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PERFECT DAYS
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PERFECT DAYSの作品紹介

PERFECT DAYSのあらすじ

東京・渋⾕でトイレ清掃員として働く平⼭(役所広司)は、静かに淡々とした⽇々を⽣きていた。同じ時間に⽬覚め、同じように⽀度をし、同じように働いた。その毎⽇は同じことの繰り返しに⾒えるかもしれないが、同じ⽇は1⽇としてなく、男は毎⽇を新しい⽇として⽣きていた。その⽣き⽅は美しくすらあった。男は⽊々を愛していた。⽊々がつくる⽊漏れ⽇に⽬を細めた。そんな男の⽇々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を⼩さく揺らした。

PERFECT DAYSの監督

PERFECT DAYSの出演者

原題
Perfect Days
公式サイト
https://perfectdays-movie.jp
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
124分
ジャンル
ドラマ
配給会社
ビターズ・エンド

『PERFECT DAYS』に投稿された感想・評価

「🇩🇪ベルリン・天使の詩」、「🇨🇺ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」は昔レンタルビデオで見たが、難解な芸術のように感じられ、ヴィム・ヴェンダース監督は苦手だった。

本作は、ヨーロッパのアート系の映画を東京を舞台に日本人が演じた作品と言えば伝わるだろうか?

静かな感動、穏やかな鑑賞後感がある名作。

*眠りの中に差し込まれるモノクロの映像が印象的。想像力を刺激する。

*まさか石川さゆりに泣かされるとは思わなかった。

*隅田川で普段吸わないタバコ🚬を2人で吸うシーンが良かった。

*私の住む千住からも東京スカイツリー🗼が見えるが、東武押上駅近くの隅田川の橋の景色があんなに美しいのか、と改めて見直した。

早速、あの橋と浅草焼きそば🏮福ちゃんを歩いて探してみよう。

*満員の劇場はアラフォー以上が多かったが、お馴染みの日本の役者陣のおかげで若い人でも楽しめる作品なのではないか?
健一

健一の感想・評価

4.8
The Tokyo Toilet。



PERFECT DAYS 素晴らしき世界。
完璧な日々 Wonderful World。


まず第一に。
本作にて役所広司さんがカンヌ国際映画祭にて最優秀男優賞を受賞!🎉
おめでとうございます。 😁
柳楽優弥 以来史上2人目。
三船敏郎、渡辺謙さんですら成し遂げていなかった この快挙!
同じ日本人としてとても誇らしいです。🥹

ヴィム・ヴェンダース監督の最新作はなんとオール日本人キャストで舞台が東京の日本映画!😳
これ、日本映画でいいんだよね?

ヴェンダースがこんな日本人に沁みる作品を撮るなんて・・・
鑑賞中『これ、ホントはジム・ジャームッシュが監督してんじゃないの?』と錯覚してしまうほど。😅

『映画』ってやっぱり出会う時のタイミングってありますよね!
今(2023年年末)この作品に出会えてホントによかった。
2〜30年前に出会っていたら まだまだ人生勉強の足りない私は この作品を深く理解出来なかったであろう。

PERFECTDAYS。
皮肉? 強がり? それともこれが
ホントの『しあわせのかたち』なの?
完璧な日々。 ではなく
『完璧な ルーティーン の日々』なんだと思う。

私は東京に住んで24年。
でも公園の公衆トイレなんて10年に一度入るか入らないかのレベル。
なのでホントにビックリした。😳😱
東京(渋谷)の公衆トイレってこんなにスタイリッシュでカッコいいの?
本作観た外国人も絶対ビックリしてるはず。
ガラス張りのトイレでスイッチ入れたら 曇りガラスになるなんて!
なんてファンタスティックなトイレ🚽‼️


さて本作。 ネタバレあり。


見上げればスカイツリー。
でも足元は過酷な生活。それが現実。
無口で孤独なおじさん。 公衆トイレの清掃員。
何も変わらぬルーティンの日々。
カセットテープ、フィルム二眼レフカメラ、ガラケー、古本屋で買う100円の文庫本。
ハイテクなものは一切排除。
時代に逆らっているのか?便乗しないたげなのか?
『自分だけの幸せ』を見事に確立し生きている。
そう。これも『しあわせ』のひとつなのだ。

同僚やその女友達、大きく育った姪っ子の出現におじさんのルーティーンは脱線してしまうこともあるが、おじさんはそんなことでは 動じない。
劇中、劇的なことはほぼ起こらないのにずーーーっと本作を観ていたくなる。
特に東京に住んでいるオジサンには最高に沁みる作品だと思います。

オジサンの同僚に柄本君、妹に麻生さん。
飲み屋のママに石川さゆり、その別れた夫に三浦友和。公園で踊っている『変なおじさん』に田中泯と。
脇も固めるキャストも意外と豪華。
特に役所さんと三浦友和さんのツーショット共演は本作最大のみどころ!

