ろう映画祭のオンライン鑑賞。

盲ろう者と出会って
どうするかわからない方が多いと思う。
このコミニュケーション良かった。

喉渇いた為、コンビニまで
わざわざ買いに行ったのに、
私物カバンに飲み物を入ってあることを
忘れて笑ってしまったシーンが好き。
春

春の感想・評価

4.3
TRUE COLORS FILM FESTIVAL 2021にて。
ニューヨークは路線バスが24時間運行だと初めて知った。いいな。YOULL BE OK、ILL BE OKの精神でいたいと思えるいい作品だった。
10代の若者と盲ろう者の小さな友情。
良い話になってるけど、ホームレスにあげたお金、盲ろう者からちょろまかしたものだけどね…(笑)

2021年アカデミー賞短編実写映画賞ノミネート作

障がい者週間に合わせて、12月12日まで無料視聴開催中
超ダイバーシティ芸術祭
「TRUE COLORS FILM FESTIVAL 2021」より
https://truecolorsfestival.com/jp/program/true-colors-film-festival-2021/
どど丼

どど丼の感想・評価

3.1
第93回アカデミー賞強化週間(24本目)

短編実写映画賞ノミネート作品。盲ろう者と不良少年が交流する話。盲ろうの男性が少年の成長を助けるための一要素でしかないように感じてちょっと辟易。感ポ。
上旬

上旬の感想・評価

3.7
【第93回アカデミー賞 短編実写映画賞ノミネート】
ろうあ者と若者の心の交流を暖かく描いた短編。題材的にも簡単な英語が多くて見やすい。

最後の「YOULL BE OK」(君もきっと大丈夫だよ)で泣いた。こんな温かい世の中でありたいと心から思った。
Tommy

Tommyの感想・評価

3.9
助けを乞う盲ろう者と若者の出会いを通じ我々の奥に眠る思いやり,良心,共感を優しく呼び覚ます。自分ならどうする?終始深く考えさせられた。最後に彼が放つ言葉は作品を超え今の僕に訴えてくるように感じ涙が止まらなかった。世界がどれほど沈んでも心の灯は決して消してはいけない


2021年アカデミー賞短編実写映画賞ノミネート作。こんな時代だからこそ忘れちゃいけない事があると強く訴える1本。YouTubeに公式が作品を挙げており20分弱で観れるので興味があれば是非。英語字幕のみだが簡単な英語で聴き取りやすいので苦手な方も映像も含めて理解できるかと
https://www.youtube.com/watch?v=h1CqzntEZZ8
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