(装苑の試写会@GAGA本社)

舞台🎭演劇活動で社会復帰を目指すプログラム(RTA)において、実際にあった収監者の男たちの友情と再生の物語。

🇺🇸2025アカデミー賞🏆主演男優賞他３部門ノミネート。

ポスターが想起させる明るいイメージとちょっと違った。
「SING SING」(シンシン)は🇺🇸収容所の名前であり、演劇中に歌うミュージカル劇ではない。

私は明るい歌劇を勝手に期待してしまい、期待と違ったのかなぜか好きになれなかった。

A24によくある、かすれた淡い映像と抑え目の音楽が特徴的で、また🎥映像は意外と手ブレが多かった。(後方座席で良かった。)

男たちが子供の頃の家族との想い出話を語るシーンは温かい気持ちになれたが、全体的に刑務所の中で話が淡々と進み、某有名映画のように脱獄するわけでもなく、静かで抑揚に欠けて、私を含めて周りは欠伸する人もいた。

ただ出演者の85%がRTA出身の元収監者であり、彼らの演技力には感心させられた。

あと主演のdivine G (コールマン・ドミンゴ)の表情の演技力は圧巻だった。アカデミー賞2025主演男優賞🏆を獲って欲しかった。

(装苑試写会@GAGA本社)
7割は女性客で、周りは最後は泣いていた。

以上

シンシンの空に。




公開2週目にしてようやく鑑賞。😓

ニューヨーク州のあるシンシン刑務所。
無実の罪でここに収監された "ディヴァインG" は 更生プログラムである『舞台演劇グループ』に所属し 収監者仲間たちと日々 演劇に取り組むことで 生きる希望を見出していこうと過ごす。

主演のコールマン・ドミンゴが第97回アカデミー賞にて主演男優賞にノミネート。
去年観た「ドライブアウェイ・ドールズ」で マヌケな悪玉を演じてた人だよね？
そのコールマンと実際の元収監者たちが繰り成す奇跡の実話。

だそうだが・・・


さて本作　⚠️ネタバレあり⚠️


う〜ん　なんだろうな。😞

全てのエピソードが断片的で。
なんか『総集編』を見せられたような感じ。
これは完全に 編集 のミスだね。😓

無実の罪を晴らしたいのか
シンシン刑務所の実在を描きたいのか
舞台演劇グループの友情が軸なのか
『演じる』ことでの 心の解放 が主題なのか

どれかひとつに 絞ったほうが良かったような。
なんかどれも『尻切蜻蛉(しりきれとんぼ)』
※後ろの部分が無い事 という意味。


『演じている間は 頭の中は 自由になれる』

このセリフには シビれたが舞台で彼等が演じているシーンはちょこっとしかない。
話し合いや練習シーンがほとんど。
収監者たちの『自由な姿』が見たかったのに。

コールマン・ドミンゴは舞台演劇グループの中心的人物を 時に静かに、時に怒り丸出しで喜怒哀楽のコントロールは絶品！
クライマックスは感動させられたのは 間違いない。
他にも舞台の演出を担当する演出家を演じたポール・レイシーも素晴らしい。

本作と出会い、1番驚いたことは。

『ニューヨークにも刑務所ってあるんだ😳』

だった。　😅


10年後くらいに再構築(リブート)して作り直してみるのはどうだろう。

はい！　タイトルは・・・

『シン・シンシン』 😅😂


2025年 4月21日 12:15〜
TOHOシネマズシャンテscreen 3
💺192席
客入り　半分は埋まってた。

超久々のシャンテ。
何年ぶりだか 思い出せないくらいに😅
エレベーターが新しくなってた！😳
最近？　それとも
今更気付いたの？　って言われちゃう？

本日
ローマ カトリック教会のフランシスコ教皇が死去されたそうで・・・

現在、日本で大ヒット中の あの作品。
本当の「教皇選挙」が はじまる。

ネタバレはブログに書きました↓
https://x.gd/FxBG5
「グリーンマイル」、「ショーシャンクの空に」を圧倒的に凌駕する刑務所映画の傑作。綺麗事に頼らず、地に足が着いた切実な刑務所映画。その場にいるかのようなリアリティ。痛みも温もりも描かれており、魂を感じる名作。

宣伝文句で「グリーンマイル」や「ショーシャンクの空に」が使用されていますが、上記2作品より圧倒的に素晴らしかったです。
個人的にはNo.1の刑務所映画です。

個人的には上記の2作品はあまりにも現実離れしている印象だったので全く刺さりませんでしたが、本作はブッ刺さりました。
本物の元収監者が出演していて、さらに長回しのシーンが多く、カメラのブレもドキュメンタリーかのようで、とにかくリアリティが凄いです。

あと噛んでいるシーンもそのまま使われていました。
しかも噛んでいるシーンの俳優を調べたら元受刑者ではなくプロの俳優の方だったので、見終わった後に笑いました。
是非映画を観て確かめてみてください。多分あれは噛んでます。笑

▪️キャスト情報は確認せずに観てほしい

本作には元収監者が出演しています。
プロの俳優と元収監者が混ざって演技をしています。

本物の元収監者がプロの俳優に太刀打ちするって相当難しいはずなのに見事に見分けが付かなくなっていました。
その逆も然りです。
とにかく本作はドキュメンタリーを観ているのかと見間違うほどのリアリティがありました。

誰が元収監者で誰が俳優なのか、予想してみて欲しいです。
公式のキャスト欄は確認せずに観に行った方が楽しめるかもしれません。
私は観ることが確定した段階で確認したはずなのですが、鑑賞する頃には忘れてしまっていた鳥頭なのでより一層楽しめた印象です。

この映画で出てくる主要な人物の半分くらいが元収監者なのですが、誰が俳優で誰が元収監者なのかわからないくらい、全員がものすごくリアルな素晴らしい演技をしていました。

▪️思っていたより穏やかな展開

本作は徹底的に収監者の内面にフォーカスされています。
人との触れ合いや、それによる心の変化が描かれます。
「グリーンマイル」や「ショーシャンクの空に」のような派手な演出は無く、エンタメ性は低いかもしれません。
その代わりに圧倒的にリアリティが圧倒的に高くドキュメンタリーかのようです。

ザ・アメリカの刑務所映画を期待して、暴力や人間関係のいざこざを期待して観に行っていたら途中で寝るかもしれません。

暖かくも痛みを感じる空気感
思わず微笑んでしまうシーンがちらほらありました。
映画全体の空気感が暖かく、穏やかなのですが、そこには確かに痛みが存在しており、画面の向こうに本物の人生が流れているかのような感覚に陥ります。

▪️事前情報

・RTA
RTA(Rehabilitation Through the Arts)は1996年にキャサリン・ボッキンズによって設立された非営利団体です。

刑務所内で演劇、音楽、ダンス、視覚芸術、執筆、詩などのアートワークショップを230人以上の受刑者に提供し、本作の舞台であるシン・シン刑務所を含む10ヶ所の刑務所で活動しています。

アメリカの平均再犯率が60％を超えているのに対し、RTA参加者の再犯率は3％未満です。

本作ではRTAの演劇セッションに参加する収監者たちの様子や心の変化が描かれていきます。

・サインを求める男

この男のことを覚えておくと後でビックリします。
ネタバレの方に記載しておきますね。

MovieWorkerPress試写会

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