ぼくを葬る(おくる)の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ぼくを葬る(おくる)』に投稿された感想・評価

patty7610

patty7610の感想・評価

2.5
ザッツフランス映画と言わんばかりの静かな演出に寝そうになる。死ぬ間際には過去の清算と未来への受託、ということなんだろうけどもゲイの設定とかいるのかなあ。それが無ければあまりにヤマがないのも確かだが。
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

3.8

自分の死と向き合う過程には痛ましさも多々あったが、お祖母さんとのシーンやお姉さんに電話をかけるシーンなどでは主人公の中にある優しさや愛情の蓋が開けられたような感じで、少しは救いがあったような気がした…

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leyla

leylaの感想・評価

3.8

邦題どおり「ぼくを葬る」作品だった。“ほうむる”ではなく“おくる”がぴったり。オゾン監督が自身を主人公に投影しているとのことでストレートな作りでした。

同性愛者のカメラマンが余命を宣告されてから、…

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スミル

スミルの感想・評価

3.0

余命宣告を受けたロメイン。
助かる見込みは5%以下と聞き、生きることを諦めた。
そして、ひとつずつ生への執着を捨てていく。
しかし、自分を残したい衝動からソフィの提案を受け入れるようになる。完全に自…

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カルオ

カルオの感想・評価

3.5

メルヴィル・プポー演じる主人公の意思のこもった眼差しが、病に冒され徐々に弱まっていく姿が切ない。
電車の母子やラストシーンなど、「死」を前にした人の目に映る「生」の輝きが残酷で美しかった。
ジャンヌ…

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Lou

Louの感想・評価

4.3

過去のそれも含めて自分と折り合いをつけること。そして自分が消えたあとの世界とも折り合いをつけること。そのためにはどれだけの時間が要るんだろう

関係性における通念的な役割を変に意識しないで率直に向き…

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ラストシーンが美しく、そのシーンの為に作られたのか?と思うエンドでした。「まぼろし」に続くオゾン監督の“死にまつわる3部作”の第2作。今作は、余命宣告された青年が「どう死ぬか?」を模索して行く話。結…

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m

mの感想・評価

3.5
個人的に思うことは色々あれど
良い悪いとかじゃなく
「これもひとつの命の終え方」
これに尽きると思う

余命3か月を告げられたカメラマンのロマン。
絶望に打ちひしがれるが、このことを秘密にし本心を唯一打ち明けられる祖母にだけ真実を話す。

付き合っている男性に自分から別れを告げたりなど、一見すると自己…

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陽子

陽子の感想・評価

3.6

ロマンがとにかく美しい。
ゲイの恋人のサシャを突き放してそれでも会いに行く、セックスを断られるのが切ない。余命について言えないのも切ない。
ラストになるにつれてやせ細って、海に入って上がって息を引き…

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