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『叛逆のサウンドトラック』に投稿された感想・評価

4.3
今年の10月で閉館するミニシアター"シネスイッチ銀座"
1度行ってみたかったから、銀座でジャズゥ♪くらいの軽い気持ちで観に行った🎷

コンゴ独立後、選挙を経て初の首相となったルムンバ🇨🇩
だけど、コンゴの真の自立を考えてアフリカ合衆国構想に賛同したりしたから、欧米にとって都合の悪いヤツということで、排除対象となる🚮

米国から巨匠ルイ・アームストロングがジャズ交流目的で派遣され、その裏ではCIAエージェントがルムンバ排除に蠢いてるとかスパイ映画ばり

ソ連のフルシチョフが植民地主義はもう止めようと国連で大演説をぶってる姿は、パラレルワールドの出来事かと思った🌌

国連はルムンバ排除の動きを傍観し、おかげさまでルムンバはいなくなり、やがて欧米の意向に沿う独裁者モブツが誕生し、腐敗がはびこり普通の人々は苦しむ

Human Natureはずーっと同じこと繰り返してはんのねーと改めて認識して、心底最低の気分で劇場を後にした🤮
(流れるジャズの数々と、キィキィ音の鳴るイスもノスタルジックな映画館の雰囲気は、とてもよかった!✨️)

Cine Switch Ginza, a mini-theater set to close this October.
I'd always wanted to go there at least once, so I went in with little more on my mind than, "Jazz in Ginza♪" 🎷

After the Congo gained independence, Patrice Lumumba became its first prime minister through the electoral process.🇨🇩
With his vision of genuine independence for the Congo and his support for the idea of a United States of Africa, he was deemed inconvenient for Western interests—and became a target for removal. 🚮

Jazz legend Louis Armstrong was sent from the U.S. to the Congo on a cultural exchange tour, while behind the scenes CIA agents were maneuvering to get rid of Lumumba—straight out of a spy movie.

Watching Soviet leader Nikita Khrushchev deliver a fiery speech at the UN calling for an end to colonialism felt like something from a parallel universe. 🌌

The UN stood by as moves were made to remove Lumumba, and sure enough, Lumumba was gone.
Eventually Mobutu, a dictator aligned with Western interests, came to power, corruption spread, and ordinary people suffered.

Human Nature, huh.
Seems we've just been doing the same things over and over.
I left the theater feeling thoroughly disgusted. 🤮
(The jazz playing throughout was wonderful, though, and the nostalgic theater itself—with its squeaky seats—had a lovely atmosphere. ✨️)
minavo
5.0
ジャズをフューチャーした、コンゴを中心にした戦後の植民地支配からの脱却を描いた現代史ドキュメンタリー。話題になったネタニヤフのドキュメンタリーくらいヤバいインパクトだ。

画面がブルーノートレーベルぽいカラーの2色でジャズのライブシーンが挟まるけど、内容はあんまりジャズ関係ないと思ってたら、ラストにガッツリ絡んで泣けてしまった。

ジャズを共産圏への牽制にアメリカ文化のプロパガンダにしてるのに、アメリカ本国も人種差別する。偽善的だ。

ディジー・ガレスビー、ルイ・アームストロングが、ジャズでアメリカの良さを伝えるアンバサダーとして、アフリカに送り込まれる。映画「ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?」では、本作の後はジャズからロックに置き換えてこの音楽によるプロパガンダを続けていたことがわかる。

映画『ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?』のレビューを書きました! https://filmarks.com/movies/117311/reviews/204436654 #Filmarks #映画

コンゴは1960年に独立するんだけど、そこまでは何観せられてるのかいまいちわかんなくて、ちょっとうとうとしてしまったが、独立してからがおもしろくなるというか、怖くなる。これ、前半は西側メディアの捉え方、独立してから、本質に迫っていくからなんですね。

植民地支配の根底には人種差別がある。国連もむちゃくちゃだ。虐殺のために雇った傭兵が、ハーケンクロイツの紋章をつけてる。西側メディアをみてきた我々には衝撃の内容だと思う。
この映画の原題「クーデターのためのサウンドトラック」Soundtrack to a coup d'Etat と邦題は微妙にニュアンスが違う。
クーデターには武力による権力闘争、宮廷革命、政変といった意味合いが強く、邦題に使われている「叛逆」という言葉が連想させる、民衆蜂起のイメージからは隔たりがあります。

そして本作はやはりクーデターの映画でした。
より正確にはクーデターによって叛逆が潰殺されいく歴史の苦い過程を祝祭的とも言える賑やかで騒々しい作り込みによって描き出したドキュメンタリーです。

最高に面白かった✨️

公平に状況を捉えるつもりなどこの映画の作り手にはない。
判断を観客に委ねるような態度は微塵もない。

帝国主義者、植民地主義者、自国の利益の為に他国を踏みつける連中はみんなくたばってしまえばいいと、この映画は主張している。
もっともな考え方だと私も思います🙂

1950年代後半から1960年代初めにかけての、アフリカ大陸における分離独立運動の中で捲き起こった複雑怪奇で支離滅裂な政治劇をジャズミュージシャンたちの極上の演奏と歌と共に、まさにJazz(てんやわんや)に描き出されていく。

政治と音楽が火花を散らして交錯した時代の産物を目撃させられる映画です。

膨大なフッテージをひとつのコンテキストに収めるために気の遠くなるような、そして洒落っ気に編集が施されている。

映像の色味や登場人物の名前とコメントのフォントに古いレコードジャケットのような統一感のある設計がなされていて、その美しくデザインされた構図を眺めているだけでも飽きません。

しかしまだ30代のフィデル・カストロがカッコよすぎるは仕方ないとして、アメリカへの対立軸としてフルシチョフの肩入れし過ぎのような気もするかな。

監督さんはベルギー🇧🇪の出身らしいですが、ベルギーが嫌いになりそうな映画です(我ながら単純!)
とりあえず今日はワッフル食べるのやめときます。

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