5歳の子供が行方不明(誘拐?)になって、時間が止まってしまった夫婦。
そこに、妊婦が現れて「(チラシ配りを)手伝わせてください」と言い出す。
その妊婦もまた、誘拐監禁の被害者という過去を背負っていた…
娘を失った喪失、回復したい二人が歩む道の無常。
予告編にて喪失と回復ものなリアル社会派映画な雰囲気を放っていた本作、運良く監督と脚本家の舞台挨拶が付き上映があったので挑んでみた。
まずオープニング、…
エンドロール終了後、新宿ゴールデン街にあると思しきバーが映し出される。店主は映画雑誌を広げ、カウンターには若い女。女は携帯で、もう来ているよ、待ってると言いながら店主にビールとグラスふたつ、と注文す…
>>続きを読む不妊治療の末に授かった一人娘がある日突然行方不明に。
子守をしていた今は認知症でなにも分からなくなった妻の父。
日課のように毎日駅前で不毛なビラ配りをする夫婦。その日以来不能になった夫。
その夫を誘…
©坂本礼