1977年、バスク地方の町エレンテリア。民主化が進むなか、妊娠中絶した女性たちが収監されたことに対する抗議運動が町を揺るがせている。ベアは抗議運動に参加しつつ、裕福な家庭の部屋の掃除を仕事としている。ある邸宅で、ベアはほとんど外出せずに部屋にいる女性ミレンと出会う。やがてベアとミレンは親しくなるが、ミレンが妊娠しており、人目を避けるために部屋にこもっていることがわかる。
看護師になるのが目標のケナは、古いしきたりにとらわれた周囲の人たちに満たされない想いを抱えていた。両親は離婚し、ナイロビで母と暮らしていたが、国会議員に立候補した父のことは応援している。そ…
>>続きを読む夏のバカンスでフランスからスペインにやってきた家族。8歳のアイトールは、自分の性自認が分からず、違和感と居心地の悪さの悩み、心を閉ざしていた。母はそんなアイトールを愛しながらも向き合い方に…
>>続きを読む重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、会っていない時間を埋めるように病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み自らの意…
>>続きを読む厭世家でレズビアンの作家エルは、恋人と別れたばかりで傷心気味。そんなある日、10代の孫娘セージがやって来て、中絶費用を工面してほしいとせがむ。仕事で家庭を顧みない母親ジュディに代わって、エ…
>>続きを読む1912年、イギリス・ロンドン。24歳のモード・ワッツ(キャリー・マリガン)は、洗濯工場で働く同僚の夫と幼い息子と3人で暮らしていた。ある日“サフラジェット(女性参政権運動の活動家)である…
>>続きを読む1960 年代、中絶が違法だったフランス。大学生のアンヌは予期せぬ妊娠をするが、学位と未来のために今は産めない。選択肢は 1 つー。アンヌの毎日は輝いていた。貧しい労働者階級に生まれたが、…
>>続きを読む自宅で子守をしているホロコースト経験者が、自分を襲った家なき子を引き取ることに。反発し合う2人だったが、共に暮らすうちに少しずつ心を開いてゆく。