5歳の子供が行方不明(誘拐?)になって、時間が止まってしまった夫婦。
そこに、妊婦が現れて「(チラシ配りを)手伝わせてください」と言い出す。
その妊婦もまた、誘拐監禁の被害者という過去を背負っていた…
娘を失った喪失、回復したい二人が歩む道の無常。
予告編にて喪失と回復ものなリアル社会派映画な雰囲気を放っていた本作、運良く監督と脚本家の舞台挨拶が付き上映があったので挑んでみた。
まずオープニング、…
《性欲事情による自身欠如をまさぐったセンシティブな夫婦の悩み》
上映後に坂本監督、脚本家の中野さんが舞台挨拶に訪れ、なんとミニシアター支配人の計らいで彼らと観客数名の飲みの会に参加させていただけま…
行方不明の一人娘を探し続ける夫婦のもとにある日、若い妊婦が現れて。誘拐、監禁、DV、老人介護、生活苦。人生に突然訪れる不条理、やりきれない世界。絶望に絶望を重ねながらそれでも希望の道筋を提示してみせ…
>>続きを読む子供が行方不明になり5年。ビラ巻きをしながら捜し続ける夫婦。片や子供の頃、9年間の監禁生活を強いられていた妊婦。淡々と描かれる二組。
傷付け合う為に共にいるしかない夫婦の物語。
TOMこと水澤紳吾さ…
あきた十文字映画祭で鑑賞!(2/3) かなり重苦しい展開が続くので、見る方も覚悟がいります… R指定の映画なんですが、一般映画と全然変わらない映画で不思議に思いましたが、上映後の舞台あいさつで、その…
>>続きを読む雅之(水澤紳吾)と涼子(西山真来)の夫婦が、都営新宿線一之江駅前(僕は元江戸川区民だったので、場所はすぐ判った)でビラ配りをしている。
二人には幼い娘明菜がいたが、5年前に行方不明になったままだった…
西山さんと水澤さんの中年夫婦の芝居がとても良い。それにもまして中野さんの脚本に痺れる。『鼻腐し』は措くとして、『天国か、ここ』『甲州街道から〜』『いぬむこいり』『さよなら歌舞伎町』と一貫して生活感と…
>>続きを読む未就学の子供がいなくなった時(行方不明でも誘拐でも事故死でもなんでも)父親と母親の受け止め方はかなり違っているのだろうと想像がつく。まあ父親の方が子供に対して抱く愛情と母親のそれでは実際に10か月近…
>>続きを読むかんじんなところが窓が小さすぎて..あはは
エンドロール後はもっと露骨にしてほしかったかな。にしても連れ去りや誘拐、拉致ってあるのですね。あのサディスト変態彼氏でいろんな人がいることを教えてくれまし…
©坂本礼