出来ればシネマスコープで観たかったのだが、ほぼ正方形のサイズの画角だったのがちょっと残念。
だが、孤独な男の余生と東京の街並み。
そして・・・日々の 木漏れ日。
ドイツ🇩🇪の名匠が 東京という街を美しく悲しく切なく『PERFECT』にフィルムに納めてくれました。


2023年 12月25日 13:35〜
TOHOシネマズ池袋screen 4
💺119席
客入り ほぼ満席(最前列の2〜3コしか空いてなかった)。

ちなみに・・・
叔父さんと姪っ子の交流が心に響く本作ですが。
わたくしの姪っ子は若くして結婚、出産しましたが 今年の9月に離婚してしまいました。😔
元旦那と息子(6歳)は秋田県に帰ってしまい一人になった姪っ子は今、浅草で一人暮らしをしています。
浅草。そう。本作のオジサンと同じ街です。
ご近所だったら嬉しいな。☺️
あれから3か月。
無事に暮らしているだろうか?
友達と楽しいクリスマスを過ごせたのか?
姪っ子の「PERFECTDAYS」だけが私の唯一の『願い』と『希望』です。 ☺️
ぶみ

ぶみの感想・評価

4.0
こんなふうに、生きていけたなら。

ヴィム・ヴェンダース監督、役所広司主演によるドラマ。
トイレ清掃作業員の日常の姿を描く。
主人公となる作業員・平山を役所、公園に住むホームレスを田中泯、平山の姪を中野有紗、平山の同僚を柄本時生が演じているほか、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、三浦友和等が登場。
また、登場シーンは少ないものの、田中都子や甲本雅裕、研ナオコ、モロ師岡、あがた森魚、芹澤興人も出演していたなか、気づかなかったのが悔しいのだが、エンドクレジットで「Parking Officer」役として松金よね子がいたのは、私的にはツボだったポイント。
物語は、日々のルーチンを繰り返しながら、公共トイレの清掃を生業とする平山の日常が描かれるのだが、一階に流し場、二階に居間があるという今風に言えばメゾネットと称される間取りではあるものの、それが全く似合わないアパートに住んでいることを筆頭に、スマートキーはもとよりキーレスすらなく鍵で開ける愛車かつ仕事車、そこで聞くのはカセットテープ、フィルムカメラを持ち歩き、携帯電話はガラケーと、触れるもの全てが昭和もしくは平成のどこかで止まっている平山の生活スタイルは、昭和生まれの私としては、全て理解できたものであり、何とも言えないノスタルジーを感じさせてくれたのと同時に、特にカセットテープを巻き取るために鉛筆でクルクルする仕草には、まさに自分にとってのあの頃を思い出した次第。
そして、仕事中は殆ど喋らず、トイレ清掃を淡々とかつ細部まで拘ってテキパキとこなしていく姿は、まさに職人芸と言えるもので、多くを語らずとも、お仕事ムービーとして、楽しめる仕上がりとなっている。
そんな一見同じ毎日の中で、劇的なことは起こらないまでも、心にさざ波が立つような出来事が少しずつ巻き起こる展開となっており、同じようで同じではない日々それこそが私たちの日常の姿。
とりわけ、柄本演じる同僚が突然辞めてしまい、仕事量が増えた際に、それまで沈着冷静だった平山が声を荒げたシーンは、仕事に対してはプロフェッショナルでも、そこは怒るんだなと感じ、何とも微笑ましく思えたところ。
また、言葉にはなっていないものの、過去には様々な何かがあったであろう平山は、読んでいる本からして知性派であることは間違いなく、そんな平山が選択している仕事がトイレ清掃の中でも、無料かつ高品質で個性的な公共トイレを提供する渋谷区におけるプロジェクト「THE TOKYO TOILET」の一員をチョイスしているのは、鉄道業界で言うならば、例えばクルーズトレインのクルーであったり、お召し列車の運転士であったりと、その中でトップレベルの技術を持つ一握りの人間しか就けないものではないかと感じたところであり、それもまた平山の拘りではなかろうか。
何より、最近のウェス・アンダーソン監督作品や、ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート監督による多くの賞を受賞した某作品のように、情報量の多い会話の嵐やトリッキーな映像で、観る側に思考する隙間を一切与えず、見せられるだけの受動的な作風が全く合わない私としては、台詞だけではなく、演技や映像の端々から滲み出る情報を汲み取ることができ、かつその行間の広さが絶妙な本作品は、まさに対極に位置するもの。
惜しむらくは、平山が週末の楽しみとして通っている居酒屋のエピソードが若干浮いていたのが唯一の難点か。
加えて、平山の乗るクルマがダイハツ・ハイゼットであったり、テレビ中継されていたプロ野球の試合で中田翔がホームランを打っていたりと、奇しくもタイムリーな内容になっていたのも、本作品の引きの強さ。
平山が毎朝買う缶コーヒーの自販機にも、毎日補充している人がいるように、誰もが社会に欠かせないピースであり、同じく役所が元殺人犯を演じた西川美和監督『すばらしき世界』に呼応するようなタイトルである「完璧な日々」を過ごす平山が影踏みをしたり、木漏れ日のように光を受け、また放つ姿を飽きることなく見届けることができるとともに、本作品で平山の姉が乗るクルマのような高額車を高級車と勘違いした挙句、運転席のシートバックを倒し、ストレートアームでステアリングを握って、したり顔で運転するような人々には、本作品の機敏は全く伝わらないであろうと感じた秀作。

野球と宗教は人それぞれなんだよ。

『PERFECT DAYS』に似ている作品

彼岸花

上映日:

1958年09月07日

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上映時間:

118分

ジャンル:

配給:

  • 松竹
